5ちゃんねる ★スマホ版★ ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50  

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

スクールランブルバトルロワイアル 10学期

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/25(日) 00:02:57 ID:ssaitkjn
過去スレ
スクールランブルバトルロワイアル企画スレ
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1154778020/l50
スクールランブルバトルロワイアル1
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1156428111/l50
スクールランブルバトルロワイアル 2学期
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1157296492/l50
スクールランブルバトルロワイアル3
http://sports2.2ch.net/test/read.cgi/entrance2/1157782197/l50
スクールランブルバトルロワイアル4
http://sports2.2ch.net/test/read.cgi/entrance2/1159962219/l50
スクールランブルバトルロワイアル5
http://sports2.2ch.net/test/read.cgi/entrance2/1163107013/l50
スクールランブル・バトルロワイアル 6学期
http://human6.2ch.net/test/read.cgi/subcal/1164901909/l50
スクールランブルバトルロワイアル7
http://human6.2ch.net/test/read.cgi/subcal/1166538877/l50
スクールランブルバトルロワイアル8
http://human6.2ch.net/test/read.cgi/subcal/1168004079/l50
スクールランブルバトルロワイアル9
http://human6.2ch.net/test/read.cgi/subcal/1169837748/l50


仮まとめサイト
http://netabaremk2.fc2web.com/brmain.html


データサイト
スクールランブルスレ@2ch、分校。
http://tenma.web.infoseek.co.jp/

下記のルールを守れない方はこのリレー小説への参加・閲覧をご遠慮下さい。
・モニターの向こうにいるのは同じ人間です。相手を過度に刺激したり傷つけないよう、発言はマイルドに。
・書き手も読み手もお互いを尊重しましょう。どちらもいなければリレー小説は成り立ちません。
・荒らし目的の投稿や発言は完全無視しましょう。また、そういった目的の作品はNGとなります。
・派閥の話は控えましょう。また、他の派閥を攻撃・批判するような発言はやめましょう。
・よそはよそ、うちはうちです。他のパロロワと比べて〜といった意見はやめましょう。
・過去の作品を物理的な矛盾以外で蒸し返すような事はやめましょう。


2 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/25(日) 00:03:39 ID:ssaitkjn
書き手のルール
・まず、まとめサイトの基本ルールを読みましょう。また、予約ルールは必ず守って下さい。
・矛盾がある場合、修正や破棄を求められる場合があります。その場合は応じて下さい。(正・破棄対象の矛盾については作品のルール参照)
・予約がされていた場合、予約されたキャラを後々自分が使うなど言って予約者を混乱させないようにしましょう。
・また、作品投下後に「この展開だと自分の話が書けない」といった文句を言うのはやめましょう。
・自分の気に入らない展開という理由で批判をするのはやめましょう。
・読み手があってこそのリレー小説です。常に読み手がいる事を意識し、投下前に十分推敲して下さい。
・自己リレーは出来るだけ控えましょう。しかし他に書き手がいない場合などはその限りではありません。(自己リレーする時の注意点は投下のルール参照)
 自己リレーかどうかの判断は、以下の例に従って判断して下さい。
 例)自分が書いたキャラAの投下後に別の作者が他のキャラBCDをAの近くに移動させた場合
   →Aを書いた作者がABCDの話を書く:自己リレーに当たらず。
   →BCDを書いた作者がABCDの話を書く:自己リレーに当たる。
 要するに、自分の投下後に他の作者が自分の投下キャラの状況に変化を齎す場合は自己リレーに当たりません。
 逆に、自分が投下して生じた展開に更に連続で他のキャラを絡めた場合は自己リレーとなります。


読み手のルール
・自分が気に入らない展開という理由で書き手を批判するのはやめましょう。
・書き手があってこそのリレー小説です。書き手の創作意欲を削ぐような批判や誹謗・中傷はやめましょう。
・NG・修正要請の必要を感じても発言はマイルドにお願いします。厳しすぎる言葉は作者の創作意欲を削ぎます。
・ルール違反や荒らしでもない作者を追放・批判するような事はやめましょう。


3 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/25(日) 00:05:04 ID:ssaitkjn
参加者名簿一覧 【計43名】 現在7名
○…生存 ●…死亡

男子                                 女子
●1:麻生 広義                          ○1:一条 かれん
●2:石山 広明                          ●2:大塚 舞
●3:今鳥 恭介                          ●3:音篠 冴子
●4:梅津 茂雄                          ●4:城戸 円
●5:岡 樺樹(おかっぱ)                   ●5:鬼怒川 綾乃
●6:烏丸 大路                          ●6:嵯峨野 恵
●7:斉藤 末男                          ○7:沢近 愛理
●8:菅 柳平                           ●8:周防 美琴
●9:田中 一也                          ○9:高野 晶
●10:奈良 健太郎                       ●10:種田 芽衣子(ダメ子)
●11:西本 願司                         ●11:塚本 天満
●12:野呂木 光晴(のっぽ)                ●12:砺波 順子(隣子)
●13:花井 春樹                         ●13:永山 朱鷺
○14:播磨 拳児                         ●14:塀内 羽根子(ハネ子)
●15:冬木 武一                         ○15:三原 梢
●16:坊乃岬 大和(坊主)                  ●16:結城 つむぎ
●17:三沢 伸                           ○17:雪野 美奈
●18:飯合 祐次(メッシュ)                 ●18:寄留野 香織
●19:吉田山 次郎                       ●19:サラ・アディエマス
●20:天王寺 昇                         ○20:塚本 八雲
●21:東郷 雅一                         ●21:ララ・ゴンザレス
●22:ハリー・マッケンジー

【以上22名】                             【以上21名】


4 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/25(日) 00:06:32 ID:ssaitkjn
生存者名簿一覧 【現在7名】 (43名)
男子                                  女子

::○14:播磨 拳児                    ::○1:一条 かれん
                                 ::○7:沢近 愛理
                                 ::○9:高野 晶
                                 ::○15:三原 梢
                                    ::○17:雪野 美奈
                            ::○20:塚本 八雲


【以上1名】                             【以上6名】



5 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/25(日) 00:08:40 ID:ky9AJmTL
>>1

6 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/25(日) 00:18:34 ID:o/ALDxyl
>>4
生存者名簿一覧 【現在7名】 (43名)
男子                                 .女子

○14:播磨 拳児                       .○1:一条 かれん
                                      ○7:沢近 愛理
                                      ○9:高野 晶
                                      ○15:三原 梢
                                      ○17:雪野 美奈
                                      ○20:塚本 八雲


【以上1名】                            .【以上6名】


7 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/25(日) 00:20:52 ID:WS0BEBbE
なんだこの男女比の差は

8 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/25(日) 00:28:26 ID:nfA2GsN5
どう考えてもモブ筆頭雪野が死にやすいだろうなぁ〜〜><
ハラミはメイン話が♭で出てきたし、レベルCモブは卒業だな
そしてこの後1回はピザハラミについての回想シーンがでてくるだろうな

9 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/25(日) 01:19:52 ID:fmTBwsqC
そろそろあいつ死ぬな

10 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/25(日) 03:47:55 ID:8sdIEmmT
禁止エリアで生徒達を固めるようにすると、
リレー小説っぽくなくなるような気がするのだがなんとかばらけさせる手は
ないものだろうか

11 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/25(日) 19:04:52 ID:anmsmKLz
たぶんこの次くらいのレスで完結するんだろうな
ますます目が離せない

12 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/25(日) 19:10:00 ID:Z9cupWiY
完結

13 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/25(日) 20:41:52 ID:pT8r6mHA
うはww

14 : ◆RHLa6nIQ9U :2007/02/25(日) 22:09:47 ID:zPbHIhKu
投下します。

【空も見えない世界で】

15 : ◆RHLa6nIQ9U :2007/02/25(日) 22:10:21 ID:zPbHIhKu

 ガシャン!ガラガラ!――金属がぶつかりあいながら地面にばら撒かれる音がする。
勢いのついたバケツがコロコロと回転したまま草むらへその姿を隠した。
意外と大きい音がしたが、この近くには誰もいないはずなのでさして問題ではない。
一条はひっくり返したリアカーをもう一度立て直す。
「食べものと刃物と……」
 播磨が来る。この島で最後の男子が高野に騙されて自分達に襲い掛かってくるのだ。
こちらには武器があるが油断できない。少なくとも高野も知っているこの付近に留まるのは
危険と判断した二人は、このエリアから離れることを即決した。
播磨がこちらには向かっていないことを確認した後、リアカーを使い離脱の準備を計る。

「ノートパソコンは壊れないように、雪野さんが持ってください。あとこの銃も」
「……うん。でもバッテリーを入れると重そう……」

 この場にある荷物全てを運ぶことはできない。全て積載できたとしても、それだけの力は残っていない。
リアカーにあった日用品はこの場に捨て、日本刀や薙刀、銃器といった明らかに渡してはならない凶器に絞って積み込む。
捨てていく荷物の中にはスコップや鉄パイプ等の鈍器があり危険だが、それらを隠す余力も当然ない。
不安ではあるが刃物と比較すれば仕方のないことに思えた。
地図の道なりに進んだのではすぐ見つかってしまうため、二人は視界を遮ってくれる障害物が多いであろう南の森を目指す。



16 : ◆RHLa6nIQ9U :2007/02/25(日) 22:11:53 ID:zPbHIhKu

「一条さん、どうしたんですか。もっと早く」
「は、はい、ごめんなさい。でも道がでこぼこしてて……薙刀の先がひっかかって」
 雪野の足は不安に押されいつものそれより早い。しかしリアカーを引く一条は思うように進めなかった。
急がなくては、と試みているがいびつな地面がバランスを危ういものにして、暗い視界が辺りの様子をはっきり認識させない。
そして疲弊し注意力の落ちた一条では望むべく結果が得られるはずもなかった。
薙刀か何かがぶつかったのか、時折上から木の葉が舞い落ちる。
リアカーを雪野に支えてもらえば多少改善するだろうが、彼女の手は閉じたノートパソコンとバッテリーが占めている。
パソコンと接続したまま両方ともリュックにしまい込むのは危険であるし、配線を絶った場合元に戻せるかわからない。
そもそも二人のリュックには大量の食料が詰まっているのだ。


「このあたりでいいんじゃないですか?」
 やがて、雪野がしびれをきらす。歩き続けて約一時間。今自分達がどこにいるかもはっきりとしない。
その上速度は並以下と時間と体力の無駄にしか思えない有様だった。腕の疲れも大分溜まっている。
もはや何も喋ることなく、ただ無心にリアカーをひっぱっていた一条は雪野より早くその場に座り込んでいた。
周囲に軽く注意をやるが、少なくともどこからか丸見えということはない。視線を上にやっても星は葉々に閉ざされている。
森の濃密な闇が二人を歓迎している気がいた。



17 : ◆RHLa6nIQ9U :2007/02/25(日) 22:12:51 ID:zPbHIhKu


「ここ、どこ……」
 肩で荒い息をしながらこれからのことを考える。逃げることはできただろうか?
明かりが漏れることは気になるが、使わないわけにもいかない。藪や雑草などで少しでも光が遮られる位置を探して、
雪野は持っていたノートパソコンとバッテリーを地面に降ろし、スイッチを入れた。
ペットボトルを一本空にしていた一条もそれを注視する。

「高野さんと播磨さんが合流してる……!」
「やっぱり……あの人、順子を守れなかっただけじゃなく人殺しに引き込まれたんだ……」
 ノートパソコンで確認した地図には想像通りの結果が記されていた。
自分達のいるF-03とはE-03を挟んでいるため、すぐさま取り乱すようなことにはならない。
結果、二人の播磨と高野への憎悪や不信感だけが高まっていく。
続いてメールの着信があったことを一条が思い出しその確認を行う。

『ごめんなさい、意味が分からない。一体どうなっているの?』

「!っ……この人は!」
 予想していた内容ではあったが、かといって納得できるものでもない。
こちらが危機的状況に見舞われていることをもう少し理解して欲しかった。
高野が騙していたことは前のメールで伝わっているはずなのに。
のんきすぎる相手に対し、雪野は今度こそ理解できるように乱暴に文字を打ち込む。

『雪野です。放送と機能はさっきのとおり。こちらについてわかってないようなのでもう一度。
 高野が順子を殺して烏丸が岡君を殺して一条さんが烏丸と西本君を殺した。高野は嘘がばれて逃げた。
 私を騙して、銃を隠し持っていたくせに。状況は更に悪化して、今度は高野が播磨を騙した。二人の合流も確認。
 二人は皆殺しにしようと動いている。私達は逃げた。一条さんもいるけど、とても不安。
 他の人達にそうしたみたいに、早くこの二人を片付けて』

 延々と打ち込まれる文字を一条は不安げに見ていた。親友の砺波は別として、高野や烏丸まで呼び捨てなのだ。
その意味を推測し、『一条』と自分の名前がタイプされたところで手が止まったのを見て、彼女の緊張は一段と高まった。
そして雪野は何かしら考えたそぶりを見せた後、『さん』を付け足す。
よかった。自分は許されている。その証拠に播磨はそのままだ。
そう思うことで一条は罪の意識から逃れ、正当性を高めていく。
メールの後半部分はやや思い込みが過ぎる気もしたが、今の安堵の前にはどうでもいいことだった。



18 : ◆RHLa6nIQ9U :2007/02/25(日) 22:14:17 ID:zPbHIhKu

「これでまたはぐらかされるようじゃ、この人も本当は望んで殺しをしてると思ったほうがいいですね」
 メールを送信すると同時に雪野が断言する。一条はそれは困ることだが否定するつもりはなかった。
今は八雲を守ってもらう必要があるが、沢近が罰せられるべき人殺しであることは変わらない。
そんな人間をフォローするより、自身のほうが気になっていた。
心も体力も限界を迎えている。今日も幾度か休憩したが、疲労のほうがはるかに大きい。
今もなお播磨と高野の脅威に晒されてそのストレスは確実に体を蝕んでいる。
「雪野さん。移動したし、ノートパソコンがあるから高野さん達が近づいてもわかります。
 だから一人は眠ったらどうかなって思うんですが」
「……こんな状況で?私はいいです。一条さんどうぞ。何かあったら起こしますから」
 どこか棘が感じられる態度ではあったが、それよりも休息をとれる喜びがはるかに勝る。
一条は雪野に礼を言って、少しでも柔らかそうな草地に身を横たわらせた。
耐えていた目の奥がずんと重くなる感覚をそのままに受け入れ、意識を飛ばす。
もう一度今鳥や嵯峨野に会えることを祈りながら。



 肌に触れる空気が一気に冷たさを増した気がした。かいた汗が肌を冷やすせいか体が震える。
定期的にノートパソコンを開き地図をチェックする以外、することがない。
そのため自然と思考は一人の人物に向かう。もう顔も見ることができない砺波順子に。
同じ見張りでも昨日の夜は楽しくお喋りしていればよかったことが、なおさら雪野を感慨に浸らせていた。

(順子、どうして死んじゃったの?傍にいてよ。ここはとても怖くてすごく寒いよ)

 自らを抱擁し体を撫でる。掌、肘、肩……人殺しでもない、嘘吐きでもない心を許せる誰かに支えて欲しい。
両手が鎖骨のあたりをとおりすぎ、やがて首まわりの冷たいそれに触れる。その存在に手が凍りついた。

(嫌……なんでこんなものがあるの)

 そのせいで恐怖に怯え、クラスメイトは狂い、結果として親友は死んだ。
しかも首から上を吹き飛ばされ顔の判別すらつかないという状態で。
改めて高野への憎悪がつのる。今度会ったら何をするかわからない自信すらあった。
手元にある、高野が落としていった銃を使うかもしれない。
だが死の輪から手を離した時、積もった感情は一瞬だけ別の考えにかき消される。


(?……順子の首輪はどうなったんだろう。顔がなくなっちゃったから……あれ?)



19 : ◆RHLa6nIQ9U :2007/02/25(日) 22:15:26 ID:zPbHIhKu

【午後:20〜22時】

【一条かれん】
【現在地:F-03北部】
[状態]:睡眠中。疲労大、極度の精神不安定状態。人殺し、教師達に憎悪。
[道具]:支給品一式(食料5、水1)、東郷のメモ
[行動方針]:1.寝る 2.高野、播磨を警戒。 3.人殺しを罰する。 4.教師達も罰する。
[最終方針]:生きる。何があったとしても。
[備考]:自分なりの正義の下に動く。

【雪野美奈】
【現在地:F-03北部】
[状態]:疲労、極度の精神不安定状態。高野への依存と憎悪が入り乱れる。播磨に怒り。
[道具]:支給品一式(食料6、水1)、シグ・ザウエルP226(AT拳銃/残弾15発)
     雑誌(週刊少年ジンガマ)、パソコン(フラッシュメモリ、バッテリー付き)
[行動方針] :放送、接近等何か変化があるまで様子見。誰かが近づいてきたら一条を起こす

【共通:盗聴器に気付いています。】

※薙刀、日本刀、ドラグノフ狙撃銃/弾数9発、ショットガン(スパス15)/弾数:4発、工具セット(バール、木槌、他数種類の基本的な工具あり) はリアカーにあります。
 リアカーは一条・雪野の傍にあります。
 リアカーにあった雑貨品(スコップ、バケツ、その他使えそうな物)とブラックジャック(岡の靴下でつくられた鈍器。脳震盪と嗅覚破壊のダブルパンチ)
 はE-03南部に放置してあります。



20 : ◆RHLa6nIQ9U :2007/02/25(日) 22:17:28 ID:zPbHIhKu
以上です。短くてすいません。

リアカーとか砺波の首輪とか、間違った認識をしていたらすいません

21 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/25(日) 22:21:04 ID:pT8r6mHA
乙です。

22 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/25(日) 23:15:59 ID:UrZYNfKn
乙! 
雪野たちは高野と播磨を危険だと考えてるのに対し、沢近(八雲も?)は二人とも信じてるのか。
面白いことになってきそうだな。






23 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/25(日) 23:32:45 ID:p0glDOKf
乙です、一条もそろそろ限界か……。
最後の雪野のモノローグは砺波の首輪番号はまだ調べていなかったという意味でしょうか?

24 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/25(日) 23:43:53 ID:a1qp704C
乙!
>>23
首輪を首から取り外せるかもって事じゃないの?

25 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/26(月) 00:33:37 ID:ar6Jzb1+
え、隣子(烏丸もか?)の首輪番号ってまだ調べてなかったっけ?
開幕の後、どっかに描写があったような気がする
あと首輪って取り外そうものなら爆発するんじゃないの?

26 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/26(月) 00:37:44 ID:ftrrtT+C
無理やり外そうとして力加えるから爆発するんだろ
頭が無ければ首からスポンて抜けるさ
首輪に触らなくたって体を逆さ吊りにすれば抜けて落ちるだろうよ

27 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/26(月) 00:40:13 ID:syOItg1Y
>>20
Gj!!
続き楽しみだなぁ。沢近は前回の教訓?を生かして播磨を信じられるかだよな。てか場所的に3グループで次に接触がありそうなのってどことどこだ?

28 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/26(月) 00:40:52 ID:VOwO+7nx
でも頭が完全に吹き飛んだとは思えないから
首輪狙いだとすると雪野が砺波の首を切る事になると思う。
むしろ既に切れ目の入った岡の方が楽なんじゃないか。

29 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/26(月) 01:04:11 ID:RhfPeGqK
>>28
岡の場合、首を切られたとは言っても、首チョンパまではしてなさそう(頚静脈or動脈切断ぐらいか?)
頚骨と頭部が繋がったままなら、いくら切れ目が入ってても頭を外すのは難しいんじゃないか?

隣子の場合だと、アゴが残ってるかどうかで決まる。
アゴが残ってるならそこでつっかえるから外すのは難しくなるけど、残ってないなら楽に外せるはず。

その場合、頭部の損傷具合に関してアゴの有無まで触れたような描写はなかったと思うから、
書き手さん次第でどうとでもなるんじゃないかな。

30 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/26(月) 01:11:02 ID:VOwO+7nx
まあ、でも雪野が思ったのは親友の首輪をせめて外したい、と思った程度かもしれないし
あまり気にする必要もないか。
今はそのために動くとも思えないし。

31 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/26(月) 02:29:43 ID:eMgJCmHZ
GJ!

なんていうか…
雪野uzeeeeeeeeee!
人殺しは悪だといっといて、人に殺させようとすんのかw

32 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/26(月) 02:52:30 ID:RKH41/sC
岡の遺品が捨てられた・゚・(ノД`)・゚・

33 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/26(月) 02:59:16 ID:PwQcrsk8
逆に考えるんだ
姐さん取得フラグキター、と

34 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/26(月) 03:34:06 ID:u3LvV7gf
前スレ埋めようぜ

35 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/26(月) 07:38:12 ID:DYP7ZzMm
ところで播磨と高野の話はどうなったんだ……?
この二人さえ解決すれば次の放送へいけるから放送SSも募集開始したほうがいいな

36 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/26(月) 07:44:54 ID:yA4wqjZC
>◆KDV30/X2ug :2007/02/23(金) 23:44:01 ID:/bfirO+Z
>播磨くんと高野さんを予約します。ただ用事が出来るかも知れないので最低でも日曜日には報告します。

まぁ日曜に連絡はなかったけど、締め切りは今日の23:44だから。

37 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/26(月) 07:46:33 ID:yA4wqjZC
ってか忘れてた。

>>20
GJです。
うわあドンドン一条と雪野が怖い子になってきてる。

38 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/26(月) 10:09:56 ID:36Rknl08
ところでオカッパの鎖鎌と西本のチェーンソーはどうなったんだ?

39 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/26(月) 10:24:31 ID:xmT286Tf
「開演」で二人が死んでからずっと消えてるな。毒草もついでに。
死者を弔ったらしい「人殺し達の共演」でも扱いがわからん。
烏丸の原稿は死体の傍にあったし、全部回収したわけではないのか?どうなってんだ

RH氏にまとめて決めてもらう?

40 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/26(月) 10:52:42 ID:7LBvs67o
食料の中に毒よもぎパンが紛れ込んでないか……
それが心配でwktkだ

41 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/26(月) 16:11:08 ID:+XXDtJTx
正直一条大好きの俺にはこの先の展開が不安でしょうがない(なんか発狂しそうで)
案外序盤で清いまま消えてほしかったかもw

42 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/26(月) 18:12:50 ID:VOwO+7nx
教師達を含めてまだ1〜2話書けるだけの時間が残っているから放送はまだ早いんじゃない?

43 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/26(月) 18:43:16 ID:xmT286Tf
高野播磨:あと1話必要だが予約中
雪野一条:播磨達と出会うとしても放送をはさむので放送後でいい
沢近ハラミ八雲:ぐっすりお休み中、八雲がわざわざ起こす必要もない

放送SS募集してまとめにあげるくらいいいんじゃ?金曜の夜に解禁が望ましい

44 : ◆KDV30/X2ug :2007/02/26(月) 18:46:49 ID:fN+qzRPN
予約延長します

45 : ◆X7WwwzkoUU :2007/02/26(月) 20:41:47 ID:yA4wqjZC
予約。
谷・姉ヶ崎・加藤・郡山。

46 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/26(月) 22:03:01 ID:tIe1EIW1
>>19
乙!何気にゆきのんは沢近達に核の炎を放ったなw
播磨を密かに疑うハラミもいるし、高野や播磨の事を知って沢近や八雲もどう動くか…
色々楽しみだ。

47 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/26(月) 23:46:41 ID:QG2YnipO
>>44>>45
奇態

48 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/27(火) 00:28:41 ID:JMce+4iK
交流所でスクロワの話題が出てるけど奈良の扱いに対する意見が多い。
やっぱり奈良はマーダー道を突っ走って三原、八雲とぶつけるのが良かったのかな。
超進化と言われて期待していた人が随分と多かったみたいだし。

49 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/27(火) 00:32:38 ID:GPx/6ZYo
三原が殺されそうになって八雲が逆ギレ、奈良殺害というストーリーなら考えてた
向かった先が無人の灯台じゃなければなあ

交流所でスクロワのいい点が挙げられてたし、改めてこっちでも
長所を挙げて欲しい

50 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/27(火) 00:37:39 ID:ofCik1d/
普通にSSの質は良いと思う。
まとめサイトも面白いし。
あと、書き手間で対立してるとこもあるらしいが、そういうのが無いのも良い。

51 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/27(火) 00:39:57 ID:JMce+4iK
でも奈良が禁止エリアに突っ込まなければ教師達との接触が十分有り得た訳なのだから
「羽」であっさり死んだのは早かったかも。
数時間にわたって怯えつづけていたところに教師の車がやって来る、というシーンを想像してしまう。

52 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/27(火) 01:40:12 ID:bbw8OUGu
今更だが、奈良の退場は返す返すも残念でならない
もし彼がまだ生き残っていたならば播磨との対峙もありえない話ではないと思ったんだけど・・・ホント、勿体ない事してくれたよ

53 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/27(火) 02:01:22 ID:nxhLsyuv
次回放送後は死亡キャラ出るだろうか?
ようやく反主催がぽつぽうつと出てきたし、24時間ルールもあるし
しばらく死者なし?それもロワっぽくないか

54 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/27(火) 15:40:43 ID:rJQ/HH/v
いや、雪野とか危ない

55 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/27(火) 18:33:04 ID:Z5k5Fw4z
播磨が死んだら、島が女の園になってしまう。

56 :1 ◆PhRNUx7oBQ :2007/02/27(火) 18:41:52 ID:DMoB//1/
時間が取れたので遅れていた分は更新しました。特に予約状況は随分更新が遅れてしまい、申し訳ありません。
また、少し早いかも知れませんが、放送SSも募集をかけてみました。
実際には>>45氏の投下後に募集という形になりますが、
その時(投下後)に私の方が時間が取れそうにないので、現在そのように表記しています。
更新が遅れてご迷惑をおかけしていますが、皆様のご理解とご協力をお願いします。

57 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/27(火) 18:50:07 ID:JMce+4iK
>>56
1さん乙です。
お忙しいとは存じますが毎回感謝しております。
お体にも気をつけてください。

58 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/27(火) 19:47:58 ID:2xkPECUP
>>56
これからは終盤で投下も落ち着いてきますでしょうし
本当に一月に一度程度の更新でも平気だと思いますよ

個人的にここまで来て急ぎ足になってgdgdになるのは多分に勿体無い気がします
なのであまりに早く進ませすぎるのは避けるべきじゃないでしょうか

59 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/27(火) 22:50:09 ID:/5CFHKJl
携帯電話とパソコンのメールだけど、メールサーバーは管理側に
あるだろうからそこで止めるとか
わざと違うメール送って混乱させるとかそういうのはあり?
ゲームの妨害ってことでNG?
次の沢近が起きたらまず首輪だろう

60 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/27(火) 23:33:26 ID:/841DG3j
SSの出来と内容によるかと

61 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/28(水) 17:48:35 ID:yKEaSNMO
ところで3日という制限時間の期限はロワの時間で翌日の12時ではなく翌々日の12時が正しいの?

62 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/28(水) 19:20:28 ID:yxjre1Ir
YES.

63 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/28(水) 22:11:03 ID:uE2CQKQb
明日こそ投下あるといいな。
予約期間守る書き手がX7氏くらいであり、終盤戦ということを考慮すれば
もうちょっと長くてもいいんじゃないかなあ

64 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/28(水) 22:20:14 ID:/f1VxG2H
>>63
だいたい分かるんだが……

何 が 長 く て も い い っ て ?

65 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/28(水) 22:25:22 ID:N3j95kaz
そりゃアレだろ。

66 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/28(水) 22:26:20 ID:yxjre1Ir
>>63
>予約:書きたいキャラを指名し、トリップを付けて宣言する。後日作品を投下する際はトリップを付ける。
>期限は72時間。それを過ぎても何の意思表示も無ければキャンセル扱いとなります。
>ここで言う予約とは話が完成していてあとはプロットするだけの段階で行うものです。
>もし期限に間に合わない場合、必ずキャンセルかいつまでに投下できるかという意思表示をお願いします。

もう一度、
>ここで言う予約とは話が完成していてあとはプロットするだけの段階で行うものです。
に注目しような。
予約っていうのは、キャラを握っておくためにあるのではないってこった。
年末進行の主力陣総力戦の時に主力書き手達が見せた、本気の筆の速さを考えたら、三日以上にする必要性はなんも感じんけど。
RH氏なんか、予約すらしない余裕っぷりだし。

67 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/28(水) 22:46:27 ID:uE2CQKQb
年末はそりゃ忙しい人と暇な人にわかれるから場合によっては予約投下ラッシュになるだろう。年末と常時を一緒にするのはどうかと。

色んな書き手の作品を読みたいし、遅い人のためにももうちょっと伸ばしたらどうかと思うんだ。
あと言っちゃ悪いがRH氏のようなつなぎの話は楽。バトルやストーリーの確信にせまるような話にすると
それなりに時間が必要

68 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/28(水) 22:58:33 ID:Z31DGKMD
ゆっくり練ってほしいのには同意だが、ある程度出来上がってから予約しろよとは思うな
予約して期限に終われないと筆が進まないって書き手は予約期限伸ばしてもたいして効果ないだろうし、それ以外の書き手はある程度目処が立ってから予約して下さいって話だし
期限延長は別に必要なくね?

69 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/28(水) 23:04:33 ID:5LFys/fX
>>67
年末年始はそりゃ常時とは違うけどね。
あの時は一日で一作書くようなスピードだったから、ってことでしょ。
実際、正月に書き手に意見求めたときも期限増やしたいってのは一人しかいなかったし。

バトルだろうと繋ぎだろうとなんだろうと、かかる時間が違うというのは絶対的ではない。
それは書き手の得意分野による相対的なものだ。実際、cx氏はバトルものでも筆が早かった。
RH氏の作品は心理描写が細かく、人間関係をうまく絡ませているから心理描写が苦手な人がマネしようと思ったらもっと時間かかる。
遅筆の人は、遅筆なりに三日でかける段階にまでしてから予約してくれとしか言いようがない。
予約はキャラを握るために使うものではないのだよ。
三日でかけると確信した段階でするものなんだよ。

>>68
延長ってのは、万が一体調崩したり急用できたりした人向けの制度。

70 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/28(水) 23:08:47 ID:KJfKv5a8
期限を延ばしたいとは少し思ってるけど
一日増えただけじゃあんまり変わらない気がする俺がいる

71 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/28(水) 23:09:36 ID:vjjm1vo/
予約ってのは、マリオにおけるスターのようなもの。

効果時間が短くてクリアできないって泣き言言っても、
任天堂は対応してくれないからな!

72 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/01(木) 07:35:28 ID:bVRvykHI
投下を待とう。
ただ高野らの話が来ないと放送へいけないんだよな

73 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/01(木) 07:39:10 ID:ZoaFQQSZ
それ以前に他にも話を書きたいという人がいる可能性があるし

74 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/01(木) 20:17:48 ID:6tP9aMXh
明日の今頃には投下きてるといいが……
播磨と高野は別の人が予約してもいい気がする

75 : ◆X7WwwzkoUU :2007/03/01(木) 20:39:45 ID:F4InVKYm
教師の話を投下しますよ。

題名は投下終った後に出します。

76 : ◆X7WwwzkoUU :2007/03/01(木) 20:40:43 ID:F4InVKYm
 谷は憂鬱であった。もちろん、気分が滅入っているのは昨日の昼からずっとであるのだが、ここ数時間でさらに増えた頭痛の種の数は尋常なものではない。
 管理室では、相変わらずの作業が相変わらずのやり方で繰り返されている。
 今現在この島で生き残っている生徒数は、僅か六名。そして集団にして三つ。
 夜になり、休息をとる者もでてきているこの状況では、谷は監視自体を意味のない酷く退屈な作業の様に思っていた。そしてその思いは、事実となんら矛盾してはいなかった。
 そもそも最初から、この作業を自分達の手でする必要もないのだ。
 盗聴機の監視は各生徒に一人の兵士らしき人員があたっていて、不穏な動きがあった場合逐一報告されるのだから。
 そう、人員は十分に足りている。自分達教師がこんな殺し合いを運営する必要性すら本当ならないはずなのに。
 何故か教師六人が管理の責任者として任命され、この悪趣味な企画を思いついた黒幕と下っぱ兵士の中継役をおおせつかっている。
 なんでわざわざこんな面倒なことを、と思いつつ谷は大きくため息をついた。
 まるで嫌がらせか何かとしか思えない役回りに、そろそろ嫌気がさしてくる。いや、そうではない。嫌気がさしていたのは、初めてこの殺し合いの開幕を知ったその日からずっとであった。
 単調な作業に集中できるわけもなく、谷は手元の食玩を弄んでいたが、その横で加藤と郡山は何かにとりつかれた様にヘッドフォンからの音に集中している。
 先程、パソコンとメモリを『なんとかする』任務から逃げ出してきた二人。
 刑部と笹倉が無理矢理任務を交換したのだ、と言っていたが戻ってきた時の安堵の表情は彼らの弱さをよく表せていたように思えた。
 ……もっとも、弱さという点では自分も大して変わらないのだけれど。
 そんな自嘲の言葉が頭を過ぎり、谷は自らの力の無さを改めて再確認する。自分が生徒達の為にしてやれることは、何も無い。
 もし何かしてやれることがあったなら、今ここに自分はいないだろう。彼らを救うことなど、自分には不可能だと谷は悟っていた。
 だからこそ、彼は違う道を選ぶことを苦心の末決めたのだ。
 管理室に残る最後の一人――姉ヶ崎の方を、ふと見る。
 彼女は、何故か立ち上がっていた。ヘッドフォンを外し、島全域の地図からも目を離して。
 その視線はどこへ向かっているのか、谷には判断がつかなかった。
 何も見ず、まるで過去の出来事を思い出そうと虚空を見つめているような、そんな遠くへと向かう視線。
 谷が彼女の意図を掴めずただぼんやりとしていると、姉ヶ崎がゆっくりその口を開いた。
「少し、席を外してよろしいですか?」

77 : ◆X7WwwzkoUU :2007/03/01(木) 20:42:07 ID:F4InVKYm
 休憩は、先程済んだはずだ。これは先程までは元気に見えた姉ヶ崎が、管理室の空気に再び耐えられなくなったということだろうか。
 無理もないことだった。思えばこの殺し合いについて、最も抵抗を見せたのは姉ヶ崎だろう。
 無論、その他の人も腹に何かを隠し持っているということも考えられなくは無かったが、表に出す行動という点で見ればやはり姉ヶ崎が一番であったと谷は思っていた。
 そんな姉ヶ崎からすれば、残りが十人をきってしまった今の状況は辛いだろう。昨日から気丈に振舞い続けてきたことに、無理が生じてきたのかもしれない。
 しかしそんな個人の気分を考慮してくれるほど、今のこの状況は甘いものではなかった。姉ヶ崎の言葉に一瞬、管理室の中の空気が凍りつく。
「姉ヶ崎先生。勝手な行動は……」
 郡山が立ち上がり、明らかに不満そうな顔をして抗議した。
 彼の主張も分からなくはなかった。ただ、少なくとも現状では各人が勝手な行動をとっても何の支障もない。
 刑部と笹倉が、その最たる例だ。そんな中でいまだ規律ある行動を要求するのは、教師という立場上の悪い性なのだろう。
 姉ヶ崎に助け船をだすため立ち上がろうとした谷だったが、思いもよらぬ声にその行動を抑えられる。
「いいんじゃないですか? フラッシュメモリについては刑部先生と笹倉先生に任せればよいですし、もう生徒の数も残り少ないですから、盗聴機にもあまり人手はいりません」
「加藤先生? アンタまでそんなこと……」
 谷にとっては、郡山に比べよっぽど規律に厳しいと思っていた加藤からそんな言葉が出たことが意外だった。
 目の前で行っている不思議な状況を、ただただ黙って見つめる。
 姉ヶ崎は座ったまま顔だけを加藤へ向けていた。
「ただし、次の放送までには戻ってきてくださいよ。今度はアナタの番なんですから」
 加藤はモニターを見つめたまま、淡々とした口調でそう言い放つ。
「ありがとうございます。それじゃ、ちょっとだけ失礼しますね」
 対する姉ヶ崎も、全く表情を変えぬままただ事務的な返答をする。そしてそのまま立ち上がり、ゆっくりと歩いて部屋の外へと消えていった。
 遠ざかっていく足音が段々と聞こえなくなり、管理室にはまた奇妙な静寂が戻った。
 しかしそれもすぐにまた崩れることになる。今度それを崩したのは、他でもない谷自身であった。

78 : ◆X7WwwzkoUU :2007/03/01(木) 20:43:17 ID:F4InVKYm
「……いいんですか?」
 加藤を咎めるわけではなく、加藤の真意を確認する為の谷の言葉。
 それには答えずに、加藤は手元のキーボードを操作しモニターの画面を監視用のそれから別のものに切り替える。
 そのモニターを覗き込みながら、郡山が加藤に尋ねた。
「それは?」
「パソコン追加機能毎に流れる例の映像です。もしかしたら、何か情報が隠されているのではないかと思いましてね」
 加藤はやはり郡山の顔を見ることは無く画面を見据えたまま返事をする。
 谷も立ち上がり、加藤の正面にあるモニターを覗きこむ。
 映っているのは、やはり姉ヶ崎だった。
 盗聴器の存在が城戸にバレた一件で教師全員で確認した映像とは、微妙な立ち位置やアングルが変わっているところを見る限り違う映像のようだな、と谷は姉ヶ崎の魅力的な胸元を見つめながらふと思ったが、
 すぐに頭から雑念を振り払い、加藤を睨み付けながら一言だけ口にした。
「それで……そんな理由で、姉ヶ崎先生を追い出したんですか」
 しかし加藤は動じない。谷の顔に視線を向けることなく、冷ややかな口調のまま簡潔に事実のみを応える。
「追い出したとは人聞きの悪い。席を外したいと言ったのは姉ヶ崎先生ですよ」
 間違ってはいない。むしろ谷の言い分よりも加藤の台詞の方がより事実に近いものであることは明白であった。
 そうだとわかってはいても、谷の腹の中で渦巻く何かは簡単には治まらない。
 隠れてコソコソと、姉ヶ崎を貶めるようなマネをして。そんなことは卑怯者がすることだ。
 彼女が何か情報を漏らした何てことはあるはずが無いのだ。
 パソコンの映像での台詞にしろ、データにしろ、すべては用意されたものを使っている。以前、姉ヶ崎に台本を見せてもらったことのある谷にはそれはわかっていた。
 もちろん、加藤だってそれは知っているはずである。
 それなのにまだ映像にこだわるということは、どういうことなのか。小さなミスを見つけ出し、そのことでまたネチネチと意地の悪い追求でもしようというのだろうか。
 想像して、谷は加藤という人物がますます嫌な者に思えた。もともとそんなに好きではなかった人だが、この一日でさらに嫌悪感が増したような気がしていた。
「……僕も、席を外させてもらいます」
 これ以上、同じ空間にいること自体が耐え難い。そうして、谷は加藤とは逆の方へと身体をむけ、そして姉ヶ崎が出て行ったのと同じ方向へと進んでいった。
「なんじゃあ、谷先生っ……!」
 郡山が慌てて自分を呼び止めようとしているのが聞こえたが、谷は足を止めなかった。
 谷は郡山のことも嫌になっていた。なぜだろうか。彼の自分のことしか考えていないような人だからだろうか。

79 : ◆X7WwwzkoUU :2007/03/01(木) 20:44:22 ID:F4InVKYm
 そんなことをぼんやりと考えながら進む谷の背後から、冷たい加藤の声が響く。
「構いませんよ。こんな作業、一人でもできますから」
 これから加藤がおそらく自己満足の為に行うであろう作業が、何時終るのか。
 谷はとにかくそれの終わりが早く訪れればいいと思いながら、後ろ手で管理室のドアを閉めた。

   ※   ※   ※   ※   ※

 もともとが小学校である建物を使っている手前、空き教室は腐るほどある。
 無論わけのわからない装置やら何やらで埋まっている教室もいくつかあるにはあるが、それでも大量の教室が空き部屋になっているのには変わらない。
 谷は、そんな学校の廊下を独り歩いていた。
 電気は通っているはずなのだが、廊下の電気は消えたままだ。
 まさか節電ではあるまい。そんなエコな精神の持ち主がこの殺し合いを主催しているのなら、それはもう滑稽を通り越して悪趣味な冗談の類だ。
 必要がないということなのだろう。兵士達は各々の作業を各々の部屋で行い、連絡は全てパソコンで行える。
 そんな状況が今の谷にとってはありがたかった。廊下には、一人の兵士の姿も見えない。
 谷は姉ヶ崎を探していた。まさか学校の外には出ないであろうから、空き教室のどこかにいるはずである。
 一階にはいなかった。この建物は二階建てだから、いるとするなら二階の空き教室のどこかであろう。
 階段を上り右に曲がり、突き当りをさらに曲がる。
 目の前に、灯りが漏れる一つの部屋があった。
 管理用の部屋は、機材関係が必須の為に全て一階に設置してある。ということは、この部屋はそういった目的の為に使われているのではない。
 だとしたら、答えは一つである。その部屋に姉ヶ崎がいる。
 谷は思い立つと同時にその手を戸の取手にかけ、「姉ヶ崎先生?」と呼びかけながらその戸を引いた。
 谷の勘は正しかった。目の前には、姉ヶ崎がいた。
 ……ただし、驚きの表情で谷を見つめ、ブラしかしていない上半身を白衣で隠す姉ヶ崎が。

80 : ◆X7WwwzkoUU :2007/03/01(木) 20:45:22 ID:F4InVKYm
「す、す、す、すみませんっ!」
 慌てて扉を閉めようとしてはずみで指を挟み、痛がっていても戸は閉まらないのでもう一方の手で何とか作業を完遂させる。
 頭の中が真っ白だった。ブラの色は白じゃなく黒だった気がするっていやそうではなくて。
 谷は自らの無実を訴えようと、覗きがバレた中学生級の言い訳をとりあえず思いつく限り口に出した。
「いえあの、わざとではないんです。姉ヶ崎先生を探しに来たってのはそうなんですけど。
 部屋から光が漏れていたのでもしかしたらいるかな、と思って戸を開けた次第でして。
 まさか、その、着替えの最中だとは思ってもみなくて……」
 言っているうちにそのあまりの言い訳くささに自分でも狼狽しつつ、内からの返答を待つ。
 しかし姉ヶ崎の声は無かった。衣擦れの音だけが少しだけ漏れてくる。
「姉ヶ崎先生?」
 耐えられず、もう一度彼女の名を呼びかける。
「……何か、用ですか?」
 その声に含まれているのが怒気ではなく、谷は少しだけ安心した。
「いや、特に用があるというわけでは……」
 安心して、そしてまた僅かだが不安になった。
 姉ヶ崎の声に力が無い。自分が覗いてしまったことがそんなにショックだったわけではないだろう。
 やはり、管理室での態度は単なる空元気だったのだろうか。
 そんなことを考えていると、自然と口が動いた。
「……正直言いますと、ちょっと心配で来てしまったんです。昨日から姉ヶ崎先生、ずっと元気なさそうでしたから」
 加藤と映像のことはふせたままで、素直な気持ちを打ち明ける。
 彼女の表情の硬さに気付いたのは、谷が彼女のことをずっと見ていたからだ。
 この島に向かう途中で彼女が下唇を噛み何かに耐えているところも、パソコンの映像のことで追及された際に笑顔が消えていたところも。
 姉ヶ崎はこの島に来てから明らかに変わってしまった。
 いつもの底抜けの明るさはわざとらしいものに変わり、笑顔の回数も減っている。
 なにより、いつものマイペースさが見られない。これでは、まるで姉ヶ崎ではない誰か別人のようだ。
「まぁこんな状況で、元気でいろというほうが無理な話なのかもしれませんが」

81 : ◆X7WwwzkoUU :2007/03/01(木) 20:46:25 ID:F4InVKYm
 冗談めかしてそう付け足したが、部屋の中から返事は聞こえない。
 いまだに衣擦れの音は続いているから、それが終るのを待つべきか?
 そんな考えが頭を過ぎるが、熟考する前にすでに口は動いていた。
「余計なお世話でしたか?」
「……いえ、ありがとうございます」
 ようやくの返答。谷はひとまずほっと胸を撫で下ろす。
 衣擦れの音は、それから数秒で止まった。
 谷は戸に背を預ける格好で座っていたが、戸一枚隔てた部屋の中で姉ヶ崎が動いている気配のみは感じられた。
 いけないこととは思いつつ、先程の偶発的御対面を思い出し、そしてちょっとの違和感にその場で気がついた。
 姉ヶ崎の肩にくっきりとついていた、青いアザ。
 綺麗な柔肌に不釣合いな模様の存在を、谷は記憶の中で改めて確認する。
「そのアザ、大丈夫ですか?」
「え? あぁ、これですか。大丈夫ですよ。見た目が派手なだけですから」
「あの時についた傷ですよね」
「……はい。そうです」
 しばらくの沈黙が、お互いの間に流れる。
 姉ヶ崎のアザは、谷ら教師達の前に初めて今回の殺し合いを計画した者からの使者が現れそれに姉ヶ崎が抵抗した時、相手方から突き飛ばされた際にできたアザであった。
 それはきっと、教師としての証なのだろうと谷は思う。
 無傷の自分はやはり教師失格なのだろうかとも思ったが、すぐに思い直し、自らの図々しさに嘲笑がこみあげてきた。
 そもそも傷の有無に関わらず、彼は自分が教師失格なのだということを忘れるところだったのだから。
 谷は改めて、背後に姉ヶ崎を感じる。
 姉ヶ崎とは、一体どのような人物なのか。谷の頭に、ふとそんな問いが浮かんだ。
 思えば彼女はどこか掴めなくて、自分は姉ヶ崎について多くを知ってはいなかった。
 谷は彼女の今を知ってはいたが、過去については何も知らない。
 元来、他人を詮索するのが好きなほうではない谷だったが、今は何となく聞いてみたい気分になっていた。
 そんなことをしても、自分と姉ヶ崎の距離が縮まるわけはないと理解はしているのだが。

82 : ◆X7WwwzkoUU :2007/03/01(木) 20:47:48 ID:F4InVKYm
「姉ヶ崎先生は、どうして保健室の先生になろうと思ったんですか?」
 すぐには返事はなかった。やはり質問自体が唐突すぎたのかもしれない。
 後悔しても時間は戻らぬもので、谷はただ部屋の中から姉ヶ崎の声が聞こえるのは今か今かと待ち構えていた。
 三十秒ほど待っていただろうか。姉ヶ崎の返事は、答えではなく質問だった。
「谷先生は、どうして高校の教師に?」
「僕、ですか?」
 そういえば、自分が姉ヶ崎のことを知らないのと同じくらい姉ヶ崎も自分の事を知らないのだと、至極当然のことを谷は再確認する。
 確かに、人に尋ねる前に自分のことを話すのが礼儀というものだろう。自分の話など聞いても面白くはないだろうなどと思いつつ、谷は語り始めた。
「僕は、単純な話ですよ。ほら、熱血教師ものドラマって、ちょうど僕らの世代でブームになったでしょう。最初はそんな単純な理由で教師を目指していたんですが、理想が潰えるのは早いもので」
 大学に入り、すぐにドラマみたいな熱血教師なんてどこにもいないのだということに気付いた。
 けれどそこから違う進路を改めて探すわけにもいかなくて。
「熱血はムリでも、普通の教師にはなれますから。それもそれでアリかななんて思いまして。『先生』って呼ばれるのも、夢の一つだったんですよ」
 実際、初めて本当の先生として教壇に立ち、生徒に先生と呼ばれた時の感動は、なかなか言い表し難いほど大きなものだったと谷は記憶している。
 張り切り過ぎて自己紹介の時に自分の名前の綴りを間違えたことも、いい思い出として今でもしっかりと覚えている。
 あの当時は自身に気力が満ちていて、生徒のためにはなんでもできそうな――それこそ、実力は伴わないにせよ気持ちだけはドラマの熱血教師の様に強く保っているつもりだった。
 しかし月日が経ち、歳をくうにつれてだんだんとそんな気概はなりを潜めていった。
 そして極めつけが今の状態だ。
「……でも、もう駄目ですね。僕、矢神に帰ったら教師辞めます。
 僕は教師を続けるには、子供達を裏切り過ぎてしまいましたから」
 良く言えば良心の呵責とでも言えるのだろうが、つまるところそれは逃避だ。
 教え子が理不尽な死をとげる場面を見続けることしかできない谷には、もうこれ以上教師であることは苦痛以外の何物でもない。

83 : ◆X7WwwzkoUU :2007/03/01(木) 20:49:31 ID:F4InVKYm
「大丈夫ですよ。たとえ教師を辞めたとしても、男一人ならどうとでも生きていけますから」
 いざとなれば、工事現場で働くでも交通整理のバイトでも何でもやればいい。
 ただ一つ心残りなのは、矢神高校を辞めてしまえばもう姉ヶ崎と会う機会もないということ。
 残念ではあるが、それもしょうがない。元々、例え近くにいたとしても手の届かない高嶺の花だったのだから。
 それはそうと、先程から姉ヶ崎の声が全く聞こえていないことに谷は気付いた。
 自分が話をしてばかりで、姉ヶ崎の相槌さえ谷には聞くことができていなかった。
「先生?」
 返事がない。けれど戸一枚隔てたすぐそこに、彼女の気配だけはしっかりと感じられる。
 妙だなと思い、谷が立ち上がろうとして戸から背中を離した瞬間、ガラッという音とともに今まで寄りかかっていた戸が姉ヶ崎によって開かれた。
 そしてその音に反応した谷は急いで振り返ろうとして――しかし振り返らなかった。
 何故なら谷の背後には姉ヶ崎が、まるで抱きつくように擦り寄っていたのだから。
「あ、あ、姉ヶ崎先生っ!? どうなさったんですかいきなり?」
 姉ヶ崎のよい香りと、柔らかい感触に理性を失いそうになりつつも、谷は必死で平常心を装い紳士的な態度で問いかけようと努力する。
 谷の問いに対し、姉ヶ崎は言葉で答えない。
 彼女の言葉に代わり谷に答えを返したのは、谷の首筋に落ちた彼女の涙の雫であった。
「姉ヶ崎先生……」
「どうして、こんなことになってしまったんでしょうか」
 そんな問いに答えられるはずも無く、谷は黙って彼女の言葉を聞くしかなかった。
「私は、もしも運命というものが神様によって決められるなら、彼を恨みます」
 それは自分も同じ事。谷はそう言いかけて、しかし口を噤んだ。
 姉ヶ崎は確かに、運命のいたずらでこんな辛い思いをしているのだろう。
 彼女は悪いわけではない。彼女は他に選択肢が無かったからこそ、今ここにいるのだ。
 それでは自分はどうなのか? 
 確かに、自分の教え子が殺し合いの参加者に選ばれたというのは自分ではどうしようもできないことだ。その点では自分は一向に悪くない。
 しかし、その後の立場が問題なのだ。
「先生は悪くありません。先生は、決して……」
 姉ヶ崎は悪くない。そう、それは正しい。

84 : ◆X7WwwzkoUU :2007/03/01(木) 20:52:03 ID:F4InVKYm
 けれども自分は悪なのだろう。
 『黒幕に反抗的な姉ヶ崎を生かしたくば、他の教師を監視する裏切り者となれ』という提案に従い、
 教え子を救おうとしている教師の中の誰かを貶めようとしている自分は、悪以外の何者でもない。
 だが、それでもいいと思った。
 悪でもなんでもいい。今自分の背中で泣いているか弱い女性を護ることができれば、善悪の定義なんか糞喰らえ、といったところだろう。
 谷は改めて決意する。
 教師失格の烙印を押されようと大切な一人を護るために、
 生徒達の殺し合いを順調に行わせるという、非情な使命の全うを。

85 : ◆X7WwwzkoUU :2007/03/01(木) 20:54:43 ID:F4InVKYm
【午後22〜24時】

【姉ヶ崎妙】
【現在位置:D-06】
[状態]:精神的疲労
[道具]:自動式拳銃(H&K USP)/弾数 16発、9mmパラベラム弾15発入りダブルカラムマガジン1つ
[行動方針]:不明
[備考]:なし

【加藤】
【現在位置:D-06】
[状態]:精神的疲労。パソコンの妙ちゃん悩殺衣装で立つにたてない状態。
[道具]:小型短機関銃(イングラムM10)/弾数 30発、.45ACP弾30発入りマガジン2つ
[行動方針]:生き残りたい
[備考]:なし

【郡山】
【現在位置:D-06】
[状態]:健康。パソコンの妙ちゃん悩殺衣装で立つにたてない状態。
[道具]:アサルトライフル(AK-47)/弾数 27発
[行動方針]:不明
[備考]:なし

【谷速人】
【現在位置:D-06】
[状態]:多少の睡眠不足
[道具]:P90(サブマシンガン)/弾数 50発、5.7x28mm弾50発入りマガジン1つ
[行動方針]:この殺し合いを円滑に運営する。生徒に肩入れしている人物を見つけ出す。
[備考]:なし



題名は【守護者】です。

86 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/01(木) 21:04:46 ID:3agmuSWs
GJ!
黒幕側の教師は谷サか!
個人的にはメモリ流したのは谷サだと思ってただけに意外。だけど納得もできる。
教師陣のドラマにwktk

にしてもゴリ山の状態表www

87 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/01(木) 21:06:13 ID:3agmuSWs
加藤もだったorz

88 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/01(木) 21:06:43 ID:JxctEPzp
>75 GJ!!
大変良かったよ
一つ言わせてもらうと物語には影響しないだろうけど
谷先生の教師になりたかった理由ってそれじゃないんじゃないかな?


89 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/01(木) 21:15:44 ID:vrBbv35Q
GJ! 
谷サ…愛する人を守るための苦渋の選択か…
でもそのせいで大多数の生徒が死んでしまったからなあ。
これからも裏切り続けるのはかなり辛いだろう…

90 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/01(木) 21:25:58 ID:WkVhRfnk
>>75
投下乙です、谷が協力者とは意表を付かれました。
ここにきて教師達のドラマも増えてますね。
ところでこれで次の放送の予約を入れても良くなったでしょうか

91 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/01(木) 21:50:56 ID:vTkgn+jc
GJ!惚れた女を守るため、渋いぜ谷サ

それはそうと
>彼女は、何故か立ち上がっていた。
>姉ヶ崎は座ったまま顔だけを加藤へ向けていた。
立ってんの?座ってんの?

92 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/01(木) 21:59:13 ID:6tP9aMXh
乙です。裏切り者は笹倉だと思っていたので意外でした。
加藤と郡山はもうネタキャラになりつつあるから、協力者は女教師三人に絞られたわけか・・・

>>90
高野らの話が来てないけど、原案は必要だしいいんじゃない?

93 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/01(木) 22:00:11 ID:jjHmlLDl
乙。オレも谷サは反主催だと思ってた。生徒のこと一番知ってそうなのはこの人だろうしな。
メモリ流す上では適任かと思ってたから、予想外だった。

94 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/01(木) 22:05:07 ID:DNphv29s
>>92
誘導みたいなのはよそうぜ。まだだれだってありえるよ。

95 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/01(木) 22:28:30 ID:4VO3jHyt
>>94
状態表の行動方針からみて加藤は無くね?
俺は意表つくのが好きな作者が加藤を協力者にすると思ってたから予想が外れて残念だけどさ


>>75
超GJ
谷が裏切り者なのは予想出来たが、こんな非業を背負ってとは思わなんだ……
これは黒幕の出方しだいで谷が生徒側につくこともありえるかもわからんね

96 : ◆.Cb.m05RN. :2007/03/01(木) 22:30:46 ID:WkVhRfnk
第六回放送を予約させていただきます。
完成しましたらまとめの掲示板に投下いたします。

97 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/01(木) 22:35:56 ID:3agmuSWs
>>96
期待してます。頑張って。

98 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/02(金) 00:34:01 ID:ApDB/jv6
姉ヶ崎:沢近と関係あるが沢近の首輪はハズレ
郡山:一条と関係が深いがやっぱりハズレ
谷:二束の草鞋は履かないだろうから、対象外
加藤:東郷とララの首輪は試してないので可能性あり
笹倉:因縁があるのが播磨くらいだがさすがにそれはない
刑部:八雲、サラの担任であることを考えると……

加藤と刑部の二択で決定してしまったような気がする

99 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/02(金) 00:42:23 ID:igLUieab
いや、メモリの内容自体が運営側の用意した仕込みで
教師達を疑心暗鬼に陥らせる手段だとすればそうでもないんじゃないか。

100 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/02(金) 00:45:45 ID:igLUieab
それに谷以外に黒幕と通じている教師が居ても不思議じゃない。
協力者、裏切り者はそれぞれ複数居る可能性は十分ありえる。

101 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/02(金) 01:15:16 ID:+T8u5hn7
なるほど、そういう考えもあるか。谷サ以外全員グルで協力者もありかw

あと気になったんだけど>>76の残り六人っていうのは間違いだよね?
それとも放送までに一人死ぬことが確定ってこと?

102 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/02(金) 01:15:19 ID:Duq1wGmT
>>76
生存者の人数違ってないか?

今現在この島で生き残っている生徒数は、僅か六名。そして集団にして三つ。
七人だろ?

22〜24時の間で誰か死んだのか?

103 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/02(金) 01:19:19 ID:mhPcXh+8
互いにそうと知らず…って?
単純に保身を考えて取り入るのもありだしな。
ゴリ山とか、ゴリ山とか、ゴリ山とかが。

104 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/02(金) 07:55:01 ID:BIxTVoDR
誰かが死んだという結果を残して、
具体的な人物は書き手に任せるというのも面白いと思う

105 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/02(金) 09:15:13 ID:Pa0DBeOa
でもそれ描写は他人に押し付けみたいな感じでちょっと嫌だな

106 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/02(金) 10:09:17 ID:pIxOhuqI
って言うか、ただの間違いでいいよね。

107 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/02(金) 10:39:12 ID:rwXQkbR8
つーか書き手さん、早く訂正しないと
大変なことになるかもしれんよ

108 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/02(金) 12:27:50 ID:gfokYcxs
『集団にして三つ』だから、死んだのは沢近八雲三原の誰かで決定。八雲がやった可能性が高いな

109 : ◆X7WwwzkoUU :2007/03/02(金) 14:06:08 ID:x7eqZ/4r
携帯からなんで短くだけど。
人数は単純な間違いっす。すみません。
ただ、このまま六人→七人にすると23時まで死人がでない制限がつくので、人数を消して「集団にして三つ」のみを残す感じで修正しようかと。
他の修正点も今夜中に直したものをまとめに投下します。

110 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/02(金) 22:49:32 ID:kwqBb+vd
◆7ILEob33QI氏も◆KDV30/X2ug氏もほんと音沙汰なしだよな…
両氏共にとっくに優先権無くなってるし、逆に言えば別に投下するなら二人のうちどちらがやってもいい訳だが。
作品だっていい所まで完成しているだろうし、投下して欲しいのが本音なんだけど…
とりあえず、何か一言くらい連絡してはくれないのかな?
いくらなんでもあんまりだろ、こんなに期限過ぎても何のコメントもないなんてさ

111 : ◆X7WwwzkoUU :2007/03/02(金) 22:56:35 ID:cAVarGsP
一応修正まとめに置いてきたんだけどさ・・・・・・。

誰か、>>88に心当たりある?
谷サのことについてはトレジャーファイルの記載もあんま詳しくないから教師になった理由なんてありきたりでいいと思って書いたんだけど。
なんか原作で谷サの教師になった理由に触れてる回ってあったっけ? どうしても思いだせん。

112 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/02(金) 23:05:37 ID:bCoQ3I9j
谷先生が教師になったのは恩師のコネ。
確か野球選手目指してたけど挫折したんじゃなかったっけ

113 : ◆X7WwwzkoUU :2007/03/02(金) 23:08:54 ID:cAVarGsP
いや、恩師のコネは矢神高校に就任のことでしょ。私立高校だから。
教員免許とったってことは恩師関係なしに先生になったはず。
野球は高校時代に八番セカンドで地味に活躍レベルだし。

114 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/02(金) 23:21:02 ID:dN8FNO9i
>>110
前者は連絡あったろ。
後者は連絡なし。

115 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/02(金) 23:24:43 ID:igLUieab
交通事故に巻き込まれた、急病で倒れた、仕事でカンヅメ、警察に逮捕された等
何らかのトラブルがあったんじゃないの?

116 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/02(金) 23:29:55 ID:kwqBb+vd
◆7ILEob33QI氏は2月17日に播磨と高野を予約し、2月19日に予約延長を申請。
2月21日には延長期限を越えた事のお詫びと、他の人が投下する前に播磨達を書けるよう頑張ると書いている。
で、以後今日まで何の連絡も無し。
◆KDV30/X2ug氏は2月23日に播磨と高野を予約。この際用事が出来るかもしれないとのコメントも書いている。
2月26日に延長申請後、今日まで何の連絡も無し。

>>115の言うように、確かにどうしようもない事情があるのかもしれないけど…
今回予約した二人ともってのがなあ…ほんと、余程の事が無ければどちらも何か連絡が欲しいよ。
何だかんだで3週間近くこのパートが停滞してるんだから。

117 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/02(金) 23:34:59 ID:ENxvnl3s
>>116
◆7ILEob33QI氏は◆KDV30/X2ug氏が予約をしたからあきらめたんじゃね?

118 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/02(金) 23:43:35 ID:ENxvnl3s
つうか◆KDV30/X2ug氏マジでどうしたんだ

119 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/03(土) 00:35:55 ID:a7k7S8WY
昨日から読み始めて本編途中(未来圏からの影)まで読んだ 

めっさ面白い

でもそれに反比例して誤字脱字&文章の微妙な間違い(主語が複数ある等)に気付いた時の違和感が大きい・・・

120 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/03(土) 00:46:34 ID:Kb2SLSKf
質に期待しちゃだめだよ
でも全部読んだなら、特に印象に残った作品だけでも感想書くといいと思う

121 :119:2007/03/03(土) 01:15:03 ID:a7k7S8WY
とりあえず現在の感想
原作の雰囲気をちゃんと感じさせるキャラが出る話はいい感じ
具体的にキャラ挙げるなら烏丸かな あと東郷 
そういうの含めて“烏丸の異常な愛情〜”が気に入ってる

122 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/03(土) 04:50:18 ID:wqTiCQjF
◆7ILEob33QI氏も◆KDV30/X2ug氏もどちらでもいいから続き投下して欲しい

123 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/03(土) 12:34:21 ID:ur0vptzJ
もういっそ高野達スルーで放送きたら次の日の夜十時から
解禁でいいんじゃない?

124 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/03(土) 12:45:44 ID:gOXWV1SS
>>123
それはないわ

125 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/03(土) 18:46:36 ID:+l3TvrB3
>>122 二人とも大丈夫かなぁ?心配だ〜!

126 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/03(土) 18:59:27 ID:av3RGoak
今回の放送は1の人じゃない人が書くんだけど、
それ以外はいつもの通りでいいんだよね?
正式投下までは、他の作品の内容を制限しないってことでおk?

127 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/03(土) 19:21:59 ID:t+YjjgOb
OKだろう。ただ放送SSがちょっと遅れてるのが気になる。
放送SSは内容が放送に絞られるべきなのに、余計な設定つけてまたスレが荒れるなんてことにならなければいいが

128 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/04(日) 11:08:32 ID:xW9d3pX6
誰か今高野達のSS書いてないんだろうか

129 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/04(日) 18:58:14 ID:0i7QyPOT
おいおい・・・・。
過疎ってんじゃねーよ

130 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/04(日) 20:19:29 ID:tMyd+WcW
そろそろ早送りにして2ndをした方がいいかも知れんね
それか1stと2nd同時進行とか

131 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/04(日) 20:52:11 ID:0i7QyPOT
2ndかぁ〜
次は脱出うんぬんより
殺し合いに重点置いてほしいな
書き手を批判するわけじゃないけど
正直少しだるくなってる。


132 : ◆X7WwwzkoUU :2007/03/04(日) 21:09:40 ID:ZW0iwPqg
高野・播磨予約。
ただし、予約期限切れの二人の書き手が今から24時間以内に投下可能なら譲る。

133 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/04(日) 21:13:34 ID:ZSb4m6b2
おっぱい応答

134 : ◆.Cb.m05RN. :2007/03/04(日) 21:34:07 ID:qLzXfIy9
すいません、第六回放送の延長を申請いたします。

135 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/04(日) 22:13:35 ID:XgcgHZdt
>>132>>134 
頑張ってください!
まあ、期限切れの2人から連絡あるかもしれませんが…

136 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/05(月) 07:46:40 ID:KqHdYA/A
放送さえ延長・・・余計なネタいれようとしなくていいんだぞ?

137 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/05(月) 09:24:32 ID:akPa0lIM
>>132>>134
期待してます

つか播磨・高野予約したはいいけど予約した両氏消えちゃったな
少し書きたかった話の構想を潰しただけに残念だ

138 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/05(月) 13:56:16 ID:wGvF5E4U
今更だけどなんで谷サは誰かが回収に行けばいいなんて言ったんだろうな
中身を見られる前になんとかしないといけないのはわかるが、
沢近のメールのほうがどう考えても早いし、メールを止めても
八雲を連れていくほうが早い

139 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/05(月) 14:01:26 ID:UVgoHJTC
どーでもいいけど、ミコチンの死体が放置されたままだな。

140 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/05(月) 14:05:49 ID:fjsJm1c/
>>138
【Judas】と【守護者】読んでみ。
後付でちゃんと理由がつけられてる。
こういうの見るとリレー書き手すげぇ、って思う。

141 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/05(月) 14:30:28 ID:9kBu3D/y
そういう印象に残ったりとかスゴイと思った後付とか、フラグ回収って何かある?

142 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/05(月) 19:43:03 ID:wGvF5E4U
ん、読み返したがわからん
「今からじゃ生徒達が中身を見るほうが早いのに、誰かが回収に行けばいい」
と提案した理由って何?
何で誰かが回収にいくことでフラッシュメモリの中身を知られずに済むの?

143 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/05(月) 19:50:57 ID:F6pp0woz
フラッシュメモリ内の情報=ノーパソと連動して用いる類のものと判断したと思われ。
メモリ回収もしくはノーパソ本体かUSB端子を壊すことで無効化を狙っているのでは?

144 : ◆.Cb.m05RN. :2007/03/05(月) 23:13:29 ID:a0PVbp/f
まとめの方に放送案を投下しました、遅くなりまして申し訳ありませんでした。

145 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/06(火) 00:28:11 ID:QYOB1gSa
>>144
乙。

ただ、禁止エリアが1時と3時で両方同じH-03になってるので、直す必要があるかと。

146 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/06(火) 01:01:56 ID:Kzp/LZ2K
E-05封鎖しちゃったら、学校への道がかなり限られることにならない?
あと教師達の一言がゲームにのった側かどうか示唆してるのはいいんだろうか

147 : ◆.Cb.m05RN. :2007/03/06(火) 01:08:21 ID:JOqN5fdK
ご指摘ありがとうございます。
禁止エリアについては確定ではなく、前スレ941の1さんの案を暫定的に採用しましたので
問題ありましたら修正いたします。

148 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/06(火) 03:17:25 ID:0mnJqqn6
矢神が全部八神になってる。

149 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/06(火) 13:02:55 ID:MCtxAUHH
乙です。
励ましの言葉は良かったと思います。
が、>>146さんの言うように、ゲームに乗った人が分かるのはまずいと思います。
八雲とかは高野がマーダーってことを知らないわけだし

150 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/06(火) 13:36:34 ID:GcStyQpN
やはり放送で誰がマーダーだとかが示唆されたりするのはマズいかと。修正の必要あり。
あと、サブタイトルは絶対つけたいの?6回放送だけについてたらまとめに載せるときに不格好になっちゃうと思うんだけど。
まぁ、何がなんでもつけたいっていうのなら止めはしないが。

151 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/06(火) 15:12:10 ID:e0DIzr02
本放送はいつにしよう?今週金曜の夜10時が理想?
それまでに放送SSの修正ができなかったら一言部分をカットってことでいいかな

152 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/06(火) 18:17:58 ID:JeZDVoWg
>>151
いや、それはやすぎ
せめて予約がなくなってから、24時間くらい待ってから決めてほしい

つかはや足になりすぎだろ最近

153 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/06(火) 19:28:54 ID:+/14tDYM
一条・雪野予約。

154 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/06(火) 19:30:37 ID:cfcZe4vZ
予約にはトリが必須ですぜ。

155 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/07(水) 00:31:38 ID:w2yBfUY0
前回の放送時には「急ぐな急ぐな」の大合唱だったけど、
結果的にものすごく寂れちゃったことを忘れてはいけない。

急がないことが良いことなんてのは幻想だぜ。

156 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/07(水) 00:39:16 ID:oqLO2SIo
X7氏は水曜日に投下してくれるだろうし、
金曜夜に次へいけるかは放送SSの修正次第だな。
これまでは1氏が正式な放送投下時刻を指定してくれたんだが今回は難しいだろうか

ところで禁止エリアはどことどことどこになったん?

157 : ◆.Cb.m05RN. :2007/03/07(水) 00:46:46 ID:X23piMML
連絡が遅くなって申し訳ありません。
指摘された部分を修正して後程改めて投下します。
禁止エリアについては決定されてないみたいですので空白にしておいた方が良いでしょうか?

158 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/07(水) 01:33:36 ID:TB+YQM84
結局は放送書く人がスレの意見を参考に決めるみたいだし、
Cb氏が決めていいと思う

159 :1 ◆PhRNUx7oBQ :2007/03/07(水) 01:34:14 ID:UtslflVr
>>157
放送案乙です。禁止エリアは私はH-03、D-03、E-05と書いていたので、単にタイプミスではないでしょうか。
もし今まで通り私の方で禁止エリアの最終決定をしていいのでしたら、上記の通りでどうでしょうか?
>>156
私の方は少しの間落ち着きますので、放送投下は私の方でさせて頂きます。
>>157氏がご自身で投下したいと仰られるならお任せしますが、予約などをお考えでしたら私の方で投下できますので。
個人的には今週の金曜が日程的に最適なのですが、それも>>132氏や>>157氏の作品投下状況次第と思います。


八雲達を投下します。

【復活】

160 : ◆PhRNUx7oBQ :2007/03/07(水) 01:34:45 ID:UtslflVr
――こんな異常な島から逃げ出すために、私達ができること――

沢近先輩が眠る直前に呟いたこの一言は、私の頭の中から離れる事はなかった。
本当にぐっすりと眠る沢近先輩の顔を見る度に思う。一体、先輩は何をしようとしていたのだろう?
こんなにボロボロになって、血塗れで、疲れ切って。それでも、何かがあったからここまで来たのだと私は思っていた。
先輩は今までに誰と出会ったのだろう? どんな出来事があったのだろう?
アンバランスな長さになってしまっている金髪や、目の下に出来たクマは、どうやって刻まれたのだろう?
聞きたい事は沢山あった。だけど、こんなに深く眠っている先輩を起こしてまで聞こうとは、私には思えない。
先輩だって、護るべき人に違いないのだから。だからせめて次の放送までは、三原先輩や伊織と一緒に寝させてあげたかった。

しばらくして、沢近先輩は寝返りをうった。
三原先輩なら今までに何度も寝返りをうっていたけれど、沢近先輩の寝返りは始めて見る光景だった。
でも、そこで私がする事は変わらない。三原先輩にもしていたように、背中についた落ち葉を落としてあげるだけ。
地面に直に寝ていれば、どうしても落ち葉や土がついてくる。すでに制服は皆汚れていたけど、それでも少しでも綺麗にしてあげたい。
乾燥した落ち葉は、軽く触れるだけで簡単に落ちていく。沢近先輩の背中を触って起こしてしまわないように、注意しつつ私は手を動かす。
……背中についた中で一際大きい落ち葉を落とした時、私は気付いた。
沢近先輩のスカートのポケットから、何かの紐が飛び出している事に。

その紐は、携帯電話のストラップのように見えた。外から軽くスカートを触れてみると、確かに固い物がある事も分かった。
私の携帯はこの島に来た時から無くなっていた。他の人達も自分の携帯が無いと言っていたので、きっと先生達に取られたのだろう。
でも、沢近先輩は携帯を持っている……ひょっとしたら、これが先輩の支給品だったのかもしれない。

いつしか私は先輩の携帯を見たくなってしまっていた。
沢近先輩が何をしようとしているのか、何を知っているのか、これを見れば分かるかもしれないから。
勝手に覗くのはいけない事だと分かっている。だけど、こんな状況ではそうも言っていられなかった。
沢近先輩を起こしてしまわないように、私はゆっくりとポケットから携帯を引き抜いた。
ストラップの、そして携帯の全容が見えてくる。無機的なデザインのそれは、やっぱり沢近先輩の物とは思えない。
……私物でないなら、覗き見るのもいくらか罪悪感は薄いと思い、私は切られていた携帯の電源を入れた。
ピーッっという音が鳴って起動したので私は少し焦ったけど、幸い沢近先輩も三原先輩も起きる事はなかった。

161 : ◆PhRNUx7oBQ :2007/03/07(水) 01:35:17 ID:UtslflVr
メインディスプレイを開くと、そこには殺風景な壁紙と時計表示だけの画面が映し出された。これから、何を見よう?
多分だけど、外とは電話は出来ない気がした。だって、これはきっと先生達が用意した携帯なのだから。
簡単に外部と連絡が取れる筈がない。多分、メールもそうだ。
……でも、メールはどうだろう? 一条先輩が探しに行ったノートパソコン。もし、あれと通信できるなら――?
私はメール画面を開く事にした。するとそのメールフォルダには、確かにいくつかのメールが届いていた。
やっぱり、他の支給品と通信ができるのだろう。沢近先輩だって、もしかしたらその通信の結果ここに来たのかもしれない。
だったら、通信をした相手の事が分かると思って、私はメールの中で一番新しい物を開いてみた。
……もしかしたら、一条先輩や播磨さんが相手なのではないかと信じて。

『放送の事を考えると、三原さんは人を殺した可能性があります。気をつけて下さい』

……え? 三原先輩が? 何を書いているの?
差出人は誰? それに、どうして三原先輩が人殺しだなんて考えるの?
……沢近先輩は、これを見たの? じゃあ、先輩は何をしにここまで来たの?

私は首を振って、更に一つ前のメールも開いた。今のメールが誤って作成された物だと信じて。

『一条です。今は雪野さんと一緒に居ます。
 先程の放送では、結城、斉藤さん、ハリーさん、鬼怒川さん、サラちゃん、花井さん、麻生さんの名前が呼ばれました。
 禁止エリアは19時にI-09、21時にF-05、23時にE-02が予定されています。城戸さんの番号はハズレでした。
 こちらは先程の放送後にパソコンの機能が追加されて、どこに誰がいるのかが分かるようになりました。
 H-03には花井さん、麻生さん、サラちゃん、塚本さん、ララさんの遺体があります。生きているのは八雲ちゃんと三原さんだけです。
 それと、放送が終わってすぐに烏丸君と砺波さんがこちらに近づいてきたので、私達は砺波さんを助けようとしました。
 でも、高野さんが狙撃銃で間違えて砺波さんを撃ち殺して、その後烏丸君に岡君が殺されました。
 そして私は烏丸君を撃ちましたが、その時に西本君も一緒に撃ってしまいました。
 そしてその後、高野さんが拳銃を隠し持っていた事が分かりました。
 今、彼女は私と雪野さんから北に逃げています。もしかしたらあの時砺波さんを撃ったのもわざとかもしれません』

……あれ?

162 : ◆PhRNUx7oBQ :2007/03/07(水) 01:35:47 ID:UtslflVr
頭がどうかしてしまいそうだった。一体、何がどうなっているの?
このメールを送っているのは、一条先輩だった。……どうして、こんな内容のメールを送るの?
だったら、三原先輩が人殺しだと送ったのも一条先輩? 高野先輩の事を書いたのも一条先輩?
あれ? そういえば一条先輩、どうしてH-03に誰がいるのか知っているのかな? これはノートパソコンの機能?
……ああ、一条先輩はノートパソコンのある場所に辿り着けたんだ。そういえば、フラッシュメモリの中身は何だったんだろう……

メールの中身から逃げようとしても、私の頭はうまく切り替わってはくれなかった。
高野先輩が間違えて砺波という人を殺して? その後で烏丸先輩が岡という人を殺して?
それで一条先輩が烏丸先輩を撃った? 西本という人も一緒に?
理解できない。一体、何があったらそんな状況になるの?
姉さんがあんなに好きだった烏丸先輩が、人を殺した? でも、砺波という人を一条先輩達は助けたかったようだった。
じゃあ、烏丸先輩は砺波という人に何かをしたの? この島で、罪を犯してしまっていたの?
高野先輩も砺波という人を"間違えて"殺して、しかも拳銃を隠し持っていて一条先輩達から逃げた?
……それは、事実なの?

見なければよかった。知らなければよかった。
私の中で、急に不安が広がっていく。人が信じられなくなっていく。
それでも、沢近先輩は変わらない寝顔を見せてくれていた。……全身、血に塗れて。
……そういえば、そ れ は 誰 の 血 な ん で す か ?

私の気持ちが落ち着かないうちに、携帯の画面が突然切り替わった。
Eメール受信中というメッセージが中央に浮かぶ。……今度は、どんなメールが来たのだろう?
着信音が鳴る前に、受信した瞬間にボタンを押す。他の人の……特に沢近先輩の表情を窺いながら、私は新たなメールを見た。

『雪野です。放送と機能はさっきのとおり。こちらについてわかってないようなのでもう一度。
 高野が順子を殺して烏丸が岡君を殺して一条さんが烏丸と西本君を殺した。高野は嘘がばれて逃げた。
 私を騙して、銃を隠し持っていたくせに。状況は更に悪化して、今度は高野が播磨を騙した。二人の合流も確認。
 二人は皆殺しにしようと動いている。私達は逃げた。一条さんもいるけど、とても不安。
 他の人達にそうしたみたいに、早くこの二人を片付けて』

163 : ◆PhRNUx7oBQ :2007/03/07(水) 01:36:18 ID:UtslflVr
今度は雪野という人からのメールだった。
でも、内容は一条先輩の物と同じ。しかも、それに嫌な情報が追加されていた。
播磨さんが高野先輩に騙されて、二人で皆殺しにしようとしている。
それで一条先輩達は逃げている。そして、沢近先輩にこの二人を殺してと言っている。
ついでに沢近先輩は、他の人達をすでに"片付けて"いたらしい。

心臓の音が寝ている二人に聞こえそうなほど鳴っているのに、私の頭はどこか落ち着きを取り戻してしまっていた。
血の気が引いて、それでも体が熱い。言いようの無い不思議な感覚。
でも、今のメールを見た事で、私の中で結論が出せた気がした。
メールは嘘かもしれない。だって、何の証拠もないのだから。
一条先輩の名を騙って、高野先輩や烏丸先輩達を陥れようとしている人がいる。そう考えれば辻褄が合うと思う。
……でも、沢近先輩は? ……もしかしたら、メールはやっぱり本当なのかもしれない。
どうして先輩がボロボロで、血塗れになっていたのか? その答えは、メールの内容を考えれば自ずと分かる。

……矛盾している。冷静なつもりだったけど、やっぱり私はかなり混乱しているみたいだった。
メールの事は信じたくない。一条先輩が人を殺して、播磨さんや高野先輩が皆を殺そうとしているなんて考えられない。
でも、沢近先輩の血塗れの姿はどこか納得できてしまう……どうすればいいんだろう?

携帯の電源を切り、私は沢近先輩のスカートのポケットにそれを戻した。
その時先輩は一瞬体をくねらせたが、私は特に気にはしなかったし、先輩だって起きてくる事はなかった。
再び月明かりだけの照明に戻った時、私は一つの解決策を見つけた。
次の放送……第六回放送で、答えは出ると。
本当に高野先輩が、烏丸先輩が、一条先輩が人を殺したのか? その答えは、必ず次の放送で導き出せるのだから。
そして、そこで私の取り越し苦労だと笑えればいい。……でも、もしもメールが真実だったら――?


三原から預かったベレッタを握る八雲の手の平は、いつしか汗ばんでしまっていた。
僅か10分にも満たぬ時間の間で、人の心はかくも変わるものだ。
そして、もはや八雲自身も気付いてはいなかった。彼女の心の中には、彼女が"悪魔"と呼んでいたモノが、再び巣食い始めていた事を――

不安、恐れ、不信感……たったそれだけのエサがあれば、悪魔は何度でも蘇る。
誰の心にも巣食うそれは、人の心がある限り永遠に死滅と復活を続けるそれは、この島では特に早い周期で死と新生を繰り返すのだった。

164 : ◆PhRNUx7oBQ :2007/03/07(水) 01:38:09 ID:UtslflVr
【午後 21時〜22時】

【現在位置:H-03】

【塚本八雲】
[状態]:かなりの混乱状態。
[道具]:支給品一式*2(食料3、水6)、(弓矢20本、全てゴム。ただし弓はしっかりしてるので普通の矢があれば凶器)
      ボウガンの矢4本、アクション12×50CF(双眼鏡)、ベレッタM92(残弾16発)
[行動方針]:1.三原、沢近が起きるまで見張り(放送時間になっても起きなければ起こす)
           2.放送を聞き、メールの内容の真偽を確認(もしそれが本当だったら……?)
[最終方針]:生きていて欲しい人間を助けるが、自分が最後まで残るつもりはない
[備考]:所持している荷物を天満の形見と認識。弓使用可だが精度に難あり。教師達も狙うという意味では反主催
      所謂"悪魔の囁き"が再び聞こえ始めています(本人に自覚無し)。
      沢近、雪野(顔も知らない)に不信感。一条、高野、播磨の行いについては信じていない。     

【沢近愛理】
[状態]:睡眠中。身体、精神ともに疲弊。返り血にまみれている。
[道具]:支給品一式(水5,食料8)、デザートイーグル/弾数:2発、携帯電話、vz64スコーピオン/残り弾数20
[行動方針]:1.H-03の人間(死体含む。八雲>他)の首輪を調査
         2.一条ときちんと連絡を取りたい(西本達の事、高野の事、播磨の事etc...)
[備考]:播磨を信用しはじめている。フラッシュメモリの可能性を強く信じる。烏丸が大塚を殺したと認識。盗聴器に気付いています。
     一条が嵯峨野の死体を見つけたと勘違いしています(一条は死体の顔を確認していません)
     一条に不信感。メールの内容を一部信じていません。三原を(一応)警戒。

【三原梢】
[状態]:睡眠中、左掌に銃創(応急処置済み) 精神的疲労はやや回復
[道具]:支給品一式(食料1.5、水2) UZI(サブマシンガン) 9mmパラベラム弾(1発) 救命ボートのオール
      9ミリ弾191発 エチケットブラシ(鏡付き) 、ドジビロンストラップ
[行動方針] :生きて夢を見続ける。UZIの弾丸を補充する。
[備考] :播磨が天王寺、吉田山を殺し刃物を所持していると思っています。


[共通備考]:盗聴器に気づいています。

165 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/07(水) 07:18:58 ID:qJnv9YQ7
乙です。黒化したり戻ったり八雲も大変だなw

166 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/07(水) 09:29:47 ID:qEn3OoSX
乙です。
八雲……。
精神的な負荷で発狂しなきゃ良いが……。

167 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/07(水) 10:19:30 ID:mxXaQMKo
乙。同じ事繰り返しすぎじゃ・・・
なんかもう一生引きずりそうだな

168 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/07(水) 12:33:22 ID:Xk5VDTKB
>>164
GJ
面白かったです
やっぱりスクロワはテンションが落ちないなー

>>155
それはわかってる
だけど予約がなくなってから一日くらいは待ってほしい
少しでも話が作られる可能性を潰したくないじゃん?

169 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/07(水) 18:27:49 ID:YJozmzNz
ところでさ。
矢神に残されたキャラは今何をやっているんだ?

一年生ズの残された3人とか、美緒や修治とか、五島兄弟とか・・・。
誰か余裕があれば番外編を書いて欲しいな。

170 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/07(水) 18:28:52 ID:vZj/p2PZ
乙!
落ち着いたかと思えば再び…
メール機能でだんだん面白いことになってるな

171 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/07(水) 18:34:03 ID:UvMWLGpb
言いづらいがあまりに前の作品であるX7氏のと方向が違いすぎる感じがした
X7氏のほうが簡単に沢近を信じすぎてるだけかもしれんけど

172 : ◆X7WwwzkoUU :2007/03/07(水) 18:40:12 ID:QEp1AEeD
すみません。
帰宅時間が予定よりだいぶ遅くなるので延長申請します。
ルールですので、予約したい方はご自由にどうぞ。

173 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/07(水) 18:58:17 ID:sQ/8NZJD
帰宅したらすぐ投下できるの?

174 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/07(水) 19:54:12 ID:otlCrd0R
>>169
黒幕次第ではマックスとか外人組を引きずり込むという手もなくもない

175 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/07(水) 21:17:48 ID:fFZut08j
>>171
その辺は、今後の展開次第でどうにでもなる。
よって無問題かと。

176 : ◆X7WwwzkoUU :2007/03/07(水) 22:48:49 ID:dMpwuw6G
遅くなってすみません。

投下します。題名は【ある晴れた夜の話】


177 : ◆X7WwwzkoUU :2007/03/07(水) 22:50:34 ID:dMpwuw6G
 月明かりだけが、あたりを照らす。
 そういえば、狙撃銃のスコープは赤外線探知機能付きだった。
 あれがあれば、夜の戦闘は相当有利になっただろう。
 そんな考えがふと高野の頭に浮かんだが、それは最早適わぬことである。
 高野と播磨は、林のど真ん中で何故か立ち往生していた。
 パソコンのもとへ向かうため突き進もうとしていた勢いはどこへやら。
 播磨の顔には苛立ちの色が浮かび、高野はそれを半ば呆れて見つめていた。
「……で結局は何も考えてない、と」
「うるせぇな。守られてる身で文句言ってんじゃねぇよ」
「誰も守って欲しいなんて言ってないし。貴方が私を誘っておいて、何を言っているの?」
 播磨は、高野を連れたままでパソコンの所持者――一条と雪野のもとへ行こうとしていたらしい。
 流石はクラスで一、二を争う超絶馬鹿。
 駆け引きや策略などという言葉は、彼の辞書にはないらしい。
 そう結論づけ大きく溜息をつく高野を、播磨は恨めしげに睨みつけた。
「口の減らねぇ奴だなお前は。何でお前みたいのと塚本は仲良かったんだ?
 烏丸のことといい、本当に塚本の交友関係だけは理解し難いぜ」
「そう?」
 否定はしない。もともと、友人作りが得意な方ではないから。
 天満と交友関係を持ったのは、沢近が彼女や周防と仲がよくなったのがきっかけ。
 自分一人なら、天満のようなタイプの友人を持つことは無かったかもしれない。
 ……否、そうではないだろう。
 もしも沢近という架け橋がなかったとしても、塚本天満という娘に自分は惹きつけられていたに違いない。
 クールに振る舞い人が寄り付きづらい空気を纏っていた自分が、だ。
 塚本天満独特の魅力が、彼女の周りに人を集めていたのだ。
 もちろん、その魅力が何なのかは高野でさえ理解し難いのだけれど。
「あの娘の理解し難いところは、交友関係だけじゃないと思うけど」


178 : ◆X7WwwzkoUU :2007/03/07(水) 22:51:43 ID:dMpwuw6G
「確かに、な。でも、塚本はいい奴だった。本当に、最高だった」
 播磨の拳に力が入っているのを、高野は視線の端で捉えた。
 感情を抑えようとしているらしい。それは果たして成長なのか、それとも単なるやせ我慢なのか。
 興味本位の高野の視線に気付いたのか、播磨は手を開き、慌てて話題を変えた。
「まぁ、んなことは今はどうでもいい。今の問題は、どうやってパソコン持った一条達と合流すっかってことだ。
 誰かさんがインカムの子機を持ってきちまったせいで、連絡もとれねぇし」
「それは災難ね。ホント、心から同情するわ」
「……その誰かさんは、さっきから俺をいらつかせることに余念がないしよ」
 高野にとっては、よくも悪くもない状況。
 最早、播磨を懐柔はできまい。ならば、猫撫で声で媚を売る必要も無い。
 彼は彼自身の勝手な決意のもとで動き、なんと無償で高野のことを守ってくれるらしい。
 だから高野は好き勝手言うことができた。
 よっぽどストレスが溜まっていたのか、次から次へと言葉が浮かんでくる。
「いえ、そんなことないわよ。いらつかせる以外にも、からかうこととか、馬鹿にすることとか、色々」
 いつも沢近や周防をからかっていた要領で、播磨に対しても思いついた言葉を放つ。
「全部たいして変わんねぇじゃねぇかっ! ったく、今さらだけど自分の決意に嫌気がさすぜ」
「なら、今からでも別行動をとるのは遅くないわよ」
「それはできねぇ! 男はな、一度言ったことには責任を持つもんなんだよ」
「だったら、文句を言う前に良い手段を考えたらどう?」
「ぐっ……」
 口では負ける気がしない。
 あまりにも殺し合いの殺伐とした雰囲気からかけ離れたやり取りに、高野は違和感を抱きつつも不思議と嫌な気分ではなかった。
 ブツブツと、何か考えをまとめるためなのか呟き続けている播磨の姿があまりにも普段通りすぎて、なんだか気が抜けてくる。


179 : ◆X7WwwzkoUU :2007/03/07(水) 22:52:51 ID:dMpwuw6G
「面倒くせぇなぁ。普通に俺から先に一条達に会いに行って、その後でお前が合流すればいいじゃねぇかよ」
「さっきも言った通り、それは無謀。私達の位置は向こうに筒抜けなわけだから、合流した時点で貴方が私に懐柔されたと向こうは思ったはずだし」
「んなもん、理由を話してやりゃあいいだけの話だろ」
「話す前に、問答無用で撃ち殺されると思うけど?」
 肩をすくめつつ、簡単に予想できる事態を淡々と説明する。
 この男が、今まで生き残っていたこと自体が奇跡なのかもしれない。
 元が不良ということもあり、もしかしたら過去の彼に戻り積極的に殺し合いに参加しているのではと思った時もあったが、それはまったく見当外れの推測だったようだ。
 あまりにも人を信用しすぎている。もちろん、それは自分を傍に置いている現状がもっともよく表していることなのだが。
 そこに色々と付け込む隙がありそうだ。
 高野は後々播磨をどう出し抜こうか考えつつ、いまだうなり続ける播磨に投げやりな一言を与えた。
「ま、信じるも信じないも貴方の自由だけれど」
 どちらにせよ、最終結果は同じだ。
 例え今、播磨が一条や雪野に撃ち殺されようとも。
 例え今、播磨が一条や雪野に信用されようとも。
 最後に、全ての人を殺して全てのことを忘れないのは自分の役目だから。
 そのために、殺し続けてきたのだ。それはこれからも変わらない。
 播磨には、そんなことは無理だ。ましてやこの殺し合いの島から逃げ出そうなど、夢想するにもほどがある。
 だから高野は、少しだけ現実を突きつけることにした。
「……一つだけ、手があるわ」
「な、なんだよそれは? そんなもんがあるんならもったいぶってねぇで早く言えよ!」
 播磨の顔に、僅かだが希望の光が灯った。
 高野は心の中でそれを嘲笑い、しかし表情には出さずに淡々と続ける。
「貴方が私を殺して、雪野さん達のところに行けばいい。
 もしかしたら、歓迎されるかもよ」


180 : ◆X7WwwzkoUU :2007/03/07(水) 22:55:31 ID:dMpwuw6G
「……」
 播磨の顔から、光が消える。
 高野は声を上げて笑ってやりたかった。
 けれどその衝動を必死で押し殺し、
「まぁ、パソコンでは個人の名前は特定できないから、
 逆に私が貴方を殺して貴方になりすまし、雪野さん達に近づくって手もありなんだけどね。
 貴方に素手で勝てる気はしないから、やめとく」
 そう告げて、播磨の反応を待った。
「……」
「さ、どうする? 時間はないわよ。私を殺してみる?
 私も、そう素直には殺されてあげないけど」
 もちろん、播磨がそんなことしないであろうことは理解している。
 だからこその提案だ。
「んなこと、するわけねぇじゃねぇか」
「そう? 優しいのね」
 予想通りの返答に、あらかじめ用意した言葉を返す。 
 小馬鹿にするような口調で、煽るための台詞。
 また睨み付けられるだろう。……そう思っていたが、今度の反応は違った。
「……本当なら、ここでお前をボコボコにしてやりてぇくらいだけどな」
 そう呟いた播磨の顔に浮かんでいたのは怒りでも憤りでもなく、何故か憐れみ。
 高野はそれに、苛立ちを覚える。
「奇遇ね。私もそう思ってたトコ」
 吐き捨てるようにそう言って、高野は播磨から目をそらした。
 憐れみなど欲してはいない。今の高野晶は、高野自身が選んだ道の上にあるものだから。
 後悔すらもしてはいない。思うのは、過去ではなく未来だ。
 過去を振り返り、「あの時はこうするべきだった」とか、「あの選択は間違いだった」などとぼやいても、何も得るものはない。
 考えるべきは、これからどうするか、だ。そしてその問いに対する答えは、一つしかない。
「……お前は、何でクラスメイトを殺したんだ?」
 その答えと、播磨の問いに対する答えが一致する。


181 : ◆X7WwwzkoUU :2007/03/07(水) 22:57:03 ID:dMpwuw6G
「貴方に説明したところで、理解してもらえるとは思ってない」
 表情を変えぬまま、高野は彼の問いに対して回答拒否の姿勢を見せる。
「確かに理解はできないとは思うけどな。知ることくらいはできるぜ。
 お前が何で、クラスメイトを殺したのかってことをな」
 知ってもらったところで、どうなるというのか。それで心が軽くなるわけではない。
 自分の中の決意――クラスメイトを皆殺しにし、彼らのことを覚え続けるという方針を再確認するだけ。
 そんなことをしたところで、何が変わるわけでもない。
「気が向いたら、ね」
 食い下がられても困るので、曖昧な返答でお茶を濁す。
 播磨はいかにも不満げな顔をして、口を尖らせながら愚痴を漏らした。
「……チッ。協調性のねぇ奴だな」
「それ、貴方にだけは言われたくない台詞」
「なんでだよ」
 わけがわからないといった表情で、播磨が尋ねる。
 高野は小さくため息をついて、
「自分の胸に聞きなさい」
 そう言って、再び播磨の目を見据えた。
 そして、高野は気付いた。さっきから、あり続ける違和感。
 首を傾げる播磨の顔が、あまりにも普段通り過ぎて。いつの間にか、自分のペースを失い彼のものに巻き込まれていた。
 それでは、いけないのだ。
 自分はこの島では誰よりも冷酷に、そして冷静にならなくてはいけない。
 皆を殺して生き残って、彼らのことを記憶に留め続け、その後は……、
「……しばらくは、つまらなくなるわね」
 高野は播磨には聞こえないような小さい声で、そっと呟いた。


182 : ◆X7WwwzkoUU :2007/03/07(水) 22:58:27 ID:dMpwuw6G
【午後:21〜22時】

【播磨拳児】
【現在地:E-03北部】
[状態]:疲労(精神面は多少持ち直している)。返り血にまみれている。
[道具]:支給品一式(食料4,水2)、インカム親機、黒曜石のナイフ3本、UCRB1(サバイバルナイフ)、山の植物図鑑(食用・毒・薬などの効能が記載)、
     さくらんぼメモ、烏丸のマンガ
[行動方針]:生き残りを協力させてゲームを潰す、生き残ってマンガを描き続ける
       まずは一条・雪野との合流を目指す。
[備考]:サングラスを外しています。高野を殺人者と認識しています。

【高野晶】
【現在地:E-03北部】
[状態]:少し疲労(精神面は多少持ち直している)。警戒態勢。
[道具]:支給品一式(食料0)、薙刀の鞘袋(蛇入り) 、インカム子機
     雑誌(ヤングジンガマ)、ブラックジャック(岡の靴下でつくられた鈍器。臭い)
[行動方針] :とりあえず播磨と行動。
[最終方針] :全員を殺し、全てを忘れない。反主催の妨害。出来れば教師達にも罰を与えたい。



投下完了。私用で遅れて申し訳ない。

183 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/07(水) 23:01:22 ID:XuCJqP4q
乙です。高野はこのままマーダーつらぬくんだろうか・・・

184 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/07(水) 23:02:57 ID:dMpwuw6G
>>164
乙ー。
八雲の中には悪魔の部分が残り続けているので、いつかはこういう事態が起こるとは思っていましたが……
ほんと、疑心暗鬼は恐ろしいです。
メールを見る前と見た後の心情の変化が、八雲の見ているものの印象すら変えていて、おもしろかったっす。

185 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/07(水) 23:15:26 ID:fFZut08j
乙ー。

あ、一つだけ違和感。
高野視点の文章に『沢近』とあるが、普段の呼び方は『愛理』では?
(友との決別を暗示する表現だったらスマソ)

186 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/07(水) 23:30:24 ID:UM13OXi8
天満ちゃんの事を思い出しながら
「んなことは今はどうでもいい」
という播磨にちょっと違和感あるな。

187 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/08(木) 00:24:15 ID:d4itbu92
そうか?
本心じゃないのは明らかだが

188 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/08(木) 00:48:42 ID:YLfP1qoK
投下乙
亀レスで申し訳ないんだけど…谷サは天満君とは言わない
呼ぶ時は塚本

播磨は吹っ切れてる気がするから特に問題ないと思う

189 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/08(木) 01:09:06 ID:QGvt27lF
>>176
乙です。

>確かに理解はできないとは思うけどな。知ることくらいはできるぜ
八雲に付き合うこととは何か、って聞かれた時の播磨を思い出した。

190 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/08(木) 02:49:34 ID:BRFpJiv5
>>182
乙です
殺伐としたはずのとこのはずなんですけど、ほのぼのとした雰囲気が伝わってきました

この辺まで来ると各キャラの胸の内とかまで自覚できない程複雑に入り組んでて、それを想像するだけで面白い

191 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/08(木) 02:50:53 ID:BRFpJiv5
日本語って難しいぜorz

192 : ◆X7WwwzkoUU :2007/03/08(木) 07:21:29 ID:Ozqz15sZ
感想ありがとうございます。
修正版をまとめに投下しました。
修正点は、>>185氏の指摘したところで、
三人称高野視点の地の文を「沢近」。
高野の独白部分を「愛理」としてわかりやすくしておきました。
>>186氏の指摘点は>>187氏の言うとおり、慌てる播磨のリアクションからもわかると思いますが
「どうでもいい」というのは播磨の本心ではなく話題を天満から移すための言葉ですので修正はしません。

193 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/08(木) 07:41:56 ID:oAJoX2x8
乙でした

今日放送SSの修正がくれば金曜夜に次回へ進めそうだな

194 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/08(木) 07:56:56 ID:BRFpJiv5
>>192
乙です
修正点って地の文だったんですか
それなら愛理よりも沢近のほうがいいと思いますが、まぁ今更ですね

>>193
放送までに繋いでおきたい話があるんで、もうちょっと待ってほしいです

195 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/08(木) 09:18:55 ID:bPgy5OWo
1氏的には金曜夜がベストなんだっけ?
日曜夜でもいいとは思うのだが、こればっかりは氏に一存だな

196 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/08(木) 21:16:16 ID:BRFpJiv5
>>195
そうなんですか

終盤なんで少しでも時間を細かく使いたかったのですが

197 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/08(木) 21:23:56 ID:GkdMkSU8
書きたい人がいないなら放送いくべきではあるが
いるなら、無理に放送いかなくてもいいだろ。
予約できる段階にまでまだ到達してないだけだろうし。

198 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/08(木) 21:47:16 ID:jpsZ7Hae
心理描写ばかりで退屈になりそうだけど
スクロワは心理描写こそが魅力の一つだからな

199 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/08(木) 23:58:10 ID:tBqxW/2u
金曜に放送は無理かな?
やるかどうかだけでも知りたい

200 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/09(金) 07:43:50 ID:aIYhSlDV
交流所で話題になってるけど
低質なSSで早めに進めるよりクオリティの高い名作を時間かけて待ったほうが
ロワとしていい結果になるみたいだぞ
スクロワも質の向上を考えて予約期間長くしたほうがいいんじゃないか

201 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/09(金) 16:56:02 ID:0ilWhaa2
でもテンションを維持するために早く早くいった方がいい場合もある
間延びしてだらけるのもなんだかな

202 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/09(金) 16:59:19 ID:kVZzX6t1
>>201
早くしすぎて成功したロワってあったっけ?

203 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/09(金) 18:58:00 ID:xTF7w8UM
遅くしすぎて失敗した例ならあるかもしれない。

204 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/09(金) 19:12:04 ID:S0F6cxU0
>>200
今まで何度もその議論はしてきてる
まぁいつもうやむやになっちゃう感じだけど今のままで、って意見が多かった気がするし大丈夫だと思う


205 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/09(金) 19:22:57 ID:lm2uGs+F
>>202
初期の三国志ロワとかが最初から完結まですごい勢いで走り抜けたような記憶がある
でもあれはカオスロワよりカオスだったから、ここの参考にはならんか

206 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/09(金) 19:23:57 ID:Z4XxhQy0
>>205
三国は…

207 : ◆.Cb.m05RN. :2007/03/09(金) 19:42:32 ID:jkVT8P9z
大変お待たせした事をお詫びします。
第六回放送の修正案を投下しました。
かなり手を入れましたので問題ありましたらご指摘ください。

208 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/09(金) 21:38:06 ID:4PLOVB39
うーんあんまり問題点は変わってない気がする
刑部や笹倉を入れたのは教師たちの動きを教えない意味でよかったと思うけど

まあ書き手の人達が空気読んでなんとかしてくれることを期待して通しでいいんじゃ?

209 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/09(金) 23:12:05 ID:tcr601V3
>>207 乙!
前より良くなったです。
教師達の励ましがいっそう終盤の雰囲気をかもし出してて良かったです。

ただ、やっぱり前回の問題点が残ってると思う。
ゴリ山の「脳ある鷹は爪を隠す」の部分がまずいんじゃないかと。

210 : ◆.Cb.m05RN. :2007/03/09(金) 23:16:47 ID:jkVT8P9z
すいません、その部分を改めて修正いたします。

211 : ◆.Cb.m05RN. :2007/03/09(金) 23:49:28 ID:jkVT8P9z
修正したものを投下しました。

212 : ◆PhRNUx7oBQ :2007/03/10(土) 01:44:36 ID:8kwDSlN0
【珈琲】

「綺麗な海ですねー」
「……まあ、ね」
長らく車両が通る事がなかったであろう海岸線沿いの道を、砂漠色の軍用車は突き進んでいた。
「……それにしても、随分のんびり進んでいるね」
「そうですか?」
道路は単調なストレートである。いつもの笹倉ならば、もっともっとスピードを出すのではないか。
月夜に映える海岸を横目にしながら、それでも刑部は疑問でならなかったのだ。
この島において法など無い。故に、スピード違反も警察官も存在しないというのに。
「さっき、道路標識があったんですよ。この道路は40キロ制限らしいです」
「ああ、そう……」
にこやかな笹倉の表情は普段のそれと変わらないが、体で感じる車の速度の遅さが、逆に違和感として刑部には伝わった。
速度計に目をやれば、これまたぴたりと40キロを示している始末だ。
「……なあ、葉子。もうちょっと飛ばしてもいいんじゃないか?」
「あら、もっと早い方がいいんですか? どうせならゆったりと海でも見ながら行きましょうよ」
「いや、何と言うか……」
あまりに素で笹倉に返され、刑部はつい返答に詰まらされてしまった。
……別に、速やかにパソコンやフラッシュメモリに対処しろという指示があった訳ではない。
元より回収する事自体が教師達が発案した事であり、この回収をどんな手順を踏んで行っても問題が無いのは確かな事だ。
もしも自分達がここからの脱出を試みたり、生徒達に協力をするような真似をしなければ、の話だが。
――単に退屈な管理室から抜け出す口実が欲しかっただけなのか?
しまいには刑部はそんな邪推すらしてしまう。しかし微笑を浮かべる笹倉を見ていると、本気でそう思っているのではとすら思えてくる不思議。
かくして味気ない軍用車でのドライブは、もうしばらく続くのだった。

地図にしてG-09にある分かれ道に差し掛かり、ようやく軍用車は停車した。
ここから更に南回りに向かうのか、それとも直接パソコンの元へ向かうのか……笹倉は今後の道を考えているようだった。
刑部としては南回りを内心希望してはいた。別にこれだけのんびり移動しても何も言われなかったのだ、南に行ってもお叱りは無いだろう。
南には、恐らくもう生徒達が拾えないであろう強力な火器が眠った地なのだ。拾っておけば、"イロイロと"役に立つのだろうが……
「じゃあ絃子さん。ちょっと遅いですけど、お夕飯にしましょうか!」
沈黙を破った笹倉の提案は、刑部の予想を完璧に裏切る物だった。

213 : ◆PhRNUx7oBQ :2007/03/10(土) 01:45:08 ID:8kwDSlN0
「ほら、荷物の中にレーションが色々入ってたんですよ。絃子さんはどれにしますか? 私はフランス製にしようかな」
「……じゃあ、私は自衛隊ので」
完全に車を停め、海岸にある大きな岩に腰を下ろし、二人は海を眺めながらレーションの箱を開いていった。
二人の間にはお湯入りのポットまで置かれ、完全にピクニック状態だ。
「……なあ、葉子。こんなにのんびりしていていいのかい?」
赤飯入りの缶を缶きりで開けながら、ついに刑部は確信を衝いた。
明らかに不自然なほどの速度遵守、そしてこの夕食時間……誰が見ても、明らかに回収の遅延行為にしか映らないのだから。
しかしそんな刑部に対し、笹倉は笑顔と共にマグカップを差し向ける。
「何言っているんですか? 腹が減っては戦はできませんよ?」
湯気立ち上るマグカップを渡されて、拒む訳にもいかずに刑部は受け取った。中には……コーヒーが入っているようだ。
「せっかくのんびり過ごすんですもの。やっぱり、コーヒーが一番ですよね!」
「いや、私は米だし、緑茶があればそっちが……」
「こういう時はコーヒーっていうのが決まりです!」
……妙に押し切られ、結局刑部はコーヒーを受け取った。笹倉はこれほどコーヒーが好きだったのか? と刑部は少し昔を思い返してみた。

結局笹倉がコーヒーを必死になって勧めてきた過去も思い当たらぬまま、二人はそれぞれ食事を開始した。
二人でたくあんの缶詰をつまんだり、食事の終わりには笹倉からミルクチョコレートを分けられたりして、どう見てもピクニックだ。
「ほら、やっぱりチョコレートにはコーヒーですよね」
誇らしげに笹倉は笑ったが、別に刑部はいつまでもコーヒーの事で頭が一杯だった訳ではない。そろそろ本題に戻す時だ。
「……で、だ。葉子、これからどうしようか? もう少し南に行ってみるか、それとも直進するか……」
「ここはもう一杯頂きましょうよ」
再び質問をコーヒーで遮られ、さすがに刑部は頭を抱えた。
間違いなく確信犯だ。かと言って、ここで無理矢理マグカップをひっくり返してしまう訳にもいかない。
「……まあいいじゃないですか。いざとなったら30分とかからずパソコンの場所に辿り着けますし」
観念してマグカップを受け取ると、ようやく笹倉の笑顔が少し変わる。
何も考えていないようで、その実様々に思考を重ねた顔だ。
「現状ではパソコンを持っているのは一条さん達ですけど、あの二人はもうF-03の道路からも離れちゃってましたよね?」
「そうだね。現在地は多分、草原か……いや、森かもしれない」
「カーナビの地図じゃそこまで分からないのが辛いですけど、いくらこの車でも、木をどんどん倒して進むのは無理ですよね?」
「……なるほど、このまま行っても取り戻すのは困難、と……」
考えているものだ。いや、その状況自体は刑部も重々予見していた所だ。
いくらセキュリティウェアを着込もうが、全身を隅々まで覆える訳ではない。散弾銃を撃たれれば一たまりも無いのだ。
同様の理由で、刃物での攻撃も危険だ。しかし何より、極力生徒達に影響を及ぼさずに奪取か破壊を行おうというのが困難の元凶。
「こちらから殺していいなら楽なんですけどねー……あーあ、播磨君や高野さんが頑張って、全員相討ちになりませんかねー」
「……そうなればいいがね」
やはり、自分は貧乏くじを引かされたのか。二杯目のコーヒーを早くも半分ほど飲み干し、刑部は空を見上げた。
眼前に広がるのは矢神でもそうは見られないであろう、美しい星空だった。

214 :1 ◆PhRNUx7oBQ :2007/03/10(土) 01:49:44 ID:8kwDSlN0
【午後:22〜24時】

【笹倉葉子】
【現在位置:G-09】
[状態]:眠気はやや改善
[道具]:リボルバー(S&W M686Plus)/弾数 6発、.357マグナム弾20発
[行動方針]:1.コーヒーブレイク 2.南回りに移動or直接パソコンの元へ向かう。
[最終方針]:ノートパソコンかフラッシュメモリの奪取/破壊
[備考]:なし

【刑部絃子】
【現在位置:G-09】
[状態]:眠気はやや改善
[道具]:自動式拳銃(ワルサーP99)/弾数 16発、9mmパラベラム弾15発入りダブルカラムマガジン1つ
[行動方針]:1.コーヒーブレイク 2.南回りに移動or直接パソコンの元へ向かう。
[最終方針]:ノートパソコンかフラッシュメモリの奪取/破壊
[備考]:なし

軍用車(詳細不明)には、二人分の様々な荷物があります。



という訳で先生二人を投下しました。一応第六回放送に影響は出していないつもりです。

第六回放送ですが、もう金曜日も終わってしまったので、3月11日の日曜日の夜10時でどうでしょうか?
その時間なら私の方で放送SSを投下できます。

>>211
乙でした。私だとそういった展開の放送は書けないので、やはり他の方に書いて貰えて良かったと思います。
放送でこんなに喋るのは異例でしょうが、スクランだし全然OKな気がしました。
ただ、期限を過ぎても連絡が無かったので心配しました。できればいつまでに投下できる、といった連絡をお願いします。

215 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/10(土) 03:10:34 ID:aKNG2qPr
両名とも乙でした。夜は先生達の描写がますます増えそうで楽しみです。

ところで教師らのスペックってどんなもんだっけ?
道具は豊富だけど身体能力は生徒達に劣るかやっぱり


216 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/10(土) 03:10:35 ID:Vgybw/xM
>>214
GJ
先生周辺は真新しいですから読んでて面白いです


俺としては予約したい人もいるみたいだし、もう少し待ってあげて欲しい気もします

217 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/10(土) 10:07:01 ID:mY8DEsV8
3月11日の日曜日の夜10時までに予約が入らなければ次の放送へ、
でいいんじゃないかね

218 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/10(土) 10:50:11 ID:nKIg17Sh
>>214
乙です。
笹倉の最後の発言が怖い。
でも「チョコレートにはコーヒー」には賛成。

219 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/10(土) 14:23:04 ID:laMhvpxW
笹倉先生って播磨のこと拳児君って呼んでいた気がするんだが……
私生活じゃないし「播磨君」が正しいんだな

220 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/10(土) 15:33:11 ID:kW9ZgXPv
>>219
絃子さんとふたりだし、ほとんど私生活じゃね?

221 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/10(土) 16:08:28 ID:I1PeZaEH
>>214 乙!
播磨たちと同じくパソコンには手が出せない状態か…
散弾銃装備の一条じゃ仕方ないかな。発見された瞬間殺られかねないし


222 :1 ◆PhRNUx7oBQ :2007/03/10(土) 19:05:37 ID:8kwDSlN0
とりあえず、放送は3月11日の午後10時でよろしいでしょうか?
一通りキャラは出揃いましたし、定刻通りに放送を投下できそうなのはこの日くらいなので。
今のところまとめでもそのように告知しています。

223 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/10(土) 19:11:55 ID:7u9cOyEZ
乙です
これでいいと思います。あるかどうかわからない予約を待つのもどうかと思うので

224 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/10(土) 21:08:24 ID:sS+9RiKf
『3月11日22時までに予約がなければ』
3月11日22時に放送本投下といったかたちにしたほうがいいと思います。

225 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/11(日) 11:55:39 ID:MtU8W/1j
ここまで来ての予約って結構気まずい奇ガス
それにしてもサクサク進んでいくのな

226 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/11(日) 21:04:46 ID:AcRusrxW
もうちょっと

227 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/11(日) 21:27:16 ID:U9Sc+PbB
放送が行われた後、予約も投下も無い状態なら放送前の話を投下してもいいかな?

228 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/11(日) 21:44:21 ID:nQGyAo1U
良いと思う。
今までも放送直後から話を始めるのばっかりじゃなくて、
放送直前に会話入れて放送→本展開とかあったわけだし。

229 :1 ◆PhRNUx7oBQ :2007/03/11(日) 21:45:12 ID:QNDMMKNq
>>227
個人的には大丈夫だと思います。
放送前から放送後の話を入れればもちろんアウトですが、放送前の描写が入った話ならこれまでにもありますので

230 :第六回放送:2007/03/11(日) 22:00:03 ID:QNDMMKNq
管理室は奇妙な沈黙に包まれていた。
放送に備えてお喋りを止めるのは過去五回にわたる放送時と何ら変わらないはずなのに何かが違う。

今この場に居るのは姉ヶ崎、谷、加藤、郡山の四人。
刑部と笹倉は未だに戻っていない。
だが、異変の原因は人数の過多ではなく空気にあった。

少し前までとはうって変わって放送が待ち遠しいとばかりに笑顔を浮かべる姉ヶ崎がそこに居た。
そしてそんな彼女を戸惑った様に見詰める谷の姿。
加藤は押し黙って気難しい表情を作り、郡山といえば普段矢神でしていたように愛用の竹刀を弄んでいる。

先程、谷に連れ立って姉ヶ崎が戻ってきた時には好色そうな視線を向けた加藤と郡山だったが
その口から発せられた提案に谷も一緒に驚いた。

彼女が何を考えてあんな事を言ったのか、その真意が解らないのか三人は責めるでも呆れるでもなく
とにかくこれから行われる放送への対応を各人それぞれ考えていた。

一方、椅子に座った姉ヶ崎妙の様子は一見普段と何ら変りない。
大抵の男子が見ただけで傷の痛みを忘れるという笑顔を放送の機械へと向けている。
液晶にデジタル表示された時刻は着々と放送までの時刻が減ってゆく事を知らせており
やがてその時刻がゼロに切り替わった瞬間、自動的に矢神高校と同じチャイムが島内全域へと流れ始めた。
すぐさま椅子に座った姉ヶ崎はマイクに向かって口を開く。


「こんばんわ〜っ!保険医の姉ヶ崎です、皆元気でやってるかな? う〜ん、どうやらそうでも無いみたいね。
 寝不足、夜更かしは健康の大敵です。しっかり休んで英気を養いましょう。
 まずは、死んだ人の名前を呼ぶから良く聞いてね!

 
 男子10番 奈良 健太郎
 女子12番 砺波 順子
 男子 5番 岡 樺樹
 男子11番 西本 願司
 男子 6番 烏丸 大路
 女子 4番 城戸 円


以上六人です。
もう七人しか生き残っていないんですね。皆この調子で終わらせましょう。
続いて禁止エリアです。1時にH-03、3時にD-03、5時にE-05が対象になります。
これで終わり……と言いたいのですが今回の放送はまだ続くのでそのまま聞いててね〜!」

ここで姉ヶ崎は一旦言葉を区切った。
数秒の間を置いた後、息を吸い込み再びマイクに向かって語りだす。
後ろからは男性陣が一言も聞き漏らすまいと耳を澄ました。

231 :第六回放送:2007/03/11(日) 22:00:37 ID:QNDMMKNq
「さて、生き残っている皆さんはよく頑張りました。
 おめでとうと言いたいところだけれど生き残れるのは一人だけ、次の放送にはまた人数が減っていると思います。
 それとも優勝が決まってるかな? ですから今の内に先生達は残った皆を励まそうと思います!」


生徒への励まし。
それが管理室に戻った姉ヶ崎の提案だった。
当然ながら加藤はたちまち顔を顰めて「そんな事許されるはずないでしょう、何を考えているんですか?」と姉ヶ崎に詰め寄った。
谷も余計な事はさせるまいと言葉を選びながらも姉ヶ崎を止めようとしたのだが、当の姉ヶ崎はすぐさま受話器を取って連絡を始め、
「OKでした、それと励ますなら皆さんも一緒にやりなさいという事です」と受話器を三人に向けてニッコリと笑ったのである。
結果、こうやって姉ヶ崎が何を言い出すかと谷は注視しているという訳だった。


「みんなかなり疲れているみたいね。中には怪我人もいるかもしれないけど先生今は手当てしてあげる事ができないの、ごめ〜ん!
 でも楽になる方法は簡単です、それはゲームを終わらせる事。
 そうすれば思いっきり休めちゃいま〜す。でも生き残る自信が無い人だっているかもしれないわよね。
 それなら銃を自分に向けましょう!楽になれてお友達とも会えちゃうよ!苦しむ暇も無いから怖くない!
 先生達も殆ど眠っていないので早く休みたくてたまらないの!」


「な……!」
その言葉に谷は絶句した。
加藤も言葉が出ないらしく目をしばたたいている。
少なくとも谷が先程見たあの弱弱しい姉ヶ崎の姿は今は別人の様に生き生きとしていた。



「まず播磨君、ううんハリオ。
 贔屓はマズいんだけど私はハリオの事応援しているからね!
 何しろ他に残っているのはか弱い女の子ばかり!ハリオの力なら負けないわよ!
 そうゆう訳だから他に残っている人は大人しくハリオに殺されてね!
 怪我させたら先生怒るよ!
 高野さん、沢近さん、あの世で仲良くしてね、お友達も待っているわよ!
 一条さん、早く好きな人に会いに行ってあげましょう!恋のライバルはもう同じところに居るんだからね!
 塚本さん、もう少しでお姉ちゃんに会えちゃうよ!
 三原さん、お肌を焼くのは美容の敵。先生関心しないな〜。でも死んじゃえば心配いらないね!
 雪野さん、今の気持ちは愛情の裏返し? 死ぬ前に自分の本当の気持ちに気付いてね!

 励ましといっておきながら殆どハリオの応援になっちゃいましたね、ごめ〜ん!
 さすがにまずかったので他の子に先生からアドバイスです。
 これを聞いている皆の隣には誰がいるかな?
 その人の顔を良く見てみましょう、これから貴方を殺す怖い人かもしれないよ!
 それともこれから殺される可哀想な人かな?
 その人が最後に見る他人の顔になりたくないのなら何はともあれ先手必勝!
 隣に居るからといって相手が信用できるとは限らないんだよ!
 じゃあここで一旦他の先生に代わるね!」


ハキハキとした調子で喋り終えた姉ヶ崎は笑顔で谷に交代するよう促した。

232 :第六回放送:2007/03/11(日) 22:01:28 ID:QNDMMKNq
(次、谷先生の番ですよ)
(え、ええ……)

促されるままに谷は姉ヶ崎と席を替わる。
席に付く瞬間、姉ヶ崎が谷に向かってウインクした。

(姉ヶ崎先生はな、何故あんな事を!?)

軽い混乱に陥っているのかなかなか言葉が出てこない。

わざと酷い事を言って自分の疑いを晴らしている?
いや、ならば最初から大人しくしているはずだ。

生徒達への隠れたメッセージ?
少なくともそんな印象は感じなかった。

ひょっとして自分達が何を喋るか知りたいのか?
ありえる、内通者を炙り出すのが目的か?

なら何と喋るべきか?

しかし考える時間はもはや無かった。
横では姉ヶ崎が急かすような仕草を谷に見せている。
考える事を止め、空気に飲まれるままに谷は口を動かす事にした。
今は姉ヶ崎に合わせよう、そう自分に言い聞かせる。
やがて谷は乾いた声を搾り出した。

233 :第六回放送:2007/03/11(日) 22:02:20 ID:QNDMMKNq
「担任の谷だ、六時間ぶりか。
 もう夜も遅いよな、修学旅行では注意したが今は存分に夜更かししてくれて構わない。
 少し話を聞いて欲しい、俺はお前達の担任になれて本当に良かったと思っている。
 担任らしい事なんてあまりしてやれなかった俺が言うのもなんだが、お前達は本当に素晴らしい生徒だった。
 逆に俺の方がお前達から沢山の事を教えられた。
 播磨、先生はお前が最初から悪い人間じゃないと信じていたぞ。
 成績の方は……まあ多くは言わないが今お前はクラスの男子トップになってるんだ。
 競争する相手が居なくなったんだからそうなるよな。
 まさかお前が成績トップになる日が来るなんて想像もしてなかった。
 今のお前はどんな気持ちだ?もし悪い気分じゃなかった場合、生き残って勉強頑張れよ。
 高野、文化祭の時からお前には随分と驚かされてきた。
 卒業したらどんな活躍をするんだろうな、と先生は期待をかけていた。
 でも将来の夢とかはまだ教えてもらってなかったな。
 優勝したら相談に乗るぞ。
 希望が叶うよう俺も精一杯努力する、約束してやる。
 一条、今のお前はお前らしくないな。いつも一緒だった嵯峨野が居ないから無理もないかもしれない。
 でも一人じゃないも出来ない程お前は弱くないだろう?もっと普段の自分を思い出してみろ。
 そうすればきっと道は開ける。
 雪野、大事な友達が死んでお前も辛いんだろうな。楽しそうにしているお前達を見ていると先生も楽しい気分になっていた。
 なあ雪野、担任として言わせてくれ。友達の気持ちを大事にしろ、以上だ。
 沢近、お前は何処でも目立つ生徒だったよな。修学旅行に文化祭、体育祭でのお前の姿はとても印象に残っている。
 教師としてお前は手の掛からない優秀な生徒だった。お前みたいな生徒とは二度と会えないだろうな。
 三原、お前は遊ぶのが大好きな奴だったな。学生としては無理ないが勉強も頑張って欲しかった。
 当たり前だが死んだら遊ぶ事も勉強する事もできないんだよな。だから生きる為に頑張ってみろ。
 塚本、俺はあまり君の事を知らない。でも君のお姉さんの事はよく知っている。
 天満君はとてもいい子だったよ。私だけじゃなくC組の皆が天満君の事を好きだったと思う。
 まあ成績の事では苦労させられたけど天満君が居てくれたからこそC組の担任は楽しかった。
 だからありがとうと言わせて貰う、天満君には本当に感謝しているんだ。
 
 さて、後あまり長く離せないのが残念だ。
 俺はC組の皆を良く知っていたと言える訳じゃない、それでも皆いい奴だという事は解っていた。
 そんなお前達が本当に殺し合うなんて残念だ。
 あのまま来年皆一緒になって卒業式を迎えるんだと当然の様に思っていたがそれも出来なくなったんだよな。
 せめて担任として最後まで見届けてやる。
 そしてゲームが終わったら全員をしっかりと供養するし、必ず毎年墓参りする。
 それが俺のしてやれる事だ」

234 :第六回放送:2007/03/11(日) 22:03:02 ID:QNDMMKNq
そんな事をマイクに向かって喋り続ける。
一言一言を口に出すうちに谷の胸に込み上げるものがあった。

(何故俺はこんな事を言わないといけないんだろう……)

自分の教え子を殺し合わせ、あまつさえ放送で生徒達の心に追い討ちを掛けている今の自分が惨めで堪らなかった。
知らず知らずのうちに谷の感情は高ぶっていき放送に涙声が混じりだす。

「……本当は先生だってお前達が死ぬのは悲しいんだ」

鼻水をすすり上げる音が響く。
涙を袖で拭いながら谷はそれでも放送を続けた。

「お前達をこんなゲームに参加させて本当にすまないと思っている。
 でも世の中にはどうにもならないことがあるんだ……
 つらいよな、悲しいよな……
 毎日楽しくやってきたはずなのに、なんでこんな事になったんだろうなぁ……」


もはや自分を取り繕う事が出来ず、谷は涙声で生徒に詫びた。
するとこれ以上は無理と見たのか姉ヶ崎が笑顔でOKのサインを作った。
鼻汁をすすり上げながらフラフラと席を立ち、顰めっ面の加藤と交代する。


「D組の加藤だ。我クラスの精鋭、東郷、ハリー、天王寺、ララは残念ながらC組の皆にしてやられた。
 悔しいがC組の諸君らが優秀だった事は認めてあげよう。
 ライバルとは互いの力を認め合うものだ、そして私も諸君らC組をライバルと思っていた。
 D組の担任として君達のクラスが羨ましかった。
 矢神高校に戻ったら私は寂しく思うだろう。
 それでも私はD組の生徒を教えていかねばならない。
 だから君達の分まで残された生徒の教育に情熱を注ごう」


加藤は淡々と言葉を紡いだ。
恐らく言っている事は本心だろうと涙を拭きながら谷はそう考える。
普段は嫌味の多い苦手なタイプと敬遠してきたが加藤も教師だったのだと谷はこの時認識した。

235 :第六回放送:2007/03/11(日) 22:03:35 ID:QNDMMKNq
「さて播磨、私は君の事を問題生徒だと思ってきたし今もそれは変わらない。
 正直一番優勝して欲しくない生徒だ、姉ヶ崎先生の様な甘い声は掛けられん。
 しかしこの放送は励ましだ。
 自分がやってきた事を反省し、他人からどう思われているのかよく考えろ。
 それだけを言おう。
 高野、一条、沢近、雪野、三原、塚本。
 私は特定の生徒を贔屓したりはしない。
 一つアドバイスをしよう。
 悪い芽は早い内に摘み取るのが基本だ。
 そうだな、一人でも殺した人間は二人目以降は躊躇わないだろう。
 人殺しは信用しない事だ。
 特に自分が正しいと思っている程タチが悪いものだ。
 思い当たる人物には気を付けたまえ。
 きっとこの忠告が役に立つだろう。 

 私は諸君らの事を忘れない。
 C組の諸君、ありがとう」


加藤の言葉はそこで途切れた。
谷も良く聞かされてきたアドバイスは生徒達にどう受け止められるのだろうと漠然と思う。
加藤はそのまま無言で郡山と席を替わる。
途端管理室内に体育教師の怒鳴り声が響き渡った。

236 :第六回放送:2007/03/11(日) 22:04:21 ID:QNDMMKNq
「聞いとるかっ!体育の郡山だ!まさか寝とる奴はおらんじゃろうな!
 これからワシのありがたい言葉を贈ってやるので心して聞け!
 いいか!お前らは何故自分達が選ばれたのかと思っとるんじゃろう?
 言ってやろう!お前達が問題ばかり起こしてきたからに決まっとる!
 真面目にやってきた奴はそのとばっちりで大変じゃな!
 特に播磨!お前のような問題児がまだ残っとるとはな!いい加減観念しろ、骨はちゃんと拾ってやるぞ!
 戻ったら問題児どもが居なくなってようやく学校が静かになるな。
 高野!お前は前から茶道部なんかにしておくのは勿体無いと思っていたぞ!
 気持ちをもっと落ち着けろ!お前の弱さは茶道なんかにうつつをぬかしているからだ!戻ったら運動部に入れ!
 一条!もっとしっかりせんか!アマレス部でのお前はもっとやる気を見せていたじゃないか!ララの奴が今のお前を見たら暴れだすぞ!
 お前が最初から頑張っていれば納得できる結果を残せたんじゃないのか!根性を見せろ!
 雪野!残っている奴で体育の成績が一番悪いのはお前だな、しかしだからといってお前が不利とは限らないぞ!
 要はやる気だ!本気になった奴には勝利の道が開けるぞ!
 沢近!お前には特に言う事も無い!体力が落ちているようだが他の奴も似たようなもんだ!
 いつもの調子なら優勝は近いぞ!あと一頑張りだ!
 三原!お前はいつも俺の話を聞いてなかったな!体育の成績は良かったが先生には敬意を払え!
 日焼けがしたいなら運動部に入れ!もしお前が優勝したらみっちりとしごいてやるからちゃんと先生の言う事を聞くんだぞ!
 塚本の妹!一年にしては頑張った!姉貴もきっと喜んでいるぞ!優勝したらもっと喜んでくれるんじゃないか? 
 さあ姉貴を喜ばせてやるんだ!お前にも十分可能性はあるぞ!

 気の利いた事が言えなくてスマンのう!問題児どもとばかり向き合ってきたからこういうのは苦手なんじゃ!
 皆疲れ取るようだが最後まで全力を尽くせ!最後に決めるのは根性じゃ!
 全く、体育の授業を真面目にやらんからこんな事になるんじゃ!
 生き残った奴はしごいてやるから覚悟しておけ!」


郡山が一気に言葉を吐き終えても放送はまだ終わってはいなかった。
通信回線が切り替わり、ここに居ない刑部の肉声が無線を通じて流される。

237 :第六回放送:2007/03/11(日) 22:04:53 ID:QNDMMKNq
「刑部だ、ゲームは順調の様で何よりだ。
 今回のテーマは『励まし』か。
 ふむ、難しいな。

 では播磨君、君が優勝したら特別に今月の家賃はタダだ。
 どうだ、やる気が出たか?
 つくづく私の顔に泥を塗るような真似はするなよ。
 高野君、塚本君、ここまで茶道部の有望な部員が二人も残ってくれて私は誇りに思う。
 しかしサラ君は本当に残念だった。
 そうだ、君達のうちどちらかが優勝したらお茶会を開こう。
 サラ君ともう一人の楽しかった思い出を語りたい。
 沢近君、君には中村さん共々お世話になったな。
 君が優勝したら一緒に遊んで嫌な事は忘れよう。
 一条君、雪野君、余計な移動は体力の無駄だ。
 じっとしていた方が賢明な判断だな。
 三原君、生き残れるのは一人だけだ。その為に自分が何をするべきか良く考えろ、以上だ。
 まあ頑張れ」

刑部、笹倉の二人には決定事項だけが無線で伝えられた。
谷は一悶着あるかと思ったのだが、「わかった」と特に説明を求める声もなくあっさり了承の返事が返ってきたのだった。
少しの間があり、続けてスピーカーからは笹倉の声が発せられる。

「最後は私ですね、他の先生方の後だと難しいですね。
 皆は自分が死んだらおうちの人がどうなるか心配?
 安心してね、事故で死んだという処理がされるから親御さん達には見舞金が出ます。
 保険金も払われるだろうからむしろ親御さんは喜ぶかも。
 そしていいお知らせ。
 優勝した人は事故の生き残りという事になるので慰謝料という形でお小遣いが貰えるかもしれませんよ。
 ちゃんと頼んでいるから安心してね。
 パーッと使えば嫌な事だって忘れられます。
 お金が有るのはいいものよ?
 バイトと思えばお得かも。
 それでは皆さん頑張りましょう!」

笹倉の声が終わり、これで六人全員が励まし終えた事になる。
すると直後に姉ヶ崎がパチパチと拍手した。
その表情は谷や加藤とはちがって罰の悪そうなものは含まれていない。
そういえば郡山だけは姉ヶ崎の放送を聞いても動揺はしていなかったと谷は気付いた。
だがその事を深く考える事はできず、先程自分が喋った言葉の内容を思い出し気持ち悪くなってしまう。

238 :第六回放送:2007/03/11(日) 22:05:24 ID:QNDMMKNq
「聞こえましたか〜?以上、先生達の励ましの言葉でした!」

再び椅子へと腰を落ち着けながら姉ヶ崎が再び喋り出す。
谷は後ろで力無く座り、加藤は腕を汲みながら機械をじっと見詰めるだけだ。
そして郡山は仁王立ちしつつ竹刀を弄んでいた。


「さて、短い間でしたけど矢神高校に来て皆に出会えた事はとても良い経験でした。
 皆元気一杯で、私も貴方達のような学校生活が送れたらなぁって本当に羨ましかったです。
 怪我した子を治せたり、心の悩みの相談に乗れて皆の助けになれた事は私の誇りです。
 まさかこんな形で貴方達と別れる事になるなんて思っても見ませんでした。
 でも人生は厳しいものです、皆もこのゲームでそれがよく解ったんじゃないかな?
 負けちゃった人、これから負ける人に言っちゃいます。
 私は精一杯努力した皆の姿を忘れません。
 そして、そんな姿を見せてくれた皆さんと出会えて本当に良かったと思います。
 一番印象に残っているのは―――そうね、女子バスケ部を立ち上げた時の事かしら。
 三原さんは良く知らないだろうから他の人に聞いてね。
 あの時は本当に楽しかったわね、私のチームは俵屋さん、嵯峨野さん、一条さん、周防さん、ララさんで
 相手チームがハリオ、東郷君、今鳥君、塚本さんとお姉さん。
 もう一度やりたかったけど無理になっちゃって残念だね。
 素晴らしい思い出ありがとう。
 天国に行ったら皆で楽しくバスケをしてね!」


姉ヶ崎は過去を懐かしむようにしみじみとした口調だった。
穏やかな表情で今までの学校生活が楽しかった事を告げている。
谷は姉ヶ崎の心の内がわからなかったが加藤と同じく本心なのだろうという予感がした。


「……少し話が長くなっちゃいましたね。
 今回のお話はここまでです。
 それではまた会いましょう」


それは次の放送の事か、やがて決まるはずの優勝者に対して向けられた言葉なのだろうか。
或いは違った意味があるのかもしれないが谷には判断できなかった。


「以上です、鎌石小中学校より愛を込めてこの放送を送りました」

239 :第六回放送:2007/03/11(日) 22:05:56 ID:QNDMMKNq
長い放送が終わり姉ヶ崎は指を伸ばしてスイッチを切った。
そしてくるりと椅子を回して男性陣の方を向き直る。

「おかげで素敵な放送が出来ました、皆さんありがとございます」

笑顔のままお礼を言う姉ヶ崎に谷と加藤は「ああ……そうですね」「ありがとうございます」といったありきたりの返事でお茶を濁した。
そのまま監視作業に戻ろうとした谷の耳にポツリと姉ヶ崎の小声が届く。

「これであの子達元気を出してくれるといいんですけど」

ひょっとしたら独り言なのだろうか。
しかし谷はその言葉をどう受け止めていいのか解らなかった。

「大丈夫ですわ!あいつらのしぶとさはワシが良く知ってますわ!」

突然横から郡山の声が響く。
意見が合ったのか知らないが二人共ウンウンと頷いていた。

放送前とはどこか違った雰囲気のまま監視作業も再開される中、谷に生じた戸惑いは解消されずに残っていた。

数時間前に見たあの弱弱しい声と涙の跡。
それが放送で正反対のテンションを見せて自分や加藤を飲み込んでしまった。
郡山だけは何故かその変化にあまり驚いていない。
何が彼女の本当の姿なのか。

思えば矢神でも幾度となく姉ヶ崎には振り回されてきたのである。
距離が縮まったかと思えば目の前で播磨に仲良くする。
そう、いつも谷はそんな役回りだった。

女は嘘を付くもの。

古来より言い古されてきた言葉だが

果たして男は道化か否か―――

240 :1 ◆PhRNUx7oBQ :2007/03/11(日) 22:07:11 ID:QNDMMKNq
◆.Cb.m05RN.氏作の第六回放送でした。
改行規制により、作品の一部をこちらの方で改行させて頂きました。ご了承下さい。

241 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/11(日) 22:12:28 ID:/zOmiImf
乙でした。

三原、沢近、八雲を予約します

242 : ◆RHLa6nIQ9U :2007/03/11(日) 22:13:40 ID:/zOmiImf
また鳥わすれ……すいません

243 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/11(日) 22:20:08 ID:laVHkXGh
なーんか泣けちまったよ;w;

244 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/11(日) 22:38:55 ID:Q+jJAxCQ
危険な宗教の一端
http://sky.geocities.jp/ekikuroscience/

245 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/11(日) 23:51:52 ID:Vo19l9Ke
>>242
期待してます。

246 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/12(月) 00:18:12 ID:3cSrcfPH
谷のあたりから塩水が出た
何故か五里山のとこでも感動してしまった


もし2ndあるならこれまたやってほしいそれぐらい良かった

247 : ◆.Cb.m05RN. :2007/03/12(月) 01:06:19 ID:qMkbC8kN
放送前の話となりますが投下いたします。

248 :『疑問に対する一考察』 ◆.Cb.m05RN. :2007/03/12(月) 01:07:07 ID:qMkbC8kN
「大丈夫みたいだぜ、誰も居ねえ」

インカムから播磨の連絡が発せられ、高野は慎重に林から道路へと姿を現す。
念の為耳を澄ますが聞こえるのは風のざわめきだけだ。
先に進んでいた播磨は既に道路の真中に立ち、落ちている様々な道具を調べていた。


二人は南下し、高野の案内で一条、雪野と別れた場所を目指したが近付くに従い一層の警戒が必要だった。
何せ向こうには自分達の位置が解るパソコンが有る。
突然の銃撃によって同時に撃たれない為に互いの距離をとり、インカムで連絡しながら一人が先行してもう一人が後ろを進む。
そのように奇襲や待ち伏せに備えて慎重に前方を探りながら進んだ結果、どうしても歩みは遅くなってしまった。

しかし幸いな事に今に至るまで銃撃による出迎えは無かった。
高野が数時間前休憩を取っていたその場所に辿り付いた時は二人の姿は何処にも見えず、
リヤカーに積まれていた様々な雑貨品が道路に散らばっているだけだった。

「ま、さすがに何時までもここに居るはずがないわね」

予想の範囲内だったのか特に落胆した様子も無く高野が呟く。
高野が姿を現す前から立ち続けている播磨に対して何のアクションも起こらない以上、
二人が選んだのは待ち伏せでは無く逃亡と判断して間違いは無いだろう。
荷物の散らばり具合を見る限りかなり慌しく行動したのではないかと高野は印象を受けた。

なら少なくともこの場所は安全という事だ。

「使えそうな物があれば持っていきましょう、そのぐらいなら構わないわね?」

休憩も兼ねて播磨に提案する。
警戒しながら歩き続けた事は播磨も疲労を感じているらしく軽く頷く。

「好きにしやがれ、ただし言っておくが荷物持ちはしねえぜ」
「あら?貴方の分も見つけてあげようというのよ、どうせ大した武器も無いんでしょう?」

馬鹿にするような口調で高野は言う。
播磨が持っているのはナイフ程度の短い武器だ。
銃器に対抗できるものは無いだろうが今よりマシな物を持たせておけば自分の生存確率も上がるだろう。

しかし月明かりを頼りに探してみるが薙刀や日本刀など目ぼしい物は持ち去られているらしく見当たらない。
落ちているのは当面は役に立ちそうない鉄板やポリバケツ、ブルーシートなど雑貨品ばかりである。
よくもまあこれだけのものを運んできたと高野は呆れた。

249 :『疑問に対する一考察』 ◆.Cb.m05RN. :2007/03/12(月) 01:07:37 ID:qMkbC8kN

「全く……必要な物とそうでない物の区別ぐらい付けなさい」

愚痴の一つも言いたくなるが冬木達の気持ちもわからないでも無い。
先が見えない状況では人は何にでも縋ろうとするものだ。
いつかこれが役に立つ、という望みを持って運んできたのだろう。
ただ彼らには運が無かった。
無事西本達と合流し、大人数の集団が出来ればこの品を生かす局面も生まれたかもしれなかったがそうは成らなかった。
しかし結果的には判断ミスである事に変りはない。
自分はそんな間違いを犯すまいと必要な物だけを探す事にする。
すると自分の物だったリュックがガラクタに混ざっているのを見つけ出す。

食料や水は持ち去られていたがさすがに捨てていく気にはなれなかった。
中身ごと他の誰かから奪えるかもしれないが皮算用は禁物だ。
どうせ大した重量でも無いと身に付ける。

すると高野の目が何かを捉えた。
リュックを取り上げた下から金属質のものが月光を反射してキラリと光る。
何かと思ってガラクタを除けると現れたのは鎖。
その正体に気付き、力を込めて引っ張ると雑貨品を掻き分け、鎖に引かれて三日月状の鎌が出てきた。
恐らく急ぐあまり持ち去るのを忘れたのだろう。
或いはガラクタに埋もれて見失ったのかもしれない。
岡の血が所々に付着するそれを高野はゆっくりと手の中に収めた。

「拾いモンだな、そんな物があったなんてな」

播磨は特に動じた様子も無くそんな高野に言葉を掛ける。
しかし高野は無言のまま道路から別の何かを拾い上げる。

「……何だそりゃ?」
「岡君の靴下。雪野さんが持っていた武器だけど捨てられたみたいね」

拾われたのは高野が今持っている物と対となるブラックジャックだった。
岡が池の近くで二人の為に作った即席の武器。
それが無造作に投げ捨てられていた。
ふと、これを渡してくれた時の顔を赤らめる岡の様子が思い出される。

「銃が手に入ったんだし無理も無いか」

そんな独り言を呟くと播磨が「ああん?わかんねえ、説明しろよ」と横から口を出してきた。
隠しておく理由も無い、高野はポケットから自分が持っているブラックジャックも出して由来を説明する。
何か話をしたい気分だったのだろうか、岡との出会いの顛末からそれを作ってくれた時の様子まで思わぬ長話をしてしまう。


250 :『疑問に対する一考察』 ◆.Cb.m05RN. :2007/03/12(月) 01:08:16 ID:qMkbC8kN
「じゃあそいつはお前か持っててやれ」
「……何でよ」

聞き終えた播磨は有無を言わせぬ調子でそんな事を言い出した。
高野とはいえば余計な荷物は持ちたくは無い。
しかし播磨は高野の手にある二つのそれをそのまま持つよう執拗に迫る。

「わかんねーか?そいつには男の気持ちが篭ってるんだぜ?それを無駄にすんじゃねえよ!」

高野には男の気持ちなどわからない。
しかし、雪野の様にそれを捨てていく事は何故か躊躇われる。
播磨と行動する為には仕方ない、そう思って結局二つ共ポケットに収めた。

「これで満足?」

わざと不満げな表情を浮かべて播磨に向けた。
たが、播磨は相変わらず憮然としたままだった。

「それを決めるのは俺じゃねえ、お前自身の気持ちの問題だ」
「何よ、それ」

持っていろと言いながらお前の問題と押し付ける。
あまりに勝手な言い分に思え、高野は気持ちが苛立った。
しかしこれ以上無駄な論争をする気にもなれず、不満を抑えて黙り込む。

「じゃあ俺はこいつにするぜ」

一方の播磨は鉄パイプを拾い上げて高野に見せる。
単純な破壊力や利便性ならスコップの方が上だろう。
しかし疲労している今、持ち運びやすさが優先するのは当然だ。
特に不満も無く高野は頷く。

これ以上持っていくような物は無かった。
再度南を目指そうと高野が動こうとしたその時、突然播磨から声を掛けられて立ち止まってしまう。

「なあ高野、お前前からこのクソゲームの事を知っていると言ってたよな?」
「……そうよ」

今度は何を言い出すのかと高野は播磨の顔を見るがその表情は真剣そのものだ。
とりあえず喉まで出かかった文句を押さえ込み、続きを黙って待つ事にした。

251 :『疑問に対する一考察』 ◆.Cb.m05RN. :2007/03/12(月) 01:09:20 ID:qMkbC8kN

「だったら教えろ、このゲームの目的ってのは何なんだ?何で俺達に殺し合いなんかさせんだよ!」

播磨の声には怒りが隠し切れなかった。
この理不尽な状況に対するもの、想い人を失った事、日常生活を壊された事に対する様々な怒りが入り混じった声だった。
そして高野も同じ疑問を持っていた。

「……結論から言うと私にも解らないわ」
「何だよそりゃ!?どういう事か説明しろよ!」

答えを迫る播磨に対し、高野はあっさりと回答不能だと言い放った。
納得できないのか播磨はさらに高野へと詰め寄る。

「単純な消去法よ。
 逆に播磨君に聞くわ、漫画家の発想でゲームの目的を考えてみて」

突然バトンが渡された播磨だったが言葉に詰まる様子も無くすぐ幾つかの仮説を唱える。
播磨自身、自分と出会う前からこの疑問を考えていたのだろうと高野は思った。

「在り来たりだがどっかの悪趣味な野郎どもの娯楽って事はねえのか?
いくら考えてもまともな連中がやる事とは思えねえ」
「それは無いと思うわ」

あっさりと高野は即断した。
播磨が不満げな表情を浮かべ、じゃあ説明しろ、と促すとやれやれといった表情で高野は解説する。
筆談の必要は無いだろう。
今さらそんな事で首輪を爆破するとは思えないし、第一筆談をするには暗すぎる。

「娯楽に飢えた権力者が存在する、そこで殺し合いを行わせて楽しむ事にした、ここまでは有り得るかもしれないわね」

淡々の語る高野の話を播磨は黙って聞いている。

「一つのクラス丸ごと選んだり、そのクラスと繋がりのある人物を参加させたのは殺し合いを面白くする為。まあ有り得なくはないわ」

友人同士の反目や葛藤を楽しむ為という目的があるのならD組のハリーや東郷、一年の八雲やサラが参加させられたのも説明が付く。
教師達にその管理を任せるのもその様子を眺める為かもしれない。

「その連中の間では誰が優勝するか賭けが行われているのかもしれない、でもこの説には決定的な問題があるのよ」
「何だ、はっきりと言えよ」

もったいぶるような高野の説明に播磨は続きを催促する。

「絵よ、これが悪趣味なエンターテインメントだとすると主催した連中が欲しがるのは殺し合いの映像、
 それも監視カメラや望遠カメラで得られるような迫力に欠けるものでは駄目、映画並に状況を見せてくれる絵が無ければ話にならないわ。
 まさか声だけを聞いて満足しているなんて思えないでしょう?
 播磨君の仮説なら、どうやって連中は島の何処かで行われるか解らない映像を撮れる訳?」

播磨が言ったのと同じ事を過去高野自身も考えた。
しかし現実に自分がゲームの参加者となって自説の欠点に気付いたのである。


252 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/12(月) 01:09:37 ID:YNEuwGXu
>>240
作者さん共にGJっす

>>242
期待してます

253 :『疑問に対する一考察』 ◆.Cb.m05RN. :2007/03/12(月) 01:10:51 ID:qMkbC8kN
「まさかこの島中に何百、いえ何千の監視カメラが仕掛けられているとでも?建物限定として、実際に観音堂の中をこっそり捜したけど一つも見当たらなかったわ」

平野のような見通しの良い舞台ならば定点カメラによる撮影も可能だ。
しかしこの島には林や茂みが有り身を隠す場所が多過ぎる。
反論されて言葉に詰まった播磨だったが、直ぐ何かに気付いたのか首輪を指で指し示した。
しかしそれでも高野は首を振る。

「首輪というのも考え難いわ。単独行動している参加者の接写は諦めるしても男子はガクランが邪魔でまともな映像が撮れないわよ。
 顎が邪魔になるし、そんな貧弱な映像がゲームに掛けた手間と費用、そしてリスクに見合うと思う?」

言われるまでも無く見合わないだろう事は播磨にも解った。
高野はさらに言葉を続ける。

「まだ有るわ。それは支給品よ、殺し合いの様子を楽しみたいのなら銃器を大量に渡して銃撃戦でもさせた方が絵になるわね。
 わざわざハズレアイテムを支給してどうするの?ハンデを付け、結果行われる駆け引きを楽しむ?
 そんなマニアがこのゲームを行える程大勢居るとでも?」
「……ありえない話じゃねえ」

今度は播磨が反論した。
確かに確立は低いが有り得なくも無い。

「いいでしょう。そんなマニアが大勢居る。
 では前回は英国の高校が選ばれた、今回は日本。
 その駆け引きを楽しむ人は通訳でも雇うのかしら?それとも全員バイリンガル?」
「うっ……」

反撃され播磨が沈黙する。
さらに高野は追い討ちをかける。

「矢神高校がそいつらに賭けの対象にされた、客には詳細な参加者のデータが渡される。
 でも途中経過は音声と地図に示された位置情報、そして有るかわからないけど貧弱な映像。
 賭けた対象の表情も戦いの様子も少ししか解らない。
 しかもゲームは数日がかり、とてもリアルタイムで楽しめない。
 播磨君ならそんなものに大金つぎ込む?娯楽としては失格よ。
 西本君だったらきっと『ワスを馬鹿にするダスか!』と怒るわね。
 フットボール、アメフト、アイスホッケー他色々、世界一流の娯楽に満足できなかった連中がこの内容で満足するとは思えないわ
 それに単純な殺し合いだけならホームレスや家出少女、密航者みたいに居なくなっても騒がれ難い人物でも集めた方が遥かに楽よ。
 クラス丸ごとというのはリスクも比べ物にならないわ、失うものも大きい連中程慎重になるものよ」

ここまで言うと播磨もやっと観念した。
「まいった、俺の負けだ」と素直に自説を撤回する。
しかしすぐさま次の仮説を搾り出す。

254 :『疑問に対する一考察』 ◆.Cb.m05RN. :2007/03/12(月) 01:11:30 ID:qMkbC8kN

「じ、じゃあ何かの実験か儀式って事は?」
「実験ね、なら聞くけど何の実験?儀式って何処のカルトがこんな大掛かりな事を行えるのかしら?」

冷ややかな視線を播磨に向ける。
仮説を出すにしろ、単純な思い付きでは説得力が無い。

「そ、それは極限状態の人間観察とか、特別な人間を見つけ出す為とか」
「なら矢神高校を選んだ理由は?その説なら何処の誰でも良いんじゃない?」

冷静な声で高野は反論する。
非常にリスクの高いクラス全員+αの誘拐を行う理由を説明できない限りその仮説は成り立たない。

「そんなの俺に解るかよっ!」

とうとう播磨はさじを投げる。

「ならこの話を続けてもしょうがないわね、時間が惜しいからもう行くわ」

高野は話を打ち切って自分一人で先に歩き出した。
播磨はブツクサ言いながらその後に続く。


それでも播磨は考える。

――――わかんねぇ、このゲームの目的は一体何なんだ?

自分の仮説は指摘された通り穴だらけだった。
このゲームを思い付いた連中がまともな考えを持ってないにしろ何かを求めているのは間違いない。
だが、それが何なのかどうしても思い浮かばなかった。



そして高野も冷静なように見えて内心は播磨と似たようなものだった。
ゲームの目的と黒幕の正体は自分が巻き込まれる前から考え続けてきた事だった。
しかし組み立てた仮説はゲームを進めている内に破綻した。
それでも優勝が第一として余計な事を考えないようにしてきたのに播磨が言い出して再び頭が動き出す。
今の時点でゲームの目的は高野の想像の外にある可能性は低く無いだろう。
皆を覚え続けるという目的に変わりは無いが、さらに付け加えるべきか考える。


――――優勝すれば何か解るかもしれないわね



255 :『疑問に対する一考察』 ◆.Cb.m05RN. :2007/03/12(月) 01:12:04 ID:qMkbC8kN

【午後:22〜23時】

【播磨拳児】
【現在地:E-03南部】
[状態]:疲労(精神面は多少持ち直している)。返り血にまみれている。
[道具]:支給品一式(食料4,水2)、鉄パイプ、インカム親機、黒曜石のナイフ3本、UCRB1(サバイバルナイフ)、山の植物図鑑(食用・毒・薬などの効能が記載)、
     さくらんぼメモ、烏丸のマンガ
[行動方針]:生き残りを協力させてゲームを潰す、生き残ってマンガを描き続ける
       まずは一条・雪野との合流を目指す。
[備考]:サングラスを外しています。高野を殺人者と認識しています。 ゲームの目的を知りたがっています。

【高野晶】
【現在地:E-03南部】
[状態]:少し疲労(精神面は多少持ち直している)。警戒態勢。
[道具]:支給品一式(食料0)、鎖鎌、薙刀の鞘袋(蛇入り) 、インカム子機
     雑誌(ヤングジンガマ)、ブラックジャック×2(岡の靴下でつくられた鈍器。臭い)
[行動方針] :とりあえず播磨と行動。
[最終方針] :全員を殺し、全てを忘れない。反主催の妨害。出来れば教師達にも罰を与えたい。 ゲームの目的を知りたがっています。


256 : ◆.Cb.m05RN. :2007/03/12(月) 01:12:41 ID:qMkbC8kN
以上です。
本当は放送前に投下したかったのですが時間が掛かってしまいました。

257 :252:2007/03/12(月) 01:30:04 ID:YNEuwGXu
本当にスミマセン。長い間リロってなかったもので……

>>256
GJです
それにしても熱いなぁ
見えない何かと戦うって状況とか好きなんでかなり燃えました


つかとうとうバックグラウンドも描写しなきゃいけなくなりましたね
矛盾しないでこれを書ききるのは難しすぎますよ
俺にはとても想像付かない

258 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/12(月) 01:38:53 ID:hVjGfmWn
あくまでスクラン世界だから大東亜なんて無理だしなぁ
神:仁丹案ぐらいじゃないと不可能

259 : ◆RHLa6nIQ9U :2007/03/12(月) 02:06:14 ID:DL3PpF93
投下します。

【Infectious disease】

260 : ◆RHLa6nIQ9U :2007/03/12(月) 02:07:02 ID:DL3PpF93

 垂れていた腕を持ち上げて、手首ごと空にかざす。小さな円形の中に寄り添うような二本の針が見て取れる。
定期放送の十分前。ある種の期待すらこもった時間が訪れる。
待つ間は静かだった。三原も沢近も、あれ以来突然叫びだしたり寝返りをしたりといった動きがない。
いつの間にか起きたのか、伊織だけはたまに欠伸をして頭をもたげ、尻尾を左右に振っていた。
周囲の見張り、といっても実質できることはない。静寂のおかげで八雲には充分な考える時間が与えられていた。
覗き見たメールによって植えつけられた混乱は相変わらず心に残っている。
だが待つだけで手に入る答えとは楽なもので、理性や冷静さを消し去るには到らなかった。
どの感情も互いの場所を奪い合うことなく、共存して八雲に残り続けている。

「三原先輩……起きてください」
 彼女が最初に声をかけたのは三原だった。睡眠時間は沢近より長い。
もしかしたらすんなりと起きてくれるかもしれない。そう考えて。

「……ううん、牛のおなか言うな……」
 体を揺すられ理解不能の寝言を呟きながら三原が体を起こす。
んんー、とまだどこかとんだ意識がとんだ様子を見せていたが八雲の顔を見るや、すぐさま彼女は立ち上がった。
「八雲ちゃん?……あ、そうか私あのまま!」
「おはようございます。放送の十分前です」
 三原はおはようとありがとうがまざったような返事をして、なんとなくだが空を見上げる。
眠る前と大きく変わってしまった空には冬の星が広がっていた。
星座の名前など何一つわからなかったが、その美しさに心奪われ、生きることの幸せをかみ締める。
やがて満足したのか顔を落とし、八雲のほうへ目を移す。そこには横たわる沢近がいた。
思わず上げてしまった声が引き金になったのか、沢近も意識を起こし三原のほうを向く。

「!……三原さん」
「え?え?沢近さん、いつの間にここに?」
 先輩が眠ってしばらくしてから、と八雲が簡単に説明する。
三原はすぐに駆け寄り互いの無事を喜び沢近に手を差し伸べた。対する沢近は何かしら考え迷った後、同じように手を返す。
握手の間に聞こえてきた伊織の声が、二人の無事と出会いを記念しているようで沢近には印象的だった。

「えっと、三原さん。八雲。色々あると思うんだけど、まず」
「放送がすぐです。後にできませんか?」
 首輪を確認するくらい――と沢近は喉まで出掛かるが慌てて止める。盗聴器があるのだ。
まず二人に盗聴器の存在と首輪の番号について筆談で説明しなくてはならないが、放送まで時間はない。
八雲が止めてくれなければ危うく存在を漏らしてしまうところだった。
そして放送という単語が沢近に不安を抱かせる。一条からのメールの真偽がある程度はっきりするのだから。

 残された時間でポケットから携帯電話を取り出しメールの着信がないか確認を行う。
あ、と八雲が呟くが仲間から借りてる支給品だと教えキーをいじる。
だがそこに新着を知らせるメッセージはない。軽く落胆した後に、仕方なしに先程の一条のメールをもう一度確認しようと
受信メールボックスを開いた。そして異変に気付く。数が記憶と一致しないのだ。増えている。そこで声をかけられた。

「せ、先輩。携帯電話のメールなんですけれど……沢近先輩が寝てるときに見つけてしまって、気になって……」
「……そう。見たのね。あらほんと。一番新しいのは私が寝てた時間ね」
 謝ろうとする八雲に、沢近は別に不快感を感じてはいなかった。こんな状況なのだから無理はない。
携帯電話があれば見てしまうものだろう。自分だっておそらくそうしたはずだ。
むしろ説明する手間が少し省けた、と考えながらすぐに最後のメールを開いて目を通す。親友のイタズラであることを祈って。


261 : ◆RHLa6nIQ9U :2007/03/12(月) 02:09:56 ID:DL3PpF93

「な……」
 願いは空しく裏切られる。それどころか高野や播磨といった彼女が信を置く人物を糾弾する内容だった。
そして彼らを殺せと自分に助けを求めている。だが文脈はどこか非難めいたものを感じさせた。

(まだ何も説明してないのに……これをあの子に見られたっていうの……?)
 携帯電話を横目に八雲を伺う。だが姉と違い、彼女の表情は何も読み取らせようとしない。
「……沢近先輩。どういうことなんですか?」
「あ、あの!事情がよくわかんないんだけど……ケータイ?相手は?助けとか呼べないの?」
 自分が置いていかれた感があり不満だったのか、沢近は三原にまで説明を求められる。
首輪より先にすることができてしまった。仕方ない、まずはと思ったところで放送を知らせるチャイムが強引に割り入る。


『こんばんわ〜っ!保険医の姉ヶ崎です』

 * * * * * * * * * * *

(何で、何でよ……本当なの?嘘よそんなの!)
(おかしいよ……どうしてこんなに一気に皆……わけわかんない。ここも禁止エリアになっちゃった)
(…………)


 三人は愕然として、『まだ続く』という放送を待つ。身動きすらとれなかった。
自縛の時間などお構いなしに、やがて姉ヶ崎の嘲るような声が再び響く。
更に声の主は谷、加藤、郡山、刑部、笹倉と次々に変化し三人へ『励ましの言葉』を送る。


「ふ……ふざけないでよっ!見てなさい!驚かせてやるんだから!」
 加藤か郡山を過ぎたあたりだったろうか。耐え切れなくなった沢近が憤怒に顔を歪める。
ここでいくら叫んでも意味はない。けれど盗聴器を通して伝わっているはずだ。なら宣戦布告くらいにはなる。
沸騰した頭の中に僅かに残った理性がそう告げてる。放送が完全に終わるまでの間、
沢近は肩を揺らし大きく息を吐くことでどうにか焼ききれそうな感情を押さえ込んだ。


「ふん。……ウチの先生はロクデナシばっかってことね。誰が言うことなんて聞くもんですか!」
「そうそう!谷先生なんてわざとらしい演技なんてしちゃってさ!腹立つなあ!」
 本来すべきことをおざなりにして、三原とともに文句を吐き捨てる。地面を踏み、草を蹴り散らす。
何かにぶつけないと耐えられないほどに、先程の放送は二人の感情を高ぶらせていた。

「ナーオ」
 会話の合間に入ってきた伊織の鳴き声に二人ははた、と気付く。先程から八雲の声を聞いていない。
まさか何も思わなかったわけではないだろう。何故彼女は何も言わない?ゆっくりと八雲がいるであろう方向を振り返る。


262 : ◆RHLa6nIQ9U :2007/03/12(月) 02:12:32 ID:DL3PpF93

「……そろそろ話の続きをしてもいいですか?」
 冷静に、八雲はこれからのことを囁いた。二人ともそんな彼女に驚きを隠せない。
「そ、そうね……」
 八雲は冷静だった。何故なら『励ましの言葉』を聞くよりも早く、より大事なことを告げられたのだから。
正確に言うなら、そのことに頭を集中させていて教師らの一言にまで思考をまわす余裕がなかった。
なにやら自分も呼ばれていた気がするが、そんなことはどうでもよくなるほど『あのこと』は重要だった。
だがそんな事が沢近と三原に当然わかるはずもなく、違和感だけが二人に残される。

「メールの内容と放送は一致していました。全部……本当なんですか?」
「だ、だから何よ!違うわ!そりゃあ名前はそうだけど、晶やヒ、播磨君がそんなわけ!」
「あの……二人とも、よくわからないけれど今はここを離れるのが先だよ?G-03へ行かないと!」
 最大の懸念を指摘した三原が一番冷静だったのかもしれない。
南は既に禁止エリアであるし、西は海。E-05も指定されてしまった以上東に行っても孤立するだけである。
北しか選択肢はないが、残された時間は一時間未満。だが彼女達は自分らがいるエリアしか知らない。
安全地帯のG-03へ到達するための距離も時間も全く検討つかないのだ。

「『メール』って私にはわからないけど、今は時間がないよ。八雲ちゃん、気になるかもしれないけど今は逃げよう?
 沢近さんも言いたい事はあるかもしれないけど我慢して欲しい。後でちゃんと私にも教えてね」
 三原の指摘は的確だった。事情を知らない上で、八雲や沢近の気持ちを汲み取り配慮した形で口にする。
考えると当然のことではあるのだが、極限状況でそれを実行できる彼女に二人は反発など抱くはずもない。


「えっと、北はこっちね。地図によるとちゃんとした道があるみたいだから、そこにぶつかるまで行きましょう」
「走ったほうがいいのかな?八雲ちゃん、まだ大丈夫?……八雲ちゃん?もしもし」
 出発の準備を整えたところで、三原は八雲の態度が気にかかった。
聞こえていないのかと肩を掴んだことでようやくこちらに気付き、すいませんと一言。
何かをためらっているような印象を醸し出しつつ、八雲もリュックを背負いこちらを向き直った。
放り投げたオールが地に落ちるのをきっかけに、三人は一斉に駆け出す。

「っは、っは、っは……」
 滴るような緑の木々の隙間を縫って三者が走る。荷物のなかからガチャガチャと金属音が漏れる。
盛り上がった地面を駆け上がり、両足で跳び木の根を飛び越え、背をかがめ正面の枝を避ける。

「すべるわよ、足元気をつけて!」
「狭くなるわよ!横、注意して!」
 先頭を行く沢近が注意点をいちいち喚起してくれることに感謝しつつ、三原は後を追う。
走る、といっても全力疾走ではなく速度は軽いランニング程度。先頭の彼女が先を気にするなら
自分は後ろに注意しよう。たまに背後を振り向くが八雲はちゃんとついてきている。伊織もその足元にぴったりと。
走りながらではあまり表情を伺えない。しかし何故か不安になり再び振り返る。確認し、またそれを繰り返す。
何度目になったろうか、耳に言葉が届いた気がした。正確には意味を持つ言葉になる前の段階であったが。
それはところどころが抜け落ちて何の役目も持っていない。もっとはっきり聞こえないだろうか?
隙間を埋めて一つの意味を見出そうと働かせた頭が、やがて結論を導き出す。
そして出発前に八雲が何を考えていたのか、なんとなく理解できた気がした。

『ご め ん 姉 さ ん』

 今は振り返らないほうがいいのかもしれない。下手に気を利かせないほうがいいのかもしれない。
三原は神経を己の足と目を完全に正面に向け、左手に響く痛みを堪えながら沢近の後を追った。



263 : ◆RHLa6nIQ9U :2007/03/12(月) 02:14:58 ID:DL3PpF93

「はっ……はっ……もう、大丈夫ね。休憩しましょう。休みながら、全部話すから……」
 時計を確認する。リミットまではまだ余裕があり、三十分前を示していた。
目標としていたアスファルトで塗装された道は歩くに適し座るには硬い。数メートル外れた草地に三人は身を寄せる。
夜の影響なのか若干冷えたペットボトルの水で喉を潤す。この島に来てから水のありがたさを何度かみ締めたかわからない。

「先輩……」
「わかってるわよ。急かさないで。ちょっと待ってなさい」
 沢近はまずメモ帳を取り出して、首輪に盗聴器が仕込まれていることを教えようとする。
だが既に二人はそれを何らかの手段で知っているようで、いきなり出鼻をくじかれた。
続いて口頭で必要最低限のこと――今は一条が持っているであろうノートパソコンの首輪探知とメール機能を知らせ
一方で携帯電話を頼りに、筆談でフラッシュメモリと首輪のパスワードを説明した。それが残された希望だと付け加えて。
さすがに二人とも驚いたのか、特に三原は八雲の手を無理矢理握りぶんぶんと上下に振って喜びを表現する。

『八雲の番号が正解だと私は信じてる。皆の命がかかってるの。まずこっちを解決させて』

(あ、しまった……花井君達を確認する時間くらいあったかも……でもどのくらいかかるか分からなかったし……)
(……本当に私が?どうして私を選んだの?……私を……)
 自分達が関与しない間に事は想像以上に進んでいた。三原と八雲は互いの立場で過去を振り返る。
信じられない感もあるのか、沢近に首元を探られながらも八雲は特に抵抗しなかった。
照明代わりだろう、携帯電話の光が眩しい。続いて三原も沢近に首元を見せる。

『三原さんがSRBR-HRM3KOQ-E、八雲がSRBR-Z365FIN-0』
 メモに記し、急ぎそれを携帯電話に打ち込む。
色々と聞きたいことはあったが、まずは一条達にこれを知らせるべきだ。何度かキーを叩き簡単に文章を作る。
だが何故かメールの作成が進むほど、指の動きが遅くなる。
そして最後のボタンを押す前にとうとう指が止まってしまった。まるで自分の手でないかのように思うように動かない。
足も動く。余った手も動く。だがメールを送信する指先だけが全く思うとおりにならない。
(……何で……どうして……)

「不安ですか?これで違っていたらと思うと押せませんか?……正しいと思います」
 止まった沢近を動かしたのは、八雲の意外な発言だった。どこか悲壮感が漂っている。
だが信じてきた希望を否定された気がして、沢近は口を開いた。今度は慎重に言葉を選びながら。
「危険性の低い人間ってあったわ。……何が言いたいわけ?」
「!――や、八雲ちゃ」
「私が麻生先輩を殺していても、ですか?」

 かしゃん。携帯電話が沢近の手から離れ落ちる。考えなかったわけではない。
だが禁止エリアやメールに気をとられ、あまり注視できなかったことだ。いや、避けていたのかもしれない。

 ――誰が花井達を殺したのか。答えは唐突に宣告された。



264 : ◆RHLa6nIQ9U :2007/03/12(月) 02:16:39 ID:DL3PpF93

「私を救ってくれた花井先輩を、そしてやっと会えたサラを狂ったあの人は撃ちました。
 けれど後悔して正気に戻っていました。涙を流して、自分の過ちを心底悔いていました。
 サラが、自分を犠牲にして成し遂げたんです。……そんな彼を私は殺しました」

 八雲の告白を膜を通したような鈍い意識で沢近は聞いていた。
麻生広義という人物像を考えたら人を――ましてや級友である花井やバイト仲間のサラを殺すなどあるはずがない。
だが告白する彼女の表情は真剣そのもので、自分の行為への後悔がありありと浮かんでいる。

「麻生君が……そんな……でもそれなら仕方ないじゃない。自分が死ぬのよ!?そして犠牲者は増え続ける!」
 疑惑を否定したい気持ちよりも、彼女の主義主張が覆い隠す。自分とて同じなのだから。
「……仕方がない……そうでしょうか?先輩も、誰か殺したんですか?」
「美琴の仇と嵯峨野さんの仇よ!二人だけじゃない、大勢の人達が犠牲になったの!それが悪いって言うの!?」
 親友を含め、多くのクラスメイトが犠牲になった。その敵討ちが間違っていると言うのだろうか?
焦りが背筋を走った。止むを得ないことであり否定されるなど思いもしなかったのだから。
だがそれは違う。自分は絶対に正しい。強く、携帯電話を握り締めてがむしゃらに主張する。

「先輩が殺した人が、どんな人か私は多分知りません。……だからそこを責めるつもりはありません。
 かえって安心しました。……先輩が何故血で汚れているのか、納得できました。
 誰かを護るために、何かのために戦わなくてはならないという考えは、今の私も同じです。……先輩は正しいと思います」
「え?……な、何よ。じゃあアンタだって……」
 激昂しそうになった沢近の心に、暖かいものが戻る。静かな八雲の声が荒れかけた心を落ち着かせた。
否定されなかった喜び。肯定される安心感。沢近は既に台風の後のように落ち着いていた。
そして二人の関係はお互い様。どうして自分だけが悪いかのように振舞うのか。問いただす前に八雲が先手を打つ。
「もう一度言います。……サラは成し遂げたんです。恐ろしい悪魔を掻き消したんです。
 たった一つの命で、二度とない奇跡を起こして。それを台無しにしてしまいまったのが私。
 ……それは……サラさえも侮辱すること……『危険性が低い人物』?…………だから私は違うんです」

 後半は、もはや声がかすれていた。話の本筋からも逸れているが、沢近も告白を止めようとした三原も言葉が出ない。
前提から違っていたのだ。最後まで修羅だったハリーや城戸を止めた沢近と、心が戻った麻生を殺した八雲。
首輪の件に関して言えば、明らかに時間軸に反した論理。だがそれを凌駕する果てしない後悔。
何より内向的な彼女にこれほどの激情があったことが意外だった。天満すら知らない一面を見た気がする。

「私は……それでもアンタが悪いとは思わない」
 それが精一杯の言葉だった。沢近も三原も、無力感に慣れてしまった気すらした。
だが人殺しという枷を背負っても誰かを気遣える八雲と沢近を、三原は少しだけ羨ましく思った。



265 : ◆RHLa6nIQ9U :2007/03/12(月) 02:19:26 ID:DL3PpF93

 どうにか動くようになった体を使い、沢近は無言で携帯電話を拾う。
一度メールを保留にし、届いたメッセージを読み直した。
もはや親友の悪戯という逃げ場はない。そこまで悪趣味ではないだろう。
「三原さん、メールの中身を急いで読んで。……驚くかもしれないけど。今度はこっちの事情話すから」
「……うん」
 ピ、ピと無機質な機械音が鳴る。三原はあまりの内容に声も出ず、思考が追いつかない様子だった。
メールの中には三原が危険という内容も含まれている。もちろん今は誤解だと思っているが。
沢近はこれからの話す事を整理しながらため息をついた。ちらりと地面に伏して黙っている八雲を見るが、反応はない。
自己否定が続いているのだろう。番号が正解なら少しは救いになるかもしれない。やがて携帯電話を返される。

「説明するわね。……八雲、ちゃんと聞いてなさいよ」
 一言断りを入れたのは、精一杯の配慮だった。まず沢近は自らの首輪を人差し指で軽く叩く。
「コレのこともあって、私は西本君と一条さんから離れて南へ向かったの。それで……」
 嵯峨野や東郷の仇である城戸と戦い、やがて三原達と合流。だからメールの真偽はわからないと話す。
ただ出発時には、烏丸が大塚を殺し砺波を人質にしており播磨は烏丸を倒しに行ったことを付け加えた。

「というわけ。でもきっとメールがおかしいの。死んだ人は合ってるかもしれないけど……
 晶が騙していたとか播磨君が皆殺しだなんてありえないわ。そう思わない?」
 だが『そう思わない』と、三原は期待された答えを返せない。播磨のことは結城から話は聞いている。
高野とて沢近の友人としか知らない。どこか油断ならない雰囲気を元々感じていたのだから。
何といったらいいものか迷っている内に見透かされ、沢近に曇った表情で詰め寄られる。
「……三原さん……まさか晶達を疑ってるの?」
「え、えっと……そ、その」
 本心は疑っている。一条や雪野も何かおかしい気がするが、播磨らも信じられないというのが本音。
だがそれを口にすると沢近だけでなく八雲にも悪い事になる予感がした。
返答に窮し、どこかに助け船を求め視線を泳がせる。だがその挙動不審さが沢近を確信をもたらす。
「三原さんは二人と付き合いなかったから、仕方ないわね。……八雲、あんたはどうなの?
 晶は茶道部の部長だし播磨君ともそれなりに知り合いなんでしょう?」
 これまで押し黙っていたが、話は聞いていたらしい。八雲がゆっくり沢近のほうへ顔を向ける。



266 : ◆RHLa6nIQ9U :2007/03/12(月) 02:20:40 ID:DL3PpF93

「質問があります。……沢近先輩はこの島で播磨さんに会ったんですか?」
「そうよ。話もしたわ。そういえば、言ってなかったわね。四回目の放送をはさんで、しばらくね」
 話を聞いて、もしやと思ったがやはりそうだった。彼女は播磨と会っていたのだ。
――自分ではなく、彼女が。姉の名前が呼ばれ、播磨が最も辛かったであろう瞬間に傍にいた。
何かが八雲の心を刺激する。不思議な息苦しさを感じていた。

「……姉さんの名前が放送で呼ばれて、あの人は何を言っていましたか?」
「?そんなはずないって否定してたわ。そうよね、天満みたいな子が……信じられないわよね。
 あの子はみんなの中心にいた。私も……ううん、全員があの子の笑顔を思い描いて、惜しんだはずよ」
 自分を気遣ってくれたのだろう。そう八雲は理解する。きっと自分が天満の偉大さを確かめたいと思って
こんなことを聞いたと受け止めたのだ。しかしそれは間違った解釈ではないが正解でもない。

 播磨は姉の死を否定した。あってはならないことだと思ったのだ。自分も姉の姿を見なければそう思ったかもしれない。
少なくとも沢近といた間は、彼は否定し続けたのだ。らしいと思う。
だが、本当に死んでしまったと理解したとき。硬くて熱い心に閉じた想いが永遠に叶わぬものになってしまったとき。
彼はどう思っただろう。最愛の人と出会えないまま死に別れ、何を希望にできるのだろう。
すべてに絶望してその感情を他者にぶつけることがないと言えるだろうか?
それともまだ姉の死を否定し続けているのだろうか?それならば――自分は会わないほうがいいのかもしれない。
もし『お姉さんを知らないか』と言われたら、とたんに泣き出し彼に真実を突きつけるだろう。

「でもそれが何の関係あるの?……!そっか。皆殺しなんてやる奴が悲しむわけないってことね」
「……私はわかりません。播磨さんも、高野先輩も、一条先輩も」
 播磨が怒りに身を任せたなら一条の判断は正しい。そして高野も危険な人間ということになる。
逆に播磨が未だ姉の死を認めていないのなら、高野も信頼できて一条が逆に疑わしくなる。
だが別れ際に見せてくれたあの笑顔と優しさは偽りのものとはとても思えない。
高野とてそうだ。部活動を通し彼女なりの心遣いや優しさの表現を日ごろから自分は受けていた。
だからなおさら、『わからない』になる。だがその回答に満足できなかったのだろう。沢近は目を吊り上げ大きく息を吐く。

「あのねえ……晶の頭の中を理解しろっていうわけじゃないのよ。それは難しいわ。
 でも悪い人じゃないってくらい、分かって欲しかったわね。播磨君についても同じよ。
 誤解されやすい迷惑な奴だけど……筋の通らないことはやらないし、だいたい理由がないわよ」
 続く言葉に、沢近は一瞬戸惑いを覚える。目を瞑って夜風を意識し頭を冷やして考えなおす。
この舞台でこんな言葉は不謹慎だ。だが播磨が信頼できることを理解させる単純明快な理由でもある。
自分も気付かず、西本に伝えられたそれがある。恥ずかしくて、普段なら口にも出したくないが今は緊急事態だ。

「アイツがとんでもない奴になる理由がないわよ。ヒ……播磨君は頑張ってるんだから。その……私のために」

 播磨を軽く見て欲しくない。純粋な願いが最後の一押しとなり沢近は口を開いた。
一生分の勇気を使った気がする。好きな人、すなわち自分が生きている。だから、殺しなどしない。
自分との関係はクラスはもちろん学年を超えても信じられているのだから、説明にも有効な手だ。そう無理矢理理由付ける。
だが聞いていた二人の表情を見た時、真っ赤に燃え上がっているであろう顔が急激に冷めていくのを自覚した。
二人の様子は安心や納得という単語からはかけ離れている。三原は何かとまどい――つじつまが合わないといった表情で。
そして、八雲の瞳は恐ろしく冷ややかなものになっていた。


267 : ◆RHLa6nIQ9U :2007/03/12(月) 02:22:28 ID:DL3PpF93

 ヒュウ、と夜風が三人の間を通り抜ける。月が雲隠れしたのか辺りが更に暗くなり、
互いの顔色すら伺えない闇夜が訪れた。

「どうしたの二人とも……急に黙っちゃって……」

 八雲は既に沢近の言うことを重要視していなかった。知らないだけ。だから何も悪くない。
どんな思い込みだろうとそれが希望になるのなら、それはとてもいいことに違いない。何度も心で反復する。
そして逃げるように再び播磨に思いを馳せ、ふと、一つの理想に行きあたる。姉の死を受け止め、それでも立ち上がった可能性。
だが――あり得るのだろうか。播磨の想いと自分の姉への想いを重ねあわせる。
(私にはできなかった……私が踏みとどまれたのは花井先輩のおかげ……)
 誰かが播磨を救ったのだろうか?だが姉以外の誰がそれをできるというのだろう。

「だ、だってアイツ自分から危険な役割を……しかも好きな人のためだって言ったの!聞いてるの?」

 少なくとも、目の前の何も知らない人物ではないことだけは確かだと八雲は思った。
そして黒に近い色が心の中に広がっていく。こんなことは言ってはいけない。今言う必要などかけらもない。
けれど、つい先ほど生まれた何かが後押しする。それは自分を悩ませた悪魔とはどこか違っていた。
目の前の人物が――播磨が己のために、と誇らしげに語られた彼女の言葉を。
生まれたばかりのはずなのに恐ろしい力を持った八雲のそれは、認めようとはしなかった。

「……まだ気がつかないんですか」
「っ!どういう意味よ!」

 勇気の一言であったにも関わらず、それは違うとでも言いげな二人の態度に腹が立つ。だが同時に心が不安に侵食されつつあった。
だが否定されれば否定されるほど、正しいと思い込もうと意気地になる。
そして今の八雲のたった一言で、どこか心地よいと思っていた感覚は一瞬にして色褪せていた。
残ったのは怒り。大事な宝物を壊されたようなその感覚。
沢近は座ったまま威嚇するように八雲に詰め寄る。だがいつも退くはずの八雲は、今は微動だにしていない。

「ふ、二人とも止めてよ!話題が何かおかしいよ!メールを送るの?送らないの?
 一条さんが気になるんなら、とりあえず会いに行こう!」
 険悪な空気に耐え切れず、三原が仲介に入る。その体により相手が視界から消え、二人に少しだけ落ち着きが戻っていた。

「……そうね。誰が危険かなんて会えばわかることよ」
 気がつかない。何に……?沢近はもう一度だけ心の中で繰り返し、汗に濡れた携帯電話を叩く。
深く考えすぎなのだろう。保留のメールを取り出して送信を試みる。



268 : ◆RHLa6nIQ9U :2007/03/12(月) 02:23:44 ID:DL3PpF93

(でも……いいの?一条さんに教えていいの?)
 例のメッセージには、危険人物に悪用させたくないという一文があったというのに。
もちろん一条達も信じたい人物なのは間違いない。だがメールの内容はどうしても理解できなかった。
その不信感が沢近の心を掴んで離さない。もしも、ということもある。
そして先程の教師の言葉。もはや彼らへの敬意など微塵も残っていないが、発言だけを見るなら正しいものもある。
やはり、自分の目で確かめるまでは知らせることはできない。そう沢近は結論付けた。
もし、もしも一条達がハリーや城戸のような人間だったなら。
そうでないとしても、障害となるのならばどうすればいいのだろう。


――カタヅケルシカナイ


(……何よ今の!)
 寒気が走る。否、実際に一瞬体が震えた。よぎった単語がフラッシュバックする。何と考えた?何を思った?
(一条さん達を殺すって……そう考えたの?私……何で?大丈夫よ、そんなことない。誤解してるだけ)
 そう、そんなことはきっとない。何度も沢近は反復する。けれど携帯電話を握る手は震えたままで、
送信ボタンにはどうしても指をかけられなかった。歯噛みしながらやむを得ずメールを再度保留状態にする。

「……念のため、直接会って話をしましょう。メールは……三原さん任せるわ。番号は教えないで」
 それを言うだけが精一杯。全身が濡れたような感覚だった。何故か心臓の鼓動が加速している。
(何で……何でできないの……一条さんをどうして信じられないの。嵯峨野さんの親友じゃない)



 彼女は知らない。この島に巣食っている最悪の敵。何よりも恐ろしい不死なる存在を。
いや、かつては知っていたかもしれない。それに身をゆだね走っていたこともあったかもしれない。
それは人から人へ何かの病のように感染する。抗う術を誰も知らない。

――そして、同じような症状の人間がすぐ傍にいることも知らない。



269 : ◆RHLa6nIQ9U :2007/03/12(月) 02:24:50 ID:DL3PpF93


 * * * * * * * * *

『こんばんは、三原梢です。一条さん、雪野さんお久しぶりです。
 私は今沢近さんと八雲ちゃんと一緒にいます。私はもちろん二人とも元気です。
 念のため言っておきますが、私達は誰かを積極的に殺そうとか変なことは考えてません。
 高野さんと播磨君のことですが、ひとまず会って見ようと思います。場所を教えてください。
 例のことですがある事情によりメールでは連絡できません。
 一条さん達ともお話がしたいので、そちらの場所も教えてください。
 あと、携帯電話のゲージが半分を切っているのでそうそう返信できません。ごめんなさい。
 皆が無事出会えることを祈っています』

 こんなものかな?どう思います?こんばんは、三原梢です。メールを送信します。
ところでUZI弾の補充はいつできるんでしょう。ベレッタは返してもらいましたけど。
ひと仕事終えましたが、気分は全く優れません。――何でこんなことになっちゃったんだろう。

 八雲ちゃんも沢近さんも決して悪い人間じゃないはずなのに、どうしてこうなっちゃったんだろう。
メールの文章を練りはじめてから今まで、二人は一言も口を聞きませんでした。普通は楽しいおしゃべりがつきものなのに。
二人とも、高野さんも播磨君も一条さんも信じたいはずです。同じ願いを持っていて同じ人を信じたい。
互いのことも嫌ってるわけじゃないのに。なのにどうしてこんな空気になったんでしょう。
何か譲れないものが衝突してる。そんな感じです。心当たりがないわけでもないけれど……
ただ二人とも、ちょっと極端すぎる気がします。お互いを足して二で割るくらいが丁度いいね、うん。

「あの……沢近先輩」

 出発直前、八雲ちゃんが声をかけました。ああやっぱり仲直りしたいんだ。互いに顔を向け合ってます。

「さ、さっきは……その……私、どうにか」
「何よ。もっとはっきり言ってもらわないんだけど?さっさと行くわよ」
「!……何でも……ないです」

 ……私がもっと上手に立ち回ることができればこんなことにはならなかったのかもしれない。
でも、それは無理だった。自己弁護するわけじゃないけど、私も知らないことが多すぎたから。
一年近く一緒にいたクラスメイトでも、極限状態で互いの想いを知った後輩でも、
その人の全部を知るなんて無理。皆、いろんなものを一杯かかえすぎている。
それこそ天満ちゃんと八雲ちゃんみたいな強固な血の繋がりと年単位での膨大な時間が必要になる。
けれど、一人ではわからなくても。二人、三人で話し合えば二人分、三人分の情報が集まる。
そうやっていくうちに真実が見えてくることだってあるんじゃないだろうか。私はそう思う。

 ……今からでも、二人の仲を取り持つのは遅くない。生きようとするなら、二人の協力だって必要です。
何かチャンスがあったらやってみようと思います。ただ、やっぱり私は二人ほど……四人を信じられないんだよね。

 私でも八雲ちゃんでもいいです。フラッシュメモリのパスワードが合ってますように。そんで先生達にぎゃふんと……
……あれ?何か忘れてるような……パスワード、フラッシュメモリ、先生……まいっか。


270 : ◆RHLa6nIQ9U :2007/03/12(月) 02:26:32 ID:DL3PpF93
【午前:1〜2時】

【現在位置:G-03】

【塚本八雲】
[状態]:やや疲労。自分に戸惑い
[道具]:支給品一式*2(食料3、水5)、弓(ゴム矢20本、ボウガンの矢4本)
       アクション12×50CF(双眼鏡)
[行動方針]:1.沢近、三原と共に高野・播磨・一条・雪野との合流
         2.沢近と話をしたい
[最終方針]:生きていて欲しい人間を助けるが、自分が最後まで残るつもりはない
[備考]:所持している荷物を天満の形見と認識。弓使用可だが精度に難あり。教師達も狙うという意味では反主催
      所謂"悪魔の囁き"が再び聞こえ始めています(本人に自覚無し)。
      雪野(顔も知らない)に不信感。一条、高野、播磨を信じたいがわからない。沢近に対して、悪魔の囁きとは別の何か

【沢近愛理】
[状態]:やや疲労。返り血にまみれている。精神的不安
[道具]:支給品一式(水4,食料8)、デザートイーグル/弾数:2発、vz64スコーピオン/残り弾数20
[行動方針]:1.八雲、三原と共に高野・播磨・一条・雪野との合流
       2.八雲と話をしたい
         3.一条ときちんと連絡を取りたい(西本達の事、高野の事、播磨の事etc...)
[備考]:フラッシュメモリの可能性を強く信じる。烏丸が大塚を殺したと認識。教師らを憎悪
     一条が嵯峨野の死体を見つけたと勘違いしています(一条は死体の顔を確認していません)
     所謂"悪魔の囁き"が聞こえ始めています(本人に強い不安)
     一条に不信感。高野、播磨(特にいろんな意味で)を強く信じる。八雲にイライラ

【三原梢】
[状態]:やや疲労、左掌に銃創(応急処置済み) 精神的疲労はやや回復
[道具]:支給品一式(食料1.5、水1) UZI(サブマシンガン) 9mmパラベラム弾(1発)、ベレッタM92(残弾16発)
      9ミリ弾191発 エチケットブラシ(鏡付き) 、ドジビロンストラップ 、携帯電話(残量約半分)

[行動方針] :1.沢近、八雲とともに高野・播磨・一条・雪野との合流
       2.沢近と八雲を何とか仲直りさせたい
       3.UZIの弾丸を補充する。
[最終方針]:生きて夢を見続ける。
[備考] :播磨が天王寺、吉田山を殺し刃物を所持していると思っています。教師らを憎悪
     沢近と八雲の関係が非常に不安。一条、高野、播磨、雪野をいまいち信じられない

[共通備考]:盗聴器に気づいています。

救命ボートのオールはG-03に放置


271 : ◆RHLa6nIQ9U :2007/03/12(月) 02:28:07 ID:DL3PpF93
というわけで投下完了です。
なんか色々やっちゃった感がありますが……

272 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/12(月) 02:31:32 ID:Y2N8tI81
GJ!


273 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/12(月) 02:38:53 ID:3cSrcfPH

しかし速い投下だなwww
八雲とお嬢が原作みたいに険悪になってるな
まぁ俺はハラミさえ死ななけりゃあ満足だわ

それと八雲とお嬢の会話のお嬢のセリフの
「何よ。もっとはっきり言ってもらわないんだけど?さっさと行くわよ」
のとこが理解不能なんだが文脈間違ってないかい?
俺の語学力不足だったら申し訳ないが

274 : ◆RHLa6nIQ9U :2007/03/12(月) 02:42:35 ID:WG+AQ9aS
誤字です。>>270

>「何よ。もっとはっきり言ってもらわないんだけど?さっさと行くわよ」

「何よ。もっとはっきり言ってもらわないとわからないんだけど?さっさと行くわよ」

に訂正します。すいません

275 : ◆RHLa6nIQ9U :2007/03/12(月) 02:43:13 ID:WG+AQ9aS
269でしたorz

276 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/12(月) 03:53:55 ID:8Pd1BiGH
菅のチェーンソー
石山の毒よもぎパン
隣子のパーティーガバメントの行方は?

277 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/12(月) 07:54:00 ID:NX7c9U07
お二方とも乙です。
>>255
高野の思考が良いですね。

>>270
良いですね。疑心暗鬼。これぞロワの華って感じで堪能しました。
あと、カタヅケルシカナイ、怖すぎです。

278 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/12(月) 10:58:00 ID:S8mpm7AS
乙!

お嬢……つД`)

279 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/12(月) 17:03:59 ID:JHelqdFS
>>271
GJです
沢近、八雲サイドも荒れそうな気配ですね
三原が唯一のオアシスと化してしまったw

こっちのグループは播磨、高野みたいに近づかないで離れていってるなぁ
それにしても熱い展開はまだまだ終わりそうにないようで

280 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/12(月) 19:42:16 ID:Bs8MA6NH
>>255>>270 GJ!! 面白かった!

高野と播磨の関係はなんか面白いな
それにしても岡の遺品が再登場してよかったぜ

そして、とうとう沢近にも悪魔の囁きが…
ハラミがいなかったらこの二人どうなるか分かったもんじゃないな

281 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/12(月) 20:05:31 ID:YPwaSbCL
>>255
乙!ブラックジャックと鎖鎌が拾われて良かった。
これで高野に完全におかっぱの加護が…ってなんかやだな。
あと、今回の高野の推理はあくまでも推理だよな?
これが絶対って訳じゃなく、ひょっとしたら高野が間違ってるって可能性もあるんだよな?
いや、高野の推理が全部当たってたら展開書くのが至難っぽいからさ
>>270
こちらも乙!相変わらず仕事が早いw
いいねえこの疑心暗鬼。いつ爆発するか楽しみだ。
この先が楽しみになったよ。

282 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/12(月) 20:23:02 ID:/P+7IH2V
つうか4時間で書けるならなんで予約なんてしたのかわからん

283 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/12(月) 20:44:16 ID:y4VAIFsw
放送の前からある程度は書いてあったんでしょ、多分。
完成する前に他の人に同じパートを予約、あるいは投下されたらそれがパーになっちゃうから、
予約して権利を確保しといたんじゃないか?

放送後の時間帯の話の予約は、放送SSが投下されてからじゃないとダメなわけだし。

284 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/12(月) 21:31:19 ID:/Ynlual/
>>282
とりあえずテンプレ読んでこい
話はそれからだ

285 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/12(月) 22:01:18 ID:hVjGfmWn
>>281
意外と監視カメラめちゃくちゃあったりしてwスクラン世界だからどうにでもなりそうなのが怖い。

286 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/13(火) 00:19:08 ID:pIBcxLjn
まとめサイトの要募集に沢近達がいるけど、>>270って放送後の話だよな?
あと>>274も直ってないっぽい……

287 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/13(火) 01:47:29 ID:60RiZCgU
最初はお嬢とヤクモンの名コンビに期待してたがやっぱこうなったかw

ナポレオンや教師らとの遭遇でまたひと悶着あるか?

288 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/13(火) 02:46:35 ID:nT//PDf4
それで毒よもぎパンやチェーンソーはどうなったのか・・・?

誰か教えてくれよwww

289 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/13(火) 07:02:40 ID:HQadwX/t
>>288

チェーンソーとパーティーガバメントについては一条達が持ち去ったという事にして
再登場させたいと構想しています。
毒よもぎパンの扱いについては展開次第だけどアイディアだけなら有り。

290 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/13(火) 07:46:44 ID:quZt3Ehq
「開演」からのゴタゴタで行方不明になってるし好きにすればいいんじゃないだろうか

291 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/13(火) 08:08:46 ID:f+EjfH9u
『開演』の次の話である『笑顔の裏側』で一条と高野が捨てる物の選択をしている。
その結果が現在の所のアイテム欄なんで、パーティガバメントやチェーンソーは不要と見なされ放置されたんじゃないか?
一条がいるとはいえ女だけで無駄な荷物を増やすのもあれだし、雪野はそれに参加してないから感情挟まないだろうし。
だから>>289みたいに持ち去ったという事にして、は無理だと思うしダメだと思う。
前にCb氏がノッポの薬物で言われてたが、今まで道具欄に明記されてない持ち物を実は持ってましたはマズイ。
チェーンソーは西本の持ち物だったし、散弾を食らった時にダメになっている可能性があるかもしれん。
…無事だったとしても、音がでかいし接近戦も難しいし持っていかれなかったんだろうが。
毒よもぎパンは作ろうぜと言っていただけで、そもそもまだ作られてない(そんな描写がない)。
トリカブトは他の山菜と一緒に西本のリュックの中なんだろうが、もうぐしゃぐしゃかも。

292 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/13(火) 09:46:57 ID:iH1iysL5
まぁ毒よもぎパンはハリーに襲われる前の休憩中、作る時間は十分にあったんだから
そこで作ってあった事にしてもいいんじゃないかとは思うが。
あー、でも状態票の道具欄に無いから、これもダメか?

293 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/13(火) 10:18:53 ID:h1D+K0Jw
道具欄にないもので許されるのは時計とかハリー・播磨のサングラスとか、
武器にならなくてそのキャラが持っててもおかしくないものだけじゃないかな

道具整理したときになかったんだから、チェーンソーは壊れて毒草もぐしゃぐしゃ。
これまでも注意深い高野すら触れてないんだから実は…ってのはナシだろう

294 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/13(火) 17:42:44 ID:HQadwX/t
なら高野が鎖鎌を拾ったのもナシにすべきかな?

295 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/13(火) 17:47:48 ID:/hgpcw9k
>>294
捨ててあるものを拾うのはいいけど
ないものを取り出すのはダメなんだよ

296 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/13(火) 18:02:06 ID:HQadwX/t
>>295
成る程、すると一条達の持ち物は「空も見えない世界で」の状態表に載っているもので確定、
そこから増やすのは駄目という事か。

297 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/13(火) 20:09:03 ID:h1D+K0Jw
今更なんだけど、今回の禁止エリアってあれでいいんだろうか
雪野はノートパソコンあるんだから、眠ってる一条を殺すか無視するかして
5時までにE-05のむこうへ抜けちゃえばあとは安全確定になるぞ

298 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/13(火) 20:16:13 ID:HQadwX/t
>>297
明かりも無しに夜の山中を走破するのは低山でも自殺行為じゃ?
うっかりF-05に足を踏み入れたら一巻の終わりだし。

299 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/13(火) 20:19:38 ID:f+EjfH9u
>>297
これまでの話を読む限り、雪野は人殺しはしない(できない)し一人で行動もできんと思う。
しかも夜中の山越えも体力的にきつそうだし

300 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/13(火) 21:28:08 ID:LqhXOydj
一巻の終わりではないだろ
奈良の話を読む限りすぐにはあぼんしなかったし


301 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/13(火) 21:44:19 ID:HQadwX/t
しかし実際にそんな話を書いたら誰もが扱いに困って事故死させられるかもしれない。

302 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/13(火) 23:30:05 ID:h1D+K0Jw
予約がない
やっぱ急ぎすぎはよくないな

303 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/14(水) 01:11:08 ID:C7q9is7T
てか急に死ななくなったな
キャラを大事にしすぎて、個性の意味でのキャラが死んでるよ

304 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/14(水) 01:16:45 ID:CVAa9QRZ
そういうこと言うと一斉に死にだすぞ

305 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/14(水) 01:31:14 ID:0HtJWiO8
「開演」で一気に殺しすぎたからな
変に進みすぎて動きづらくなってる

306 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/14(水) 01:35:26 ID:ji2eToaM
優勝ENDでいいなら次の放送までに決着つけることもできるが
脱出派の書き手がおおいせいか、そのための下準備が整ってないんだよな


307 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/14(水) 01:55:02 ID:C7q9is7T
脱出派→これ以上減らしたくないから戦わせない 優勝派→最後の一人まで戦わせたい
意見が一致しないから話が進まなくなっているんだと思う
優勝派が戦闘のきっかけを作っても脱出派が消して、脱出派が進ませようとしても優勝派がきっかけを作る
これじゃぐだくだになるのも当然だよ

308 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/14(水) 04:52:46 ID:mu6gvUOJ
とうとう播磨は天満に一目も会えないままだったね…


309 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/14(水) 04:54:41 ID:b5Y3SKyc
また逢えるよ。
首輪さえ外れれば……

310 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/14(水) 07:10:15 ID:J0Q2/YrP
脱出派、優勝派の書き手ってわかってたっけ?まとめて欲しい

311 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/14(水) 14:51:40 ID:mu6gvUOJ
脱出するとしたら何人脱出するんかな


312 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/14(水) 15:29:52 ID:uf9umOfh
>>303
殺し合いしてなくてもキャラは立ってると思うよ

>>310
所詮予想でしかないから無意味だと思う

313 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/14(水) 18:26:28 ID:mhlFJhdI
正直脱出なんて東郷が爆弾でも作ってアボン失敗ってぐらいにしてほしかった
書いた事も無いのにこんな事を言うのは失礼だが
ダラけ過ぎなきがする

314 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/14(水) 18:49:16 ID:J3humj3P
原作を読破してない自分なんだが、
結局結末はどうなったんだ?

315 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/14(水) 19:08:09 ID:6lwaMFaa
八雲がこれまで嫌っていた沢近を認め、播磨には沢近がふさわしいと決意、旗支援へ。
これにより均衡が崩れて天満-烏丸と播磨-沢近が決定的に。あとは消化試合みたいな感じ。

今週みたいな話もあることだし、八雲は読者の理解を離れたかなり突拍子もない論理展開やっても問題ない?

316 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/14(水) 19:17:55 ID:NbYxRWwS
>>315
>>314の言う「原作」はスクランの原作じゃなくてロワの原作のことじゃないか?
「読破」「結末」って言葉からすると、完結済みのものを話題にしてるように思うんだが。
話の流れもロワの結末(優勝or脱出?)についてだったし。

317 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/14(水) 20:28:04 ID:4JFgl6PW
>>314
 主人公とヒロイン、リピーター、マーダーの四人が生き残る。
→主人公達三人とマーダーのラストバトル。マーダー死亡
→リピーターが主人公&ヒロインを仲間割れで殺害……と見せかけ、二人の首輪を解除する。
→リピーターが『優勝者』として、管理者の待つ教室へと呼ばれる。
→リピーター、管理者達をぶっ殺し帰還用の船を奪う。船を操縦し、三人で逃走。
→しかしリピーターは、マーダー戦で負った怪我が元で死亡。結局生き残りは主人公&ヒロイン

って感じだったと思う

318 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/14(水) 21:04:40 ID:w8UzKDJ8
>>317
dクス

319 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/15(木) 00:50:58 ID:NVLjBh4O
もう八方ふさがりなんじゃないかなあ
生き残った人数に対してはっきりした脱出フラグがない。
殺したくない書き手ばっかで進められない

320 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/15(木) 01:05:30 ID:GNQ84xlt
フラッシュメモリに賭けるしかねえな
でも精神状態から言って残りのキャラが結束するのが難しい
脱出したとしても2〜3人かな
そうするともう優勝展開でも大差ないような気がする

321 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/15(木) 01:18:48 ID:kVDQru+g
メモリの中身について書き手はどう考えているのだろうか?
解っているのは「乗っている人物が使用すれば悪用の危険がある」という事、
そして教師達の言葉からして「首輪を解除する方法」が有力みたいだが
解除したところでどうやって逃げ出すのかが問題になるからなあ。
「大人達の戦い」で周囲の海上には監視艇が存在する事になっているし難しそう。
本部のシステムをダウンさせるようなプログラムなら「最初からお前がそれを使えよ」という事になるし。

322 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/15(木) 01:25:38 ID:kVDQru+g
やっぱり沢近が八雲に会ってすぐ寝た事が分かれ目だったと思う。
起きても直接会って番号を確認する、なんてやってるし一体貴重な時間をどれだけ無駄にしたのかと。
正直、脱出失敗フラグが確立したような印象。

323 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/15(木) 01:36:27 ID:I1BWmk9e
教師達とタイミング合わせる必要があるのはわかるけどなあ
刑部らが到着したら既に解明済みでしたじゃ全くの無駄足でギャグになっとる

やはり「開演」からやり直すしかないな

324 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/15(木) 02:48:46 ID:lllkM6B0
>>321
>本部のシステムをダウンさせるようなプログラム
それいいな
自分で使わなかった理由付けなら出来ないことはないし

つか脱出に関しては中村とガンシップがある

325 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/15(木) 03:18:37 ID:GNQ84xlt
そうか中村がいたんだ
こりゃあ脱出できそうな予感がしてきたな
でもたぶん雪野高野イチさんは死んでしまう気がする

326 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/15(木) 07:39:41 ID:n6cVlf8J
256Mしかないんだからそんな大掛かりなものは無理
中村達は海上の敵の相手をするならともかく
島にまでやってくるのはやめてほしい

327 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/15(木) 09:45:19 ID:Hb0VWfmG
島に来た時=ほぼ終結した時じゃね?
何人生き残ってるか知らんが。

328 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/15(木) 21:54:11 ID:LYHfj6Di
>>326
むしろ来ないほうが不自然かと

つかガンシップなんて運転できそうなの晶と、烏丸、東郷、絃子くらいしかいないな

329 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/15(木) 22:04:45 ID:kVDQru+g
何はともあれ書き手次第だと思う。
その結果脱出の目が潰されても仕方ないと受け入れるしかないんじゃないかな。

330 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/16(金) 00:40:43 ID:8ywxpM7J
解禁から一週間で予約なし。かつてないほど過疎だな

正直言って手詰まりなんじゃないか
播磨・高野組→雪野らと遭遇すれば射殺確定
一条・雪野組→上下どっちと出会っても銃殺
沢近・八雲・ハラミ→もはや修復できない関係
刑部・笹倉→ノートパソコンをなんとかする手段がない
どこもかけないだろこんなの

331 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/16(金) 00:51:47 ID:v/WYihix
スクロワと本編とどっちが先に終わるか勝負だな

332 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/16(金) 00:56:49 ID:ksutem0f
沢近八雲は遭遇した段階では十分タッグ組める要素はあったんだがな

リレーが下手。これに尽きる

333 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/16(金) 01:06:52 ID:C/hg2ajw
八雲の疑心暗鬼が無けりゃありえたな
もうレース終盤なのに少々しつこすぎた気もする
他の事に目を向けるべきだったのかもしれん

334 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/16(金) 01:12:10 ID:qvuTAApI
他ロワにも住んでる俺としては一週間くらいで何を、と思うんだが……
投下の間が半年あいても生きてるロワもあるんだぜ、悲観的になるなよ

335 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/16(金) 01:15:57 ID:SKXMhDjl
いつも不思議に思うんだが、誰かが次を想像できないから書きようがないってどういう論理で出てくる言葉なんだ?
秀逸な創作作品って言うのは多くの人間が予想できない展開をするものだろう。
「書けそうにないな」とか言うだけならともかく、それを理由に巻き戻べきとか作者批判とかどうかしてるんじゃないかと。

336 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/16(金) 01:24:21 ID:wVuOR/4j
てか優勝ルートならこれ以上ないほど楽な状況だと思うんだけど?
脱出の事ばっか考えてるから書き手も話が書けなくて手詰まりになってるんだろうし
脱出は2ndで今回は優勝ルートでいいんじゃないか?

337 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/16(金) 01:25:30 ID:BxVZPBRf
一人の作家が頑張っても限界はあるからな。自己リレー禁止だし。
長すぎるとか超人的すぎるとか唐突すぎるとか変な修正要求も出てくるし。
あまりにフォローしきれない展開にされたら作者批判だって必要。
特にリレーにすらなってない駄作が通ったらやる気をなくす。
そういった作品にGJだの面白かっただの感想をつける読み手も悪いんだけどな

338 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/16(金) 02:23:11 ID:SMjlYMom
前投下あったのって12日っしょ?
まだ一週間すらたってないじゃん

339 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/16(金) 03:27:44 ID:rDFomCOY
やっぱり待ち遠しいんだよ
なんだかんだですげぇ面白れーもの

340 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/16(金) 06:48:53 ID:Kb2luzJd
とくに進展はいらないから、誰か保守的な感じで一話書いてくれないものか

341 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/16(金) 07:11:37 ID:rWm3PzRQ
>>337
そこなんだよね。
書けない事は無いが、その次に来るだろう話も書きたいので他の人を待つとかしたりする。
捨て鳥はさすがに使う気は無い。他のロワでは自己リレーが問題無いところもあるし長くても文句いわれない、
自己リレーを積極的にしたい訳ではないがせめて終盤ぐらいは大目に見て欲しいとも思う。

342 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/16(金) 09:19:01 ID:zhAh4XFh
やっぱりさ2ndは優勝ENDか脱出ENDかを決めとこうぜ
明らかにグダグダになってるぞ

343 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/16(金) 09:50:40 ID:llGJVS3q
とりあえず、まとめに毒吐きスレを作ってもらってあるから、いい加減そっちへ行こうや

344 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/16(金) 13:35:19 ID:kpGWaNUG
「長い」のに文句が出るのは読んでいてダラダラ感があるからじゃ?
一気に読みたくなるパワーがあれば100K超えでもOKだろう。
終盤ってこともあるし、昔ほど文句はでないと思う

345 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/16(金) 16:04:26 ID:PjQhX8LT
こういう時は気分転換にダメハネ劇場かな。

それか、番外編として「その頃の矢神町は?」とか。
個人的に榛名の現状が気になる。

346 :番外編『その頃の矢神町は?』:2007/03/16(金) 20:48:08 ID:WOh4A83k
その頃、動物園のビョートルは。

(今日もいい天気だなー。そういや最近いつも遊びに来る人来ないなー。
 ……あれ?どんな人だっけ。ていうかよく考えたらそんな人いたかな?
 まあどうでもいいや。今日も平和だなー)

播磨のことを完全に忘れていた。





こうですか?

347 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/16(金) 23:23:03 ID:fx8Ynppx
こういっちゃなんだがこの面子アンド状況で万人が納得する脱出ストーリーが書けるとは思えない
どう見てもどれロワフィニッシュ状態ですありがとうございましたって感じ
それでも脱出エンドにするなら相当の力技が必要なんだが……

348 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/17(土) 00:19:06 ID:XciE7eB2
だよな 正直最後に派手な盛り上がりで優勝決定戦を楽しんで、その後はすぐに2ndに移行して仕切り直してほしい

349 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/17(土) 01:17:53 ID:pL0hZYuJ
優勝ENDでも納得しない人は出るだろうさ
それは脱出と変わらんよ

>>346
それだw

350 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/17(土) 01:37:03 ID:41YjXpRR
書いてもいない奴から、エンディングがどうのこうの言われても萎えるだけだぞ。

351 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/17(土) 01:56:32 ID:yhMfvLMS
だよな
俺は書き手ではないが正直こういう予想はウザイ

脱出だけはありえないってしつこく主張してる奴は脱出されると何かまずいことでもあるのだろうか?
どんな終わり方にするか決まってないからこそ面白いのに
出来レースなんてつまらないだけ

352 : ◆cx94bMr2cU :2007/03/17(土) 11:32:09 ID:kN70lsXN
播磨、一条、高野、雪野で予約します

353 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/17(土) 15:27:25 ID:2XvYerh6
お、きたね。
期待age

354 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/17(土) 16:27:54 ID:TNSalIUi
やっときたか〜
すげ〜楽しみだ〜!
期待します。

355 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/17(土) 16:42:19 ID:tciSCyo3
>>352
期待してます
しかし色んな意味で不安な組み合わせだ
マジ今からwktkが止まらない

356 : ◆cx94bMr2cU :2007/03/17(土) 20:52:52 ID:kN70lsXN
【跡】

「何が励ましだ……ふざけんな!」
今までと違い、長々と続いた放送が終わるや響いた播磨の怒声。
既に十分に周囲の安全を確認していたとはいえ、思わず高野は身構えてしまう。
……改めて付近に潜む者がいない事を確認し、ようやく高野は口を開く事にした。
「励ましなんてどうでもいいわ。それよりも、これからの事を考えましょう」
「どうでもいい? ……ま、確かに今は関係ないがよ……」
ゲームの破壊を目指す播磨にとっても、全員の殺害を目指す高野にとっても、あれだけ時間を割かれた励ましには何の意味もない。
むしろ終盤だからこそ余計に生徒間の感情を煽り、疑心暗鬼を深める事が教師達の目的だったのだろう。
今更教師達の言葉を真に受ける者などいないだろうが、感情を逆撫でされた者は多い筈だ。
「……本当に、終盤って事で追い込みが始まってるわね」
「あん? 何だよ終盤って……」
「いや、単純に今まで生き残ったのは私達以外では一条さん、雪野さん、愛理、八雲、三原さん……全部でたった7人でしょう?」
「……みてえだな。奈良の野郎も死んじまったみたいだし」
「そして何より、禁止エリアを思い出して。少し前に私達がいたD-03が指定されていた」
自前の地図を広げ、改めて播磨に説明を加える高野。この一手間が重要なのだ。
「で、あとはE-05とH-03か……なんか囲まれてねえかこれ?」
「そう。今までと違ってランダムに配置したとは考えにくいわ。
 私が最後にパソコンで見た時はH-03には複数の人がいたし、今回生まれた囲いの中には私達や一条さん達がいる」
つまり、自分達を禁止エリアによって閉じ込め、お互いを遭遇させて戦いを誘発させようとしている。高野は播磨に結論を伝えた。
更に言えば先程の励ましも戦いを誘発する為の布石だったのだろうが、そこまでは面倒なので播磨には言わないでおいたが。

「まあ、私達が考えるのはここまで。これ以上は議論の無駄よ」
「お、おう。……で、これからどうするんだ?」
「当面は今までと同じように、インカムを使って播磨君に先行して貰いながら進んで、まずはリアカーの跡を探しましょう」
「それはいいが、そんな都合よくリアカーの跡なんてあるのか?」
「この辺は斜面になっているし木も多いわ。いくら一条さんがいても、リアカーごと移動できる場所じゃない。
 リアカーを動かすならこのまま道路を進むか、途中で草むらあたりに入っていくとしか考えられないわ」
「……分かった。俺だと見落とすかもしれねえから、そっちでも見てくれ」
播磨が納得した事で、逐一説明した成果を高野は実感した。
これからは相手の位置が完全に分からない以上、今まで以上に慎重に進むしか道は無いのだ。
そして地面や草むらに出来ているであろうほんの僅かな車輪の跡や足跡を探し、そこから一条達の居場所を抑える他無い。
耳元のインカムの位置を微調整し、鉄パイプを握った播磨が出発した。
見送る高野もインカムを軽く触り、そして鎖鎌の使い勝手を確認するのだった。

357 : ◆cx94bMr2cU :2007/03/17(土) 20:53:24 ID:kN70lsXN

放送の直前に雪野から起こされた一条は、二人で静かに放送を聞く事にした。
無理にでも移動をした成果か、高野達は自分達が元居た場所に辿り着いてからあまり動けていないらしい。
移動の代償で疲労が著しいが、それでも多少は時間が稼げた。一条はどこか安堵しながら放送を聞いたのだが……

……それなりの時間は眠れたはずなのに、まるで体力の回復が感じられない。
それは放送の内容のせいか、はたまたこの場の雰囲気のせいか。
「ふざけないで……何なんですか、先生達は!?」
雪野の怒声も当たり前だ。今までに比べ明らかに時間が長かった放送は、どれも見事に二人の神経を逆撫でしてくれた。
金が貰えるだろうと楽しげに笑った笹倉。いつものノリで殺し合いを迫った刑部。
ララの名を出した郡山には本気で殺意が芽生えた。バカにしてかかった加藤も許せない。
今更涙を流した谷にも怒り以外の感情が生まれない。これだけの惨劇を招いておいて、本当に今更過ぎる。
そして……姉ヶ崎。こんなふざけた放送の全ての元凶だ。だが、自分達はこんな女の姿を再び見なければならないのだ。
「……パソコンに新機能が追加されますね」
喚き散らすのは体力の無駄と諦め、一条は雪野をなだめた。
そして二人でパソコンの前に座り、機能更新を見守る事にする。
……心なしか、雪野は自分と距離を取って座っている気がした。

『こんばんわー! ひょっとしてもうゲームは終わっちゃったかな?
 だとしたら残念だったね。私、今回はすっごく頑張っちゃったから!
 ジャッジャーン! 今年の夏に着ようと思ってたビ・キ・ニだよー!』
これ見よがしにピンクのビキニを強調した姉ヶ崎を見て、湧き上がってきたパソコンを叩き壊したい衝動を一条は抑えた。
雪野はまた何やら喚き散らし始めたが、もはや止める気力も無い。ただ黙って機能追加を見守るだけだ。
『今回は……ふっふっふ……そろそろ皆、死んじゃった人達の事を忘れてきてしまってないかな?
 そこで今回は懐かしい名前がズラリと並んじゃうこれ! マーダーランキングを追加しちゃうよ!
 今までに誰が誰を殺したか、しっかり載ってるからね! 「あ、あの子あいつを殺したんだ」なーんて楽しんでね!
 じゃあ、これからも頑張ってね! もしかしたらこれで最後になっちゃうかもしれないけど……
 あ、次も私に会いたいからまだゲームを終わらせない、何て考えなくていいよ! 優勝できたら何度でも生で見せてあげるから♪』

腸が煮えくり返るとはこの事か。一昔前流行った巨乳アイドルのポーズを取って消えた姉ヶ崎に対し、一条の怒りは爆発寸前だった。
既に雪野は怒りの閾値を越えており、今にもパソコンに殴りかからんばかりだ。
しかし自分より酷い状態の人間がいれば、まだマシな状態の人間はそれをなだめる事でいくらか落ち着けるものだ。
この場でもそれは変わらず、一条は雪野を抑える事で理性を保つ事が出来る。
「雪野さん、今はまず今後の事を考えませんか? 高野さん達の動きも気になりますし」
「え、ええ……それに、新機能も一度は確認したいですね」
優しく諭したつもりなのに、一瞬雪野から侮蔑の眼差しが向けられた気がしたのは何故だろうか。
ともあれパソコンを操作し、一条はまずは新しく出来たマーダーランキングのアイコンをクリックした。

358 : ◆cx94bMr2cU :2007/03/17(土) 20:53:55 ID:kN70lsXN
マーダーランキングの頁は黒地に黄緑色の文字で構成されており、他の機能の頁と比べ異色の存在だった。
シンプルな表の中に、殺人者とその犠牲者の名が並んでおり。殺人者の名は上に来るほど多くの人間を殺している事を示していた。
その中で一条の目に付いたのは、やはりかつての友人達の名だ。
冬木、嵯峨野、東郷……彼らを殺したハリーや城戸は、等しく沢近が葬っていた。
人殺しは罰せられるべき存在。そのスタンスは変わらないが、少しだけ一条に疑問が浮かびかける。
しかし、次に目に付いた斉藤。今鳥の名に始まりララ、天満、そして結城と……彼は、一条の大切な人の多くを奪っていた。
既に死んでいると分かっているとはいえ、たちまちに怒りが湧いてくる。
彼を葬ったのは誰か? その名を探し当てたとき、思わず一条の涙腺は決壊した。
「結城……頑張ったんだね……!」
マーダーランキングに、殺人者として載っていた結城の名前。しかし彼女が殺したのは他でもない、斉藤なのだ。
相討ちとなったのだろう。大勢を殺した最悪の人殺し相手に、きっと彼女なりに精一杯の力を尽くしたのだろう。
足が悪く運動が苦手で、でも頭が良くて、優しくて。昼食の時間の度に見た結城の笑顔が浮かびだす。
一条は大声を上げて泣きたかったが、それは冷ややかにモニターを見つめる雪野に止められる事となった。
「……八雲ちゃん、麻生君を殺してますよ」
今出ている分で涙が止まる。体中の熱気が瞬時に失せていく。八雲が、麻生を殺した?
一条にとっては今鳥と共に過ごした最後の仲間。そんな彼女が、人を殺めたと……
「……沢近さんや三原さんと組んで、人殺しをする気なんじゃないですか?」
「そ、そんな訳ないじゃないですか!」
いつの間にか立場が入れ替わる。立ち上がり、叫び上げる一条を、雪野は座ったまま冷ややかに見上げる。
「じゃあ、どうして沢近さんは合流してから今までに何の連絡もくれなかったんですか?
 私達の事、裏切ろうとしてるんじゃないですか? 自分達だけで助かろうとしているんじゃないですか?」
「ち、違います! きっと、何かあったんですよ……ほ、ほら! 麻生さんは、二人も殺してますよ! 花井さん……ま、で……」
力なく座り込み、一条は再びモニターを見つめた。確かに麻生は、サラと花井を殺していた。
一条の中で筋書きが出来上がっていく。花井と八雲がいた場所に、三原と麻生とサラがやって来た。
麻生がサラと花井を殺し、八雲がやむを得ず麻生を殺した……
「……そうですよ。麻生さんは花井さんを殺しました。だから、八雲ちゃんは仕方がなく殺したんです」
「じゃあ、やっぱり八雲ちゃんだって人殺しじゃないですか」
「違いますよ! 八雲ちゃんも私も、今鳥さんから許されているんです!」
「今鳥君? それって一体何を……」
「私と八雲ちゃんは許されるんですよ! 今鳥さんが許してくれるんですよ!?」

パソコンの電源を担うバッテリーが生み出す重低音が、静かな闇の中で響き続ける。
立ち上がって肩で息する一条と、それを見上げる雪野。
やがて雪野が地図を確認しようと声を掛けた事で、この沈黙の時間は終わる事となった。
一条は息苦しさが楽になり安堵したが、その一方で雪野からの視線が更に痛く突き刺さるようになっている事に気付くのだった。

359 : ◆cx94bMr2cU :2007/03/17(土) 20:54:26 ID:kN70lsXN
マーダーランキングを消し、マップを開く。先程に比べあまり高野達が移動していないとの雪野の独り言が、一条を安心させた。
「あの二人はこっちに気付くでしょうか?」
「……車輪の跡、しっかり付いてますしね」
雪野と二人、この先を話し合う事にしたが……雪野からは視線を合わせてこない。
ぎこちない。しかし一条はそれでも口を開かねばならないのだ。
「禁止エリアは私達に直接影響がありそうな場所じゃありませんし、残り人数もパソコンで分かるから問題ないですね。
 八雲ちゃん達の場所が禁止エリアになってますけど、多分移動すると思いますし」
「あとは、あの二人……」
雪野がモニターを睨みつける。その先には恐らく、高野と播磨の文字が写っているのだろう。
「……播磨君、姉ヶ崎先生にやたら気に入られていたんですね」
今までと違い、意外にも雪野が先に口を開いた。
あえて高野について触れないのは、彼女に対して雪野に何らかの思いがあるからだろうか? とはいえ、一条も応じる事にする。
「そうですね。放送でも応援されていましたね」
「皆は播磨君の為にさっさと死んで、ね……!」
再び雪野の呼吸が乱れだす。だが、それは一条すら同じになりつつあった。
度重なる雪野の叫び声に、知らず知らずのうちに乱されていく自身の心。一条はそれに気付かずにいたのだ。
「……あの人、ひょっとして先生公認の人殺しなんじゃないですか!?」
「じゃああのパソコンの格好も、播磨さんの為……?」
止まらない。播磨への、教師達への怒りが。
歯止めの利かぬ己の心は、その中でも矛先を求めていた心は、いつしか播磨を最悪の殺人鬼へと仕立て上げていった。
「……どうしましょうか。あの二人、いつかこっちに気付くかもしれませんよ」
車輪の跡、そしてバッテリーの音……確かに、殺人鬼達にこの場が気付かれない保障はない。
かと言って今から移動する気力も体力も無いし、移動速度を考えればそれこそ無謀だ。
リアカーを引いている所で攻撃を受けるなど、危険極まりないのだから。
「……やっぱり、ここで戦いましょう」
一条はリアカーからショットガンを取り出した。その眼光は、今までに増して鋭い。
「地図であの二人がこちらに近づいてきていると分かったら、近くに隠れて二人を撃ちましょう。雪野さんも、何か武器を持って……」
「え、ええ」
一瞬躊躇いかけたが、雪野は薙刀を手に取った。
スカートのポケットには高野の銃を挟んでいるし、最悪襲われても対処は出来るだろう。
この中で数少ない、人殺しをしていない雪野。一条にとって守るべき立場である事は、たとえ目を合わせて貰えなくても変わらない。
15分ごとにしか更新されないマップに苛立ちを覚えながらも、一条と雪野はそれを見守るだけだった。
やがて次に更新され、八雲達の位置がやや北に移動し、肝心の高野と播磨の位置はやや南に移動する。
地図だけで見ればかなり自分達の位置と近い物があり、否応なしに二人は緊張を強いられる。
不安定な心が、それゆえ数々の思考の矛盾にすら気付かぬ二人は、とりあえずもう少し近づいてきたら行動しようと確認する程度に止まった。
具体的な行動は考えない。考える余裕も無い。
一条が起きてからまだ1時間も経っていないというのに、彼女の頭の中に入ってきた数々の情報は、あまりに大きく強烈過ぎたのだった。

360 : ◆cx94bMr2cU :2007/03/17(土) 20:55:00 ID:kN70lsXN

先行していた播磨から連絡が入り、高野は早足で彼の元へ向かった。
草の一部にへこみがある、車輪の跡ではないか――待ちに待った情報に、自然と足は早まっていく。
月明かりに播磨を確認すれば、その先には確かに車輪の跡が残っている。
道路伝いにホテル跡へ行った可能性も高野は考えていたが、どうやらこの先の……森とも平原とも分からぬ場所へ向かったらしい。
「フェイクとは考えにくいわね。人数が二人だけしかいないし……やっぱり、この先にいる可能性が高いわ」
「んじゃ、さっさと行くか」
「……一つ確認したいんだけど、いい?」
「あ?」
こんな時に話しかけるなと言いたげに播磨が振り返ったが、別段気にせず高野は続ける。
「播磨君は、二人に会ってどうするの?」
「そりゃ、このゲームをぶっ壊す為に協力させる」
「殺さないのね。でも、あの二人はあなたを敵だと認識している可能性が高いって言わなかった?」
「んな事関係ねえだろ」
「……私の事は守るんでしょう」
「おう、男に二言はねえ」
「じゃあ、あの二人が殺したがっている私が撃たれそうになったら、あなたはあの二人を殺して守ってくれるの?」
そこで、彼は止まった。この島において、思考の矛盾を突ける存在は最早数少ない物である。
そんな中で高野の放った一言は、これまで何度と無く矛盾を繰り返してきた播磨をかなり苦しめているようだった。
「もう一度だけ言っておくけど、あの二人はきっとあなたを受け入れないわ。それどころか問答無用で撃ってくるかもしれない。
 それは私と居たからだし、今も一緒よ。もし今私を殺してこの首を持っていっても、もう変わらないかもしれないわね」
躊躇い無く追い討ちをかけたお陰で、完全に播磨は沈黙してしまった。
半端に動かれて自滅される前に、一度気持ちを整理させておく。それが高野の判断なのだ。
「……あの二人がいる限り、パソコンは使えない。それではあなたの望みも叶わない。
 そしてもう一度思い出して欲しいんだけど……あなたは何の為にゲームを壊したいの?」
こう言っておけば、きっと彼の頭の中には、笑顔の天満が現れている事だろう。
ぽかんと口を開けたサングラスのない播磨を見つめながら、高野は一人この先を考える。
……パソコンの15分のタイムラグを考えれば、次の更新後に走れば相手に奇襲をかける事が可能だ。
おおよその更新時間は把握してあるので、それは十分に実行可能ではある。
ただ、この場から一条達のいるであろう場所までどの位の距離があるか、全く掴めていないのは問題だった。
もしも全速力で行っても間に合わなければ、地図で自分達が一気に接近した事が悟られ警戒する時間を与える事になる。
その辺の行動については慎重に考慮すべきだろう。
「……分かったぜ、高野。とりあえず行くぞ」
鉄パイプをしっかりと握りしめ、播磨の顔つきがいつもの物に戻った。
その鉄パイプで何をしたいのか、それは高野には分からない。
少なくともそれが振るわれる対象が自分ではない事だけは確かなので、特に何も言わずに自分も鎖鎌を握り直しておく。
元より播磨と行動を共にしたのはこの時の為だ。
彼を積極的な人殺しとして御す事が出来ればそれが一番だったが、現状でも十分使える存在には違いない。
何せショットガンや拳銃を持ち、更に若干のタイムラグがあれどこちらの位置まで把握できる相手だ。
一人ではどこまで太刀打ちできるかすら不明なのだから。
高野は、そして恐らく播磨も何らかの決意を固め、二人はしばらく歩いたアスファルトの道路に別れを告げた。

361 : ◆cx94bMr2cU :2007/03/17(土) 20:55:35 ID:kN70lsXN
【午後:0〜1時】

【播磨拳児】
【現在地:E-03南部(F-03との境界)】
[状態]:疲労(精神面は多少持ち直している)。返り血にまみれている。
[道具]:支給品一式(食料4,水2)、鉄パイプ、インカム親機、黒曜石のナイフ3本、UCRB1(サバイバルナイフ)
     山の植物図鑑(食用・毒・薬などの効能が記載)、さくらんぼメモ、烏丸のマンガ
[行動方針]:生き残りを協力させてゲームを潰す、生き残ってマンガを描き続ける
        車輪の跡を追い一条・雪野の場所へ向かい、そして……
[備考]:サングラスを外しています。高野を殺人者と認識しています。ゲームの目的を知りたがっています。

【高野晶】
【現在地:E-03南部(F-03との境界)】
[状態]:少し疲労(精神面は多少持ち直している)。臨戦態勢。
[道具]:支給品一式(食料0)、鎖鎌、薙刀の鞘袋(蛇入り)、インカム子機
      雑誌(ヤングジンガマ)、ブラックジャック×2(岡の靴下でつくられた鈍器。臭い)
[行動方針] :まずは車輪の跡を追い一条達の居場所を抑え、これを襲撃
[最終方針] :全員を殺し、全てを忘れない。反主催の妨害。出来れば教師達にも罰を与えたい。 ゲームの目的を知りたがっています。


【一条かれん】
【現在地:F-03北部】
[状態]:疲労大、極度の精神不安定状態。人殺し(特に播磨)、教師達に憎悪。
[道具]:支給品一式(食料5、水1)、ショットガン(スパス15)/弾数:4発、東郷のメモ
[行動方針]:1.高野、播磨の襲撃に備える。 2.人殺しを罰する。 3.教師達も罰する。
[最終方針]:生きる。何があったとしても。
[備考]:自分なりの正義の下に動く。播磨が教師達に優遇され人殺しを行っていると思っています。

【雪野美奈】
【現在地:F-03北部】
[状態]:疲労大、極度の精神不安定状態。高野への依存と憎悪が入り乱れる。播磨に憎悪。一条を始め人殺し全員に怒り。
[道具]:支給品一式(食料6、水1)、シグ・ザウエルP226(AT拳銃/残弾15発)、薙刀
     雑誌(週刊少年ジンガマ)、パソコン(フラッシュメモリ、バッテリー付き)
[行動方針] :人殺しは嫌。
[備考]:播磨が教師達に優遇され人殺しを行っていると思っています。

【播磨以外共通:盗聴器に気付いています。】

※日本刀、ドラグノフ狙撃銃/弾数9発、工具セット(バール、木槌、他数種類の基本的な工具あり) はリアカーにあります。
 リアカーは一条・雪野の傍にあります。
 リアカーにあった雑貨品(スコップ、バケツ、その他使えそうな物)はE-03南部に放置してあります。

362 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/17(土) 21:23:41 ID:YG7tuSdV
乙!

うわっ播磨ジョーカー疑惑かよ!
包囲網がさらに進化したかw

363 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/17(土) 21:28:53 ID:uoWujy+U

弁当な俺にはきつい展開だ…

364 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/17(土) 22:05:04 ID:w4S/drna
せっかく新機能がマーダーランキングで誰が人殺しだとかわかる奴なのに誰も殺してない播磨が主催者公認の殺しやだとか認識するの強引すぎるだろ
いくら姉ヶ崎使ってもなぁ・・・

365 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/17(土) 22:10:36 ID:araJXbaI
投下乙です、まさか今夜中に投下されるとは嬉しい驚きです。
何かますます雪野と一条の仲がギスギスしてしまいましたね。
例え四人が和解しても爆発が先に伸びるだけだろうし厳しそう。
それ以前に、両者が出会ったら高い確率で誰かが死ぬかもしれないですね。

366 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/17(土) 22:37:32 ID:araJXbaI
追記です。
播磨と高野が前回の話からあまり動いていないのがちょっと気になりましたが
途中休憩を挟んだ、放送に備えて動きを止めた、或いは美琴の死体を発見して供養していたと
解釈すればよろしいでしょうか?

367 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/17(土) 22:46:03 ID:AeymspPw
>>364
思い込みの力で播磨の名前がなかったことに気付かなかった、でいいんじゃない?
マーダーランキングはいいと思った。沢近組の疑心暗鬼も解けるだろうし。

>>366
周防の供養っていうのはないと思う。死体を動かしたとか重要なことなら
描写するはず。実はやってましたというのは当然なし。
休んでた、暗い夜道で車輪の後を探してた、慎重に行動してたあたりだろう。

次の話でスクロワの行方が決まるなこれは……乙でした

368 : ◆cx94bMr2cU :2007/03/17(土) 23:45:08 ID:kN70lsXN
>>364
一条は『合流、そして動揺』の時に西本からハリー殺害の顛末を聞かされており、
この時直接手を下していないとはいえ、あくまで殺人幇助に止まっている西本や播磨も=殺人者と認識していました。
以降もその認識が弱まった描写が無く、また逆に話を追う毎に一条の殺人者に対しての憎悪は膨らんでいっています。
そんな中で姉ヶ崎の放送や映像で神経を逆撫でされて思考が乱れた状態で、
姉ヶ崎による明らかな播磨贔屓な内容の放送があれば、このように考えても不思議ではないと考えました。

>>366
高野達の移動方針は『疑問に対する一考察』と同じですが、
今回は一条達の位置を全く把握していない状態からのスタートでした。
ですので視界不良の中相手の僅かな痕跡を探す為、どうしても進みは遅くなったと考えました。
周防の遺体には触れていません。

369 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/18(日) 00:06:44 ID:dUe+Zjtt
GJ!
ドキドキしてきたよ。

一条崩壊はほとんど斉藤のせいだったんだなあ。
つむぎんが頑張ったことになってるのが面白かった。まあ確かに頑張ってたんだがw

370 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/18(日) 00:16:50 ID:jZ5DhGdH
あのーすみません本編書く勇気が無かったのでおまけコーナー書いて見ました。
もしよければお願いします。
投下


371 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/18(日) 00:17:05 ID:1MeBi2b1
播磨って盗聴器のこと知らないの?
ノートパソコンとフラッシュメモリが危ないことは高野から聞いてるけど、
何でそれが分かるかといえば盗聴器のことを説明しないとできないと思うんだが。
前の播磨と高野の話でも、盗聴器のことは知ってる前提で話してるふしがあった

372 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/18(日) 00:18:07 ID:jZ5DhGdH
稲葉(以下黒)「美樹とー!」
東郷(以下白)「榛名のー!」
黒&白「プリ○ュア突撃レポート」
黒「はい、このコーナーは実は魔法少女だった。黒キュアこと稲葉美樹と」
白「同じく白キュアこと東郷榛名が、ここ沖木島で生き残ってる人たちに突撃インタビューするコーナーです。」
黒「また、このインタビュー中はゲストの人に異次元に来ていただきます。」
白「その間の時間は、現実空間の時間は1秒も経っていません。」
黒「さらにお帰りの際には、ここの記憶は全て消えていますので書き手の人には、全く問題ありません!」
白「第6回放送を終えて、ついに1桁になった2−C+その他の生徒の皆さんに、ご褒美とも言えるコーナーになる予定です。」
黒「では記念すべき第1回ゲストは!」
白「本編のもう一人の主人公にして、生き残っている唯一の男子。」
黒&白「播磨拳児さんでーす。」
播磨(以下播)「うわあああ!何だここは、さっきまで高野と話してたところなのに!」
黒「あっ突然のことでとりみだしてますね。」
播「ってあれ、おまえ達は妹さんの・・・」
白「はい、八雲の友達というのは仮の姿で、実は魔法少女だったのです。」
播「???」
黒「あ〜もう分かってないみたいね。もう榛名、説明お願い。」
白「も〜う稲葉ったら、播磨先輩ごにょごにょ。」
播「ふ〜んなんか知らないが、俺にインタビューしたいのか、いいぜ。」
黒「やっと分かって頂いたようですね。」
播「ただ1つ質問していいか。」
白「何ですか?」
播「なんでこんな事ができるのに、俺たちを助けてくれねーんだ。」
黒「何言ってるんですか!魔法少女が普通の人間の戦いに手を貸しちゃいけないって、知らないんですか!!」
播「そっそうなのか知らなかったぜ。じゃあ何と戦ってるんだ?」
白「悪の女王エリージョですが。」
播「で、そいつはどんな悪いことするんだ。」
黒「主に将来有望な新人漫画家の原稿を破いたりします。」
播「・・・なっ何て酷いやつだ、是非倒してくれ。」

373 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/18(日) 00:18:47 ID:jZ5DhGdH
黒「言われなくてもそうしますよ!じゃあ最初の質問お願い榛名。」
白「はい、記念すべき第一回お便りは、矢神市在住のH,Tさんより黒キュアさん、白キュアさん、播磨先生スクロワは!」
黒&白「スクロワは!」
播「ちょっとまてー!!パクリじゃねーか!」
黒「気のせいですよ。だいたいパクリだと言うんだったら証拠出してくださいよ。」
播「えっ。」(あれ俺、逆切れされてる?)
白「も〜無いんだったら進行止めないでくださいよ。じゃあお便りの続き読みますね。
『播磨さんはクラスの男子は馬鹿ばかりで、こんなゲームぶっ潰すというようなことを言ってますが。もうそろそろ何か思いつきましたか。』」
播「いや全然。」
黒「じゃあ脱出方法は?」
播「いや、ここで答えたら他の書き手の人困らねーか?」
黒&白&播「・・・・・・・」
黒「はい、では次のお便りを、矢神市在住のM,Iさんより黒キュアさん、白キュアさん、播磨先輩スクロワは!」
黒&白&播「スクロワは!」
黒「『播磨先輩は、塚本先輩亡き後に、沢近先輩と八雲どっちを取るんですか。』おお、これは気になる質門でですね。」
播「・・・」
黒「おおっ考えてますね!」
播「うっうっ天満チャーン何で死んじゃたんだ〜。うわ〜ん。」
黒「あ〜れ塚本先輩の死を乗り越えてないじゃない。」
白「違うわよここに来て緊張の糸が切れちゃたのよ。どうするの?」
黒「しょうがないわねー。次のコーナーに進むわよ。」

374 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/18(日) 00:19:20 ID:jZ5DhGdH
黒&白「冥界さんスクロワは!」
白「このコーナーは死んでしまった仲間達と、ここと中継で結んでしまおうと言うコーナです。」
播「うわーんって、えっ天満ちゃんと会えるのか?」
黒「はい、では現地の塚本先輩。」
天満(以下天)『はーい、みんな元気だった。本編主人公塚本天満だよー!』
播「わっわっ、つっ塚本久しぶりだな。」(チキショー天満ちゃん可愛いけど、本当に天使になってるぜ。)
天『うわー播磨君すっごーい私なんて20人目で死んじゃったのに!まだ頑張ってるなんて尊敬しちゃう。』
播「あっ当たり前じゃねーか。」(天満ちゃんに尊敬してるって言われちいまったぜ。)
天『そんな播磨君にお願いがあるの。』
播「おう!なんでも言ってみな!!」
天『播磨君お願い、八雲や愛理ちゃん・晶ちゃん達を助けてあげて、もう播磨君しか頼れる人がいないの!』
播「まかせとけ!全員助けて見せるぜ。」(俺、頼りにされてる。)
天『播磨君かっこいいー、惚れちょうかも!』
播(うおおおおおー!ついにキター!!)「実は、塚本、俺はおまえの事が・・・」
東郷兄『ふっ、譲ちゃん、お茶が入ったぜ。』
天王寺『塚本さん、お菓子の用意もできましたよ。』
奈良『塚本あのさー僕、塚本の仇取ったよ。』
播「えっ・・・」
天『うん、これ終わったらすぐ行く!」
周防『おーい塚本、烏丸がもうすぐこっちに来るってさ。』
天『本当ー!すぐ行く。』
播「おい、白黒どうやったら向うに行けるんだ。」
黒「死んだらいけますよ。」
播「やっぱりそれしかないのか。」ガク・・
天『それじゃ播磨君・・・ってあれ?』
播(天満ちゃんが、凄く真剣にこっちを見ている。)
天『・・・』
播(対に素顔の俺に惚れちまったって訳か・・・って素顔!!)
天『・・・変体さん・・・』
播(しまっっっったー、わ・す・れ・て・た〜)
天『なんで黙ってたの、播磨君サイテー。』
播「違うんだ天満ちゃん!!」
天『もう二度と話かけないで!!ガチャ』
播「あれこれ消えちまったぞ!」
白「向うから電源切られてますね〜。」
播「どうにかならないのかー!」
黒「どうにもなりませんね。って播磨先輩!ロープもって何してるんですか。」
播「向うに行って、天満ちゃんに本当のことを言うんだー!」
白「駄目ですよー!ここで死んだらスクロワがムチャクチャになちゃいますよ〜。」
黒「榛名急いで、播磨先輩を元の世界に戻して!」
白「あっそうか。」
播「うわーん。天満ちゃーん。」

375 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/18(日) 00:20:03 ID:jZ5DhGdH
・・・・・・・・・
黒「第一回から大変なことになったわー。」
白「本当ね。」
黒「次回のゲストは沢近先輩です。」
白「ちょっと、稲葉その事だけど。」
黒「えっ、あっそうかもし沢近先輩が死んでたら八雲の予定です。」
白「違うわよ!このコーナーだけど、おまけコーナーとはいえ削除依頼来るんじゃない。」
黒「うっ」
つづくかな?

376 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/18(日) 00:21:56 ID:jZ5DhGdH
あのーひょっとして空気よめて無かったらすみません。

377 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/18(日) 00:33:19 ID:51M0SXxw
乙。

最後のコメントで噴いたw

378 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/18(日) 01:06:41 ID:UC9MvNTd
>>371
『クラスの男子は馬鹿ばかり』で高野が播磨に伝えている。

>>そして首輪の盗聴機能を使ってそれを教師達に伝えたと言ってやる。

379 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/18(日) 02:05:15 ID:7rXSgNbF
>>376
乙。面白かった。

ただそれやると矢神に残っている本物?のプリ○ュアコンビのシリアスエピソードが書けなくなっちゃうんじゃ・・・。


380 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/18(日) 02:12:08 ID:QiBR7MbN
プリキュアも異次元に来てて、その間現実空間の時間は1秒も経っていなくて、帰る時には記憶は全て消えるから
問題なし

381 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/18(日) 02:19:59 ID:7rXSgNbF
なんかややこしいなww

382 :jZ5DhGdH:2007/03/18(日) 03:40:33 ID:jZ5DhGdH
すいません。さっきのプリ○キュアコーナー書いてた者です。
書くの忘れてたんですが。
矢神市在住のM,Iさん→稲葉美樹
矢神市在住のH,Tさん→東郷榛名
って自分で書いてんじゃん!と突っ込んでくれたら幸いです。
あと朝弱いんでプリ○キュア見たこと無いです。
もし削除依頼無いなら誰かこのスレでお便り用の質問着たら嬉かも・・・


383 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/18(日) 04:33:02 ID:r/jtsIOi
セッ○クス

384 : ◆cx94bMr2cU :2007/03/18(日) 10:20:59 ID:Kvu+WjKe
>>378
確かに伝えていますね。情報ありがとうございます
>>361を以下の様に修正させて頂きます
【播磨以外共通:盗聴器に気付いています。】

【共通:盗聴器に気付いています】

>>382
プリキュア知らないけど面白かったです
本家(?)魔法少女舞ちゃんはこの二人を見たら何を感じるのやらw

385 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/18(日) 15:09:34 ID:pFd1FHlJ
本編、おまけともGJです

>>384
次の話が凄い気になります
播磨と晶は圧倒的に不利ですが、何とか善戦してほしい

>>382
かなり面白かったです
本当に天使になってる、のくだりは吹きました
今までが死者イベントばかりだったんでこういうのも面白いと思います。次回に期待

あと、半角#入れ忘れてますよ。次からは文字列も変えたほうが良いと思います

386 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/18(日) 21:36:55 ID:q87yy/97
おーいだれか〜

387 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/18(日) 22:48:54 ID:jZ5DhGdH
>>385
すいません。初投稿なので半角#どこに入れるのか教えていただけませんか。

388 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/19(月) 00:26:57 ID:4bOmGpEz
#は名前欄な

あと、sageてくれ

389 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/19(月) 02:16:28 ID:kvFMM/0a
>>387
名前欄に♯「好きな文字列」
でトリップつけれる。覚えとこう

390 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/19(月) 18:52:33 ID:5cUKC3iM
なんか、ますます続きが書きにくい展開になってないか?
四人のうち誰が死のうが優勝エンドが確定する。
誰も死なない場合、おいおいなんだそりゃってなる。
沢近や教師らの介入もありえない時間。3月中は予約が来ないと断言できる

391 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/19(月) 19:39:22 ID:He4X84v3
もう優勝エンドでいいんじゃね?

392 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/19(月) 20:02:08 ID:wff6vJ27
>>390
確定しないから安心汁

393 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/19(月) 20:52:11 ID:mSAi4pag
なんか自分の想像力の限界を全員の限界にしてる奴がいるな。

394 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/19(月) 20:57:32 ID:7xRAaBny
>>393
俺はお前に限界なんてないと信じてる
早く投下してくれ

395 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/19(月) 23:40:17 ID:Nxfiko1K
やっぱり40人前後しかいないのに死ぬペースが早すぎた感じかね

396 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/19(月) 23:53:52 ID:URHOYTW7
>>388-389
有難うございました。
これで安心して沢近編書けます。


397 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/20(火) 00:03:08 ID:Nxfiko1K
?予約するなら鳥必須だよ
あとメール欄にsageって入力してくれ

398 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/20(火) 02:16:56 ID:XAPk4PV4
次のスクロワはスクラン+@(高校生)にしないか?
スクランキャラ+アカギ+新一や今日俺やカメレオンキャラを入れてさ

399 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/20(火) 02:40:42 ID:3XeebF6m
>>398
ややっこしくなるからヤメヨウwww

400 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/20(火) 10:43:20 ID:Xd4bV6Km
>>396
半角#の先に自分の好きな(他の人に特定されないような)文字列を組み合わせるのがトリップ。
自分が書いた、という証明になる。本編書いてる書き手は皆これを付けて自分であると証明している。
で、あとは他の人がやってるみたいにメール欄に半角でsageと入れてくれ。
そうしないとスレが上がってしまう。特別な意図がない限りsage進行が基本だから。

>>397
おまけコーナーは予約も鳥も必須じゃないよ。付けたいならつけていいと思うけど

401 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/20(火) 22:00:19 ID:UIOrV8Hf
予約投下が全然ないのは、なぜ?

402 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/20(火) 22:09:10 ID:cP/X/aFt
いや、ないといってもまだ3日だぜ?
複雑な状況になった今、構想練るのにも時間がかかるだろう。

ところで、スクラン16巻の表紙カバーの後ろの男子は誰だっけ?

403 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/20(火) 22:17:02 ID:bPUblt1S
播磨くんだよ

404 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/20(火) 22:17:39 ID:ScteAV7X
>>402
播磨だろ

405 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/20(火) 22:18:32 ID:ScteAV7X
ぐぁ、被ったw

406 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/21(水) 00:45:54 ID:8bnBdEZN
スクロワについて、パロロワWikiに全然ないのはどうして
まとめが充実してるから不要ってこと?

407 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/21(水) 02:04:23 ID:Q7o9pAno
>>403-404
たぶん学生版修治の事を言ってるんだろ
播磨でも正解っちゃ正解だけどw

>>402
播磨拳児の弟の修治

408 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/21(水) 09:09:33 ID:ido4sVgy
>>406
wiki全然分からないから書けないんだよ…誰か分かる人いないかな?

409 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/21(水) 12:41:08 ID:FxJlH7Iz
書き方はググればわかる
簡単だからすぐに覚えられる

410 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/21(水) 22:16:34 ID:hTRLxlpz
今スクロワ2ndを立てたら書き手がそっちへ流れてしまいそうなくらい過疎ってるな
もう手詰まりだと認めるべきじゃないか

411 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/21(水) 22:56:01 ID:ido4sVgy
>>410
最新作来たの4日前だし全然手詰まり感無いんだが
生き残りが少なくなれば投下頻度は落ちて当たり前だし、話題だってそう多くはないでしょ

412 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/21(水) 23:57:23 ID:i0edVu72
最初から読み返してるがやっぱり面白いな。
ただ見切り発車だったツケか特に序盤に誤字脱字が多い。
一番笑ったのは『Bad luck boy』で一部嵯峨野が永山になってたこと

あと今後に関係ありそうなことで、
『そして少女は吊り橋へ』で高野が鎖鎌を全く使いこなせないと独白してる。
書き手さんは気をつけたほうがいいと思う


413 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/22(木) 01:11:21 ID:uvxtDyzN
鎖鎌使いこなせる奴なんて、元々生徒にはいないだろ。
単純に鎌として十分に武器になるけど。

414 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/22(木) 01:33:06 ID:CwQPnM+X
てかもう2ndと1stを並行して進めていいんじゃないか?
自分はもっといっぱい面白いスクロワをみたい

415 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/22(木) 03:10:31 ID:lFVOXQA5
>>414
そういう意見はもうちょっとよく考えてからだそうぜ
今新たなシリーズが始まったらスクロワは1も2も駄作になること確実だから

つかどうしてロワ住人からもロワスレ乱立が忌み嫌われるか、反対にあってるかわかってほしい
完結を向かえるための山場となってる今、空気読まずにスクロワ2が始まったら
たぶん多数の書き手がスクロワ自体を見限るよ
ただでさえ住人どうこうでよく思ってない書き手だっているってのに
いくら自分がやりたいからって自己中な意見は謹むべきだろ
各ロワの嵐と化した某氏とやってることはかわらんよ

416 : ◆wS/dh.cXEQ :2007/03/22(木) 03:35:36 ID:ZaEcywAT
まだ過疎化には、早いということで
おまけコーナー「プリ○ュア突撃レポート播磨沢近破局記念特別大増版」投下します。
投下


417 : ◆wS/dh.cXEQ :2007/03/22(木) 03:40:18 ID:ZaEcywAT
ドカ―――ン!ドッカ―――ン!!
榛名(以下白)「キャ――!!」
稲葉(以下黒)「まさかエリージョの力がここまで強大だったなんて!!」
エリージョ(以下エ)「ふふふっ、うわさに聞くプリ○ュアがこの程度の実力とはな!」
黒「くっ!」
エ「まあ、Dチームといい、魔法少女マジカル舞といい予の敵では無かったがな。」
白「そんなー、舞先輩まで。」
黒「榛名!こうなったらアレをやるわよ。」
白「ええ。」
黒&白「必殺プリ○ュアレインボーストーム!!」
エ「ばっ、ばかなーこの予が敗れるといのか――――ってあんた達待ちなさいよー!!」
黒「あっ、気づいた。」
沢近(エ改め沢)「何なのよーこれ!」
白「知りませんか?秘境異次元ごっこ?」
沢「20年以上前のギャグなんか分かるわけないでしょーが!大体この格好何?」
黒「え〜となんで20年前のギャグって知ってるのかは置いといて、その衣装ですけど気に入りませんか?」
沢「ちょっと良いかな・・・って良いわけないじゃない!!」
白「そうですか?意外とこのゲーム無かったら喜んで着てるっと思ったんだけど〜。」
黒「じゃ、この服着てシャイ○ールミナスって名乗ってもらえると・・・」
沢「何であんた達と同じ格好しなきゃならないのよ!そんなの着る位ならこっちの方がマシよ!!」
黒&白(そっちの方が良いんだ〜)
沢「大体ここはどこよ、さっきまで八雲・三原さんと歩いてたのに!ここ何処・貴方達誰・何が目的?」
黒「あっそう言えばタイトルコールまだしてないわね。」
白「本当ね、そしたら遅くなりましたが。」
黒&白「せーの。」
黒「美樹とー!」
白「榛名のー!」
黒&白「プリ○ュア突撃レポート○○さん破局記念特別大増版」
黒「はい、このコーナーは実は魔法少女だった。黒キュアこと稲葉美樹と」
白「同じく白キュアこと東郷榛名が、ここ沖木島で生き残ってる人たちに突撃インタビューするコーナーです。」
黒「また、このインタビュー中はゲストの人に異次元に来ていただきます。」
白「その間の時間は、現実空間の時間は1秒も経っていません。」
黒「さらにお帰りの際には、ここの記憶は全て消えていますので書き手の人には、全く問題ありません!」
白「第6回放送を終えて、ついに1桁になった2−C+その他の生徒の皆さんに、ご褒美とも言えるコーナー?になる予定です。」
黒「では今回ゲストは!」
白「本編実質的ヒロインにして、ハーフ・金髪美女・天才肌の絶対無敵お嬢様。」
黒&白「沢近愛理さんでーす。」
沢「ふっ、まあ本当のこと言ってもお世辞にならないわよって、修学旅行から帰って来た時に天満の家に八雲といた子じゃない!」
白「はい、八雲の友達というのは仮の姿で、実は魔法少女だったのです。」
沢「???」
黒「やっぱり分かってないみたいね。もー榛名、説明お願い。」
白「また〜もう稲葉ったら、沢近先輩ごにょごにょ。」
沢「ふ〜んなんか知らないけど、私にインタビューしたいみたいね。いいわよ。」
黒「やっと分かって頂いたようですね。」
沢「ただ1つ質問していい?」
白「何ですか?」
沢「さっき、○○さん破局記念って言ってたけど、○○って誰のこと。」
黒(うっ、ちゃんと聞いてたか。)「さつきに聞いたんだけど、周防先輩と麻生先輩が破局寸前だって!」
沢「ふーん、美琴も大変だったんだ。」
黒(まあ、あながち嘘でもないし・・・)
沢「でも、その題名のつけ方関心しないわね。」
黒(本当は違うんだけどね。)「以後気をつけます。じゃあ最初の質問お願い榛名。」

418 : ◆wS/dh.cXEQ :2007/03/22(木) 03:44:37 ID:ZaEcywAT
白「はい、では本日最初のお便りです。大倉山在住の嵐山小夜子さんからです。『黒キュアさん、白キュアさん、エリージョ様、スクロワは!』」
黒&白「スクロワは!」
沢「・・・」
黒「如何したんですか?沢近先輩?」
沢「・・・いいの、この人だしたりして?」
黒「えっと、ただのお便りですから問題ないでしょ?」
沢「そっそうよね!・・・」(いいのかなー)
白「『拝啓、毎回楽しく読ませて貰ってます。もうクライマックスも近いですね。そこでスクロワ2ndが企画されてると聞きました。
私も参加したいなー!こんな私でも参加できるでしょうか?』」
黒「うーん、詳しいことは、1氏に聞かないと何とも言えないけど、出てきても絵柄的に問題ないわね。」
白「それに2ndでは、男子はショーン・マックス・ウィリー・ミック・サミュエルの5人は追加されて、
女子は私に稲葉とさつきの3人と予想されるから、あと2人いないと調整効かないわよね。」
黒「そしたら、あらしさんとカヤさんの2人なら丁度良いわ。あとあの2人の矢神高校の制服姿見てみたいし。」
白「私も見てみたい!転校して来たとかなら問題ないと思うし!!」
沢「・・・」
黒「如何したんですか?沢近先輩急に黙りこんで?」
沢「いやーあの2人って、爆弾で吹っ飛ばされても死ななかったのよね?」
黒&白「・・・」
沢「それに、その後60年そのままの姿でしょ。そんな人が拳銃で撃たれたり、刃物で刺される位で死ぬのかなーって?」
黒&白&沢「・・・・・・」
黒「はい、では次のお便りを、矢神市在住のA組佐野さんからです。『黒キュアさん、白キュアさん、エリージョ様、スクロワは!』」
黒&白&沢「スクロワは!」
黒「『沢近さんと八雲ちゃんの仲が、非常に先行き不安な様子で夜も寝られません。
2人は仲直り出来るのでしょうか? PSそれとあと僕の事覚えてますか。』確かにこの展開が今現在1番気になりますね。」
沢「そうねー強いて言うなら、両雄並び立たずって言葉聴いたことない?」
黒&白「えっ!?」
沢「冗談よ。」
黒&白「ほっ。」
沢「ただ、現状が現状だから流れ弾とか当たっても、まあしょうがないわよね〜」
黒「沢近先輩御願いですから、笑いながらデザートイーグル見て言うの止めませんか?」
白「八雲ー逃げてー!!」
沢「ところで、佐野って誰?」
白「・・・そう言えば誰だろう?」
黒「もーう、考えてもしょうがないから

419 : ◆wS/dh.cXEQ :2007/03/22(木) 03:46:02 ID:ZaEcywAT
ごめん間違えた

420 : ◆wS/dh.cXEQ :2007/03/22(木) 03:47:13 ID:ZaEcywAT
白「はい、では本日最初のお便りです。大倉山在住の嵐山小夜子さんからです。『黒キュアさん、白キュアさん、エリージョ様、スクロワは!』」
黒&白「スクロワは!」
沢「・・・」
黒「如何したんですか?沢近先輩?」
沢「・・・いいの、この人だしたりして?」
黒「えっと、ただのお便りですから問題ないでしょ?」
沢「そっそうよね!・・・」(いいのかなー)
白「『拝啓、毎回楽しく読ませて貰ってます。もうクライマックスも近いですね。そこでスクロワ2ndが企画されてると聞きました。
私も参加したいなー!こんな私でも参加できるでしょうか?』」
黒「うーん、詳しいことは、1氏に聞かないと何とも言えないけど、出てきても絵柄的に問題ないわね。」
白「それに2ndでは、男子はショーン・マックス・ウィリー・ミック・サミュエルの5人は追加されて、
女子は私に稲葉とさつきの3人と予想されるから、あと2人いないと調整効かないわよね。」
黒「そしたら、あらしさんとカヤさんの2人なら丁度良いわ。あとあの2人の矢神高校の制服姿見てみたいし。」
白「私も見てみたい!転校して来たとかなら問題ないと思うし!!」
沢「・・・」
黒「如何したんですか?沢近先輩急に黙りこんで?」
沢「いやーあの2人って、爆弾で吹っ飛ばされても死ななかったのよね?」
黒&白「・・・」
沢「それに、その後60年そのままの姿でしょ。そんな人が拳銃で撃たれたり、刃物で刺される位で死ぬのかなーって?」
黒&白&沢「・・・・・・」
黒「はい、では次のお便りを、矢神市在住のA組佐野さんからです。『黒キュアさん、白キュアさん、エリージョ様、スクロワは!』」
黒&白&沢「スクロワは!」
黒「『沢近さんと八雲ちゃんの仲が、非常に先行き不安な様子で夜も寝られません。
2人は仲直り出来るのでしょうか? PSそれとあと僕の事覚えてますか。』確かにこの展開が今現在1番気になりますね。」
沢「そうねー強いて言うなら、両雄並び立たずって言葉聴いたことない?」
黒&白「えっ!?」
沢「冗談よ。」
黒&白「ほっ。」
沢「ただ、現状が現状だから流れ弾とか当たっても、まあしょうがないわよね〜」
黒「沢近先輩御願いですから、笑いながらデザートイーグル見て言うの止めませんか?」
白「八雲ー逃げてー!!」
沢「ところで、佐野って誰?」
白「・・・そう言えば誰だろう?」
黒「もーう、考えてもしょうがないから次のコーナーに進むわよ。」
黒&白「冥界さんスクロワは!」
白「このコーナーは死んでしまった仲間達と、ここと中継で結んでしまおうと言うコーナです。」
沢「えっ、天満や美琴と会えるの?」
黒「はい、現地の周防先輩。」
周防(以下周)『おう、沢近久しぶりー!』
沢「みっ美琴、ごっ御免なさい。私があそこで置いて行ったりしなかったら・・・うぅぅ。」
周『おぉい、泣くなよーあれは、ハリーに負けたあたしが悪いんだからさー、それより仇取ってくれたんだってありがと!』
沢「うっうん、でもそこにハリー君もいるんでしょ?大丈夫なの?」
周『それがさ〜、ハリーが来るや否や東郷の奴が、ハリーを殴り倒してそのまま説教初めたんだ。』
沢「そうなんだ。東郷君もやるわね。」
周『うん、その後2人で皆に謝罪して回ってるんだ。流石にそれを見たら責めるに責めれなくてなー。』
黒「榛名のお兄ちゃんやるじゃない。」
白「・・・うん。」
周『吉田山辺りはここぞとばかり嫌味言ってたけど、以外なのは結城さんだよ。』
沢「結城さんが?」
周『うん結城さんもハリーに酷い目に遭わされた筈なのに、笑って話してたなー。』
沢「どんな話?」
周『乳牛を捌いた時如何だったとか、たたきにした時の感想とか、結城さん酪農に興味あったんだって。』
沢「多分違うと思うわよ・・・」
周『あっあと塚本だったよなー。』
沢「うっうん。」
周『おーい塚本ー。』

421 : ◆wS/dh.cXEQ :2007/03/22(木) 03:51:40 ID:ZaEcywAT
天満(以下天)『砺波さんあなた何してるか分かってるの!!烏丸君は私の彼氏なの分かってるの!!』
砺波(以下隣)『あーら塚本さん、恋愛は自由なのよ。それに烏丸君が貴方の彼氏という証拠あるの?』
周『おーい塚本ー。』
天『あるわよ〔天満ちゃんと烏丸君の日々是苦戦ラブコメディ〕っていうのが。』
隣『それ何時の話してるのよ。大体今は〔愛理ちゃんと播磨君の日々是苦戦ラブコメディ〕に変えたほうが良いんじゃな〜い。』
周『おーい。』
天『わっ私は第1話から出てるし、主人公なんだから!!』
隣『私だって第3話から出てるし、名前だけなら第2話に既に出てるわよ。それに話の半分で死ぬ主人公なんて聞いた事無いわよ!!』
周『・・・』
天『あーもう、怒ったこうなれば実力行使よ!!』
隣『あっ、さっきまで食べてたフランクフルトの串で何するつもりですか!!暴力反対!!』
周『だあぁーうるさ――――い、鬼○流葬兵術・蒼天隼落とし!!』ドガッ・・
天&隣『ギャン!!』
周『おい!塚本おまえが悪いんだぞって、おい塚本!!あれ砺波さんまで〜』
沢「如何したの美琴?天満は?」
偽天『え・り・ちゃ・ん・こ・ん・に・ち・わ。』
沢「いや美琴そんな腹話術しなくても、2人とも元気ならそれでいいから、あとさっきの技あれ伏字になってないから。」
周『すまん、麻生の家にあった単行本読んだら一度やって見たくてさー。』
沢「麻生君そんなの読んでるの?」
周『あー、ラーメン屋は全員読まないとダメ何だって!』←うそです
沢「それじゃしょうがないわね。あと嵯峨野さんを御願いしていいかな。」
周『ああいいぜ、おーい嵯峨野ー』
城戸(以下城)『ほんと、嵯峨野さん御免なさい。』
嵯峨野(以下嵯)『もういいって、あれ周防さん、あっ沢近さんも!!』
沢「円・嵯峨野さん御免なさい。」
嵯『もういいって〜。』
城『こっちこそ御免なさい。あそこで止めて貰わなかったらっと思うと、ゾッっとするもん。』
周『ところで、何してんだ。』
城『うん私もハリー君見習って皆に謝ってるの。そこで1番最初に殺しちゃった嵯峨野さんに謝ってたところ。』
沢「1番って・・・あのー円、梅津君は?」
城『茂雄・・そういえばさっきメールで《なんで殺したの》って着たけど訳分かんないから削除しちゃった。』
沢&周&嵯(梅津君がんばって!!)
城『次は、東郷君に謝らなきゃ。』
沢「円、それだったらこの子東郷君の妹らしいわよ。」
白「・・・」
城『本当に御免なさいって、謝っても許してくれないかもしれないけど。」
白「いいんです。」
黒「おおっ榛名えらい!!中々出来るものじゃないよ!!」
白「違うわ稲葉、お兄ちゃんなんて、うるさいし、うざいし、臭いし、遺産相続の邪魔になるから、何時か私が殺ろうと思ってたの。」
黒&沢&周&嵯&城(黒い・・・・)
周『そういえば、さっきから気になってたんだけど・・・』
嵯『あっ私も!』
城『確かに気になるわねー?』
沢「どうしたの?」
周&嵯&城『なんで沢近(さん)そんな格好してるの・・・はずいんだけど・・・』

422 : ◆wS/dh.cXEQ :2007/03/22(木) 03:54:48 ID:ZaEcywAT
黒「いやー今回は普通に終われそうね。」
白「はい、では本日のゲストは・・」
沢「ちょっとまって!!」
黒「なんですか?」
沢「貴方達っていろんな次元に行けるの?」
白「はい、行けますがそれがなにか?」
沢「そしたら、この殺し合いゲームが行われてない次元もあるの?」
黒「はい、そこからエリージョの衣装も、もって来ましたから。」
沢「そしたらそこで私と播磨君ってどうなってるの・・・って何で泣いてるの?」
白「すいません。一言でいうなら。」
沢「一言で言うなら?」
黒&白「キモい・・・です。」
沢「!?」(それってどういう事。)
・・・沢近回想中・・・
沢「ヒゲ・・・実を言うと貴方のことが好きなの。」
播磨(以下播)「は?キモいよおまえ。」
沢「えっ。」
八雲(以下八)「播磨さーん。」
播「おっ妹さんか。」
八「如何してたんですか?」
播「いや、なんでもねー。じゃあ行こうか!」
沢「ちょっとヒゲ待ち・・・」
八「残念でしたね。沢・近・先・輩。」
沢「そっそんなあ〜。」
・・・・・・・・・・・
白「はい、では気を取り直して本日のゲストは・・先輩ロープもって何してるんですか!?」
沢「もういいの・・・こんな世の中。」
黒「もー、なんで皆おまけコーナーで死のうとするの!?榛名急いで、沢近先輩を元の世界に戻して!」
白「ルドモニトモ!!元の世界に返りなさい!!」
沢「もうイヤャ――――」
・・・・・・・・・・・
黒「はあーやっと終わった。」
白「本当ね。」
黒「次回のゲストは八雲です。もし死んでたら一条先輩の予定です。次回からは通常版です。」
白「しかし前回削除依頼来なくて良かったわ〜。」
黒「まっ今回も危ないような気がするけど・・・」
白「違うわよ。これ書いてる奴が前回の話が削除された場合、とんでもない話投下しようとしてたのよ!!」
黒「どんな話?」
白「ちょっと話を戻すんだけど、八雲とサラが刑部先生に連れさらわれる日に、さつきと稲葉と私がそれに気づくんだけど〜」
黒「うんうん。」
白「助けに行ったものの逆に返り討ちにあって全滅、しかも八雲とサラに気づかれないという目も当てられない話。」
黒「げっマジキモい。」
おまけ(ゲームの行われていない次元の矢神高校)
冬木(以下冬)「おーい沢近さん、エリージョの衣装知らない?」
沢「えっ、知らないけど。」
冬「えー困ったなー。」
沢「別にいいじゃないDVDの撮影終わったんだし。」
冬「いやーDVDの撮影何だけど予算をオーバーしちゃってさ!」
沢「それで?」
冬「沢近さんのプロマイド付きでネットオークションで売ろうかと。」
沢「は、キモい・・・」

生まれてきてごめんなさい・・・ってつづくのか?

次回予告
麻生『おいやめろ二人とも!?』
サラ『エッ○スカリバ―――――!!』
周防『鬼○流葬兵術・拳王破砕掌!!』
両雄激突!?
※内容は大きく変わる場合があります。

423 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/22(木) 04:05:16 ID:lFVOXQA5
GJ
次回予告がw
スクロワについてちょっと鬱ってたんで、かなり救われました
元ネタありそうだけどわかんないネタも含めパロ面白かったです

424 : ◆wS/dh.cXEQ :2007/03/22(木) 04:08:48 ID:ZaEcywAT
すいません。今週号のマガジンみて間違いなく近々沢近殺されるっと思ったので
緊急投下してしまいました。全6回予定していましたので1人死ぬと1話
減ってしまいます。播磨・沢近・八雲の3人のみ続きもので考えていましたので、
死なれると結構痛いです。ただし今後死なれた場合は没ネタ版に投下しようと
思いますので、書き手の方はバリバリ殺してください。
また投下の際に不手際があったことをお詫びいたします。
またダラダラ長い文章になってすみませんでした。

425 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/22(木) 08:28:43 ID:7ImZRVoS
>424
他の奴らがなんと言おうと俺は思う。














お前はこのスレの希望だ。

426 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/22(木) 11:40:21 ID:gbJCJQ9C
とりあえず天満が天満じゃねえ

427 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/22(木) 17:45:20 ID:QlMYrIJN
それ言うなら、隣子の方がキャラ違www

428 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/22(木) 18:11:34 ID:VzCAoGuy
おまけなんだからキャラが違うくらいどうということはない
天満と隣子がビンタ合戦しても問題ないw

>>424
乙でした。八雲編、一条編も楽しみにしてます。
原作が原因でキャラを殺すような書き手はいないと思うのでそこは安心していいかと思います

429 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/22(木) 20:51:54 ID:mrp4TOaH
なんかもう冥界の世界が本編で語られてそうな勢いだな。

430 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/22(木) 20:56:04 ID:hMKu2SGA
http://www.gendama.jp/special/verifyregist.php/1/?trid=dlnwhjgty9a38q9y
http://www.gendama.jp/special/verifyregist.php/1/?trid=jvioi8fdqhu3u3fr
http://www.gendama.jp/special/verifyregist.php/1/?trid=jhvzzr1l4damg290
http://www.gendama.jp/special/verifyregist.php/1/?trid=bywz7ny7wprjx91z
http://www.gendama.jp/special/verifyregist.php/1/?trid=wh1ph4uhf5x07wbw
http://www.gendama.jp/special/verifyregist.php/1/?trid=c7st0aizzg0oaddl
http://www.gendama.jp/special/verifyregist.php/1/?trid=uwmdi4qvfh0uhbuy
http://www.gendama.jp/special/verifyregist.php/1/?trid=7m6xv5zxhv0m940t
http://www.gendama.jp/special/verifyregist.php/1/?trid=41tuavjbrkuekc08
http://www.gendama.jp/special/verifyregist.php/1/?trid=uv6y2979gv2tp6y8
http://www.gendama.jp/special/verifyregist.php/1/?trid=ud8x3pc0fvs1pbqv
http://www.gendama.jp/special/verifyregist.php/1/?trid=wg88hih22cbgoke3
http://www.gendama.jp/special/verifyregist.php/1/?trid=uunucop3dzxjwnci
http://www.gendama.jp/special/verifyregist.php/1/?trid=zqc0555r51cfesq2


431 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/22(木) 23:17:32 ID:jFL0M9fP
質問なのですが、軍用車に積んである物についてはかなり自由に決めて大丈夫でしょうか?

432 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/22(木) 23:26:13 ID:38Sqgt0b
>>431
車に積める程度の大きさで、明らかに話を壊さないような物ならいいんじゃないか?
それこそ小型核弾頭とかみたいにメチャクチャな物はダメに決まってるが
ただ、主催者側が用意しているから脱出や反抗に使えるような物はまず無いだろうね

433 : ◆wS/dh.cXEQ :2007/03/23(金) 01:30:00 ID:xyRRzB0d
>>423
すいません。元ネタ分からないと面白くないですね。
秘境異次元ごっこ=パタリロ11巻ゲルマンの虜参照
必殺プリキュアレインボーストーム=プリキュアの必殺技らしい?
シャイニールミナス=プリキュアの2部の金髪ツインテール
嵐山小夜子さん=夏のあらし主人公
A組佐野さん=スクラン2巻参照
鬼丸流葬兵術・蒼天隼落とし=無敵看板娘主人公鬼丸美輝の必殺技の一つ
ttp://sawachika.sakura.ne.jp/past/2-img2/true2/IMG_000250.jpg
を見てこのネタ思いついた。ちなみにアニメは中の人が周防・鬼丸とも一緒
フランクフルトの串を持った天満=鬼丸美輝のライバル神無月めぐみの中の人が天満と同じ
神無月めぐみはフランクフルトの串で攻撃してくる。
ラーメン屋は全員読まないとダメ=無敵看板娘はラーメン屋の話
googleで調べてみてね。


>>426-427
すいません。2人が冥界で烏丸君を巡って大喧嘩する所を書きたかったのですが、
この2人が喧嘩する所が想像できませんでした。orz



434 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/23(金) 02:53:25 ID:zNu1Jdmd
そもそも冥界ってどーいう所なんだ?
マーダーキャラが非マーダーキャラ達と一緒にいる辺り、天国と地獄という感じじゃ無さそうだし・・・。
システムがよくわからん。

何か出番を終えたキャラ達の控え室みたいになってるwww

435 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/23(金) 04:31:34 ID:9opOWxK0
死は平等だってリュークも言ってたからな

436 : ◆.Cb.m05RN. :2007/03/23(金) 07:21:36 ID:GwGDXyIE
笹倉、刑部、高野、播磨、一条、雪野を予約します。

437 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/23(金) 07:23:32 ID:fv2iILoX
>>436
頑張って下さい、期待してます。

438 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/23(金) 09:15:33 ID:Bf2/u1Z4
まぁ、播磨が一番最初に殺されるような展開だったら
読む気0ってとこだな。

439 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/23(金) 09:33:48 ID:UOMHMOkA
ウザイヨ
そーいうのは、やめろ

440 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/23(金) 09:57:22 ID:jX4VByr+
俺なんて一条が死んだときスクラン5巻を3回くらい読んだぞ

441 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/23(金) 10:17:15 ID:j+pmxV65
>>440
未来人いらっしゃ〜い!

442 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/23(金) 12:17:49 ID:UOMHMOkA
IDが岡

443 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/23(金) 12:20:02 ID:VhhaT3Xl
没ネタになったやつの事だろ

444 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/23(金) 14:30:58 ID:1vrzc9B3
>>436
期待してます

445 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/23(金) 19:41:36 ID:jX4VByr+
>440なんだが
久しぶりにここに来たんだが一条って高野に殺られたんじゃなかったのか?
もしかしてボツになった?

446 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/23(金) 19:46:20 ID:GUX3vEY6
>>445
その作品は破棄になり、現在はまとめのおまけページに掲載されてる。

447 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/23(金) 20:55:28 ID:jX4VByr+
>446
ごめん、理由も教えて

448 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/23(金) 21:11:11 ID:j+pmxV65
>>447
高野が武神・一条とガチで殺り合えるのは、禁止ルールにあたる「最強の高野」に触れるという声が多かったから

449 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/23(金) 21:14:25 ID:GUX3vEY6
>>447
破棄になった作品はリレーになってなかったから。
詳細は9スレ目の260以降を参照

450 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/23(金) 21:14:38 ID:QFlW+dcC
晶のアクションが超人すぎる(身のこなしや武器の扱い)
思考が無茶苦茶(天満達だったら……とか考えて何故かいきなり殺しにいく)

とか色々つっこまれて、Cb氏が自分からとりさげたんだと思う。詳しくは過去ログ
次の作品でこれらが改善されてればいいんだけどね

451 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/24(土) 01:07:58 ID:z25Gfe1I
>>436
ワーイ新作だー

452 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/24(土) 11:19:05 ID:EctGX+/h
実質予約期限なしかな?
じっくり練って欲しい

453 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/24(土) 12:32:12 ID:MwrAYMMH
一応目安として必要じゃない?練ってもらいたいのは同意だけど

あと無用なゴタゴタが起きるので、時間かかる時は逐一進行状況を書き込んで欲しい

454 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/24(土) 16:37:46 ID:QPH4xiYF
俺は◆.Cb.m05RN.氏にはもうなにも期待していない。

455 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/24(土) 16:49:55 ID:1OR9Cdlz
俺は、期待してるよ

456 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/24(土) 17:04:33 ID:kZsLmQdT
俺も期待してる

>>454
つかおまえは毒吐きでも行ってこいよ

457 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/24(土) 17:07:14 ID:mMckV2HN
期待してるけど、予約期限はさすがに守ってほしい。
今回は予約のタイミングを考えてくれてるから大丈夫だと思うけど

458 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/24(土) 18:06:22 ID:lCEu/qal
>>454
もしかしたら交流所などで奈良の死を愚痴ってた人ですか?

459 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/24(土) 18:21:43 ID:QPH4xiYF
いや、今まで荒れる作品書いてきたから期待していないだけ

460 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/24(土) 18:35:49 ID:iX6p2Z1P
そりゃ人と違う発想を書こうとすれば自然と議論されて荒れるだろうね
でもそういう人がいてもいいと思うよ、議論をしなくていいセオリー的な作品ばっかだと予想外も生まれにくいし

461 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/24(土) 18:45:44 ID:QPH4xiYF
リレー競技なのに走り幅跳びする発想はいらね

462 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/24(土) 18:50:57 ID:mMckV2HN
>>461
リレーでも個性的な面々が集った方が面白いと思う
繋ぎが巧い、バトル好き、シリアス、ギャグと色んな個性を持った書き手が揃ってるから俺はスクロワを楽しめてる
Cb氏の発想力は外れればあれだが当たればとんでもない面白さを秘めてるビックリ箱だと俺は思う

463 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/24(土) 19:02:20 ID:QPH4xiYF
でも前の走者のことを考えない作品が多いのは問題あるぞ。
前は過大に期待してたけど、今ではもう諦観しながら待ってる。

464 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/24(土) 20:51:14 ID:7UG2pRrA
>>463
毒吐き言ってこいよ
一々こっちに書き込むな

465 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/24(土) 22:47:50 ID:lCEu/qal
ところで沢近達を書く人はいないのか?

466 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/24(土) 23:01:23 ID:DGCg/wwD
>463
cb氏を庇う訳ではないが
わざわざ書く前から批判をするな
ただでさえ書き手がいないのだから
がんばれのひとつくらい言ってやれ

467 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/24(土) 23:15:06 ID:2wWLxTvv
沢近達は今は書きようがないなあ

播磨達が壊滅状態になるようだったら仲直りさせるし
反主催で一致しましたとかになったら逆にドロドロさせたい
人数が減ると他のことも考えなきゃならんし、
今は一人予約したらもう誰も手を出せなくなる

468 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/24(土) 23:42:01 ID:iX6p2Z1P
脱出なんて、残り半分を切ったくらいにはきっかけを作らなきゃどう頑張っても強引になる気がする
cb氏の展開次第で今後が全て決まるだろうな、脱出にするならどれだけ違和感ない話にするかだし
優勝ならどれだけ感動的に出来るかだな、厳しいけど期待してます!

469 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/24(土) 23:48:34 ID:kuQk6LZC
まあプレッシャーのかかる一番重要なパートなことは自身が一番把握してるだろうからなあ
気合入れてがんばって欲しいね。もっとも普段からcb氏は全力でやってくれてると思ってるけど。

470 : ◆wS/dh.cXEQ :2007/03/25(日) 05:05:08 ID:TdvuAkMo
cb氏大丈夫だおらのヘタなSS読めば皆が氏のすばらしさ分かってくれるよ。
という事でプリ○ュア突撃レポート八雲誕生日記念投下

471 : ◆wS/dh.cXEQ :2007/03/25(日) 05:05:44 ID:TdvuAkMo
稲葉(以下黒)「美樹とー!」
榛名(以下白)「榛名のー!」
黒&白「プリ○ュア突撃レポート 八雲ちゃん誕生日記念」
黒「はい、このコーナーは実は魔法少女だった。黒キュアこと稲葉美樹と」
白「同じく白キュアこと東郷榛名が、ここ沖木島で生き残ってる人たちに突撃インタビューするコーナーです。」
黒「また、このインタビュー中はゲストの人に異次元に来ていただきます。」
白「その間の時間は、現実空間の時間は1秒も経っていません。」
黒「さらにお帰りの際には、ここの記憶は全て消えていますので書き手の人には、全く問題ありません!」
白「第6回放送を終えて、ついに1桁になった2−C+その他の生徒の皆さんに、ご褒美とも言えるコーナー?になる予定です。」
黒「では今回のゲストの前に、なんと質問が来ていまーす。」
白「えっ、そんなの来てたっけ?」
黒「はい、434氏から
『そもそも冥界ってどーいう所なんだ?
マーダーキャラが非マーダーキャラ達と一緒にいる辺り、天国と地獄という感じじゃ無さそうだし・・・。
システムがよくわからん。

何か出番を終えたキャラ達の控え室みたいになってるwww 』
というのが来ているの!」
白「それって私達に来た質問なの?それにその質問なら435氏から、
『死は平等だってリュークも言ってたからな』という回答で解決済みでしょ。」
黒「ダメよ!!そんな回答じゃ誰も納得しないわ!!」←435氏ごめんなさい
白「そうなの?」
黒「冥界の設定を正しく公開しないと、私の考えてるおまけが本編を喰う合併は成立しないわ!!」←そんなことは考えてません。ご安心ください
白「どこの阪神銀行頭取よ!!じゃあんたの考えは如何なのよ。」
黒「よくぞ聞いてくれました。マーダーと非マーダーキャラが一緒にいる件だけど、彼らは実を言うと成仏できないでいるの。」
白「ふ〜んなんで?」
黒「それは全員がこのゲームの結末が、強いて言うなら同じ学校の仲間達がどうなるのか気になって、成仏の一歩手前で留まっているのよ。」
白「おおっ、思ったよりまともな答えが。」
黒「つまり、このスクロワが未完に終わると、」
白「うんうん、皆の霊が成仏できないから書き手の人達頑張って!と言いたいのね。」
黒「いや、その無念から全員が虚(ホロウ)化します。」
白「ちょっと待ちなさいよ―――!!435氏のリュークに対抗したいだけじゃないの!!」←435氏本当にごめんなさい
黒「さらに虚化したスクラン軍団は、その腹いせに尸魂界(ソウル・ソサエティ)に殴り込みを掛けます。」
白「なにその嫌な設定・・・」
黒「そして『スクールランブルバトルロワイアル2ndスクラン軍団VS死神軍団』が始まるのよ!!」←始まりません。
白「誰かこの子止めてくれない?」
黒「それで初日の対戦の組み合わせだけど、
『前哨戦>狛村左陣(こまむら さじん)VS五島雄山』
『第2試合>砕蜂(ソイフォン)VS俵屋さつき』
『第3試合>日番谷冬獅郎(ひつがや とうしろう)・雛森桃(ひなもり もも)VS播磨修治・天王寺美緒』
『第4試合>更木剣八(ざらき けんぱち)VSマックス』・・・」
白「そんなの出来るわけ無いでしょうが―――――!!大体その対戦してる人物が死んでるどころか出てきてすらないでしょ!!」
黒「『最終戦>夜神月(やがみ ライト)VS高野晶』」
白「・・・最後だけなら見ても良いけど・・・」
黒「これが私の考えた『おまけが本編を喰う合併』なのどう?」
白「はいはい、じゃあゲスト呼びましょうか。」
黒「えっダメ、分ったわよ。はい今回のゲストは!」
白「第3回人気投票ダントツ1位にして、PF2では脅威の5冠達成さらにマガスペ増刊主人公!!美しすぎる異能の少女。」
黒&白「塚本八雲さんでーす。」

472 : ◆wS/dh.cXEQ :2007/03/25(日) 05:08:18 ID:TdvuAkMo
八雲(以下八):オロオロ「・・・さっきまで沢近先輩・三原先輩と歩いてたのに?あれ稲葉さん、東郷さん如何してここに、そしてその格好は?」
白「八雲、実を言うと今までのは仮の姿で、実は魔法少女だったの。」
八「???」
黒「いきなり言っても無理か。榛名、説明お願い。」
白「また〜もう稲葉ったら、八雲ごにょごにょ。」
八「インタビュー・・私なんかで・・いいの?」
黒「なに言ってるのよー皆は八雲の回を楽しみに・・・」
・・・ヒュッ――――!!
白「キャー八雲危なーい!何処からともなく鋸が!!」
―――ガッキーン!!
黒「八雲が空鍋で防いだ!!」
八「大蛇残頚掌!!」
バカ――――ン!!
八「チッ、トラップだけか!!」
黒「今、何が起きたの?」
白「さっ、さあ。」
八「稲葉さん、私の前のゲスト何だけど〜?」
黒「えっ、はい第1回播磨先輩で第2回が沢近先輩で・・・まさか!」
八「やっぱり・・・沢近先輩ここで私を亡き者にすれば、完全犯罪完成ですものね。」
白「おまけで人が死んだらダメだって言ってるでしょ!!」
黒「いつ仕込んだんだろう?」
八「稲葉さん、東郷さん集合!!」
黒&白「えっ」
八「あんた達さーなんで私があの成り上がりキャラで、妾の娘の後なの?」
黒「八雲の誕生日に話し合わそうと思って――。」
八「そんなの聞いてるんじゃないの?本編主人公の姉さんや播磨さんの後なら分るの?でもなんであの雌豚の後なの・・・」
白「八雲怖いよ――」
八「それに誕生日記念って言うんだったら、1日過ぎてるわよね。それどころかもう25日になってるじゃない。」
黒&白「ご、御免なさい・・・」
八「ふぅー、ただの1年女子だった貴方達がここまでメジャーになれたのは、誰のお陰だっけ?」
黒&白「八雲様です・・・」
八「もっと言うなら貴方達、私が引き上げてあげなかったらダメハネ以下よ。」←「名無し様が見てる」の作者さん御免なさい。
黒&白「はい、八雲様がいなければ私達はダメハネ以下です。」←「名無し様が見てる」の作者さん本当に御免なさい。
八「大体貴方達調子乗ってるんじゃないの?稲葉さん貴方は、周防先輩に続く巨乳キャラとして注目されてるそうね?」
黒「めっ滅相も御座いません。私など八雲様の清楚さを引き立てるだけのキャラです。ただの下品な女です。」
八「あっそう、そういえば東郷さんは私を超える妹系純情キャラって言われてるそうね?」
白「ひぃっ、私など八雲様の二番煎じです。」
八「まぁ、立場わきまえてる子嫌いじゃないわよ〜以後気をつけてね。じゃ続きやりましょうか。」
黒&白「えっ!?」
八「うん、私にインタビュー・・そんな私なんかで・・いいの?」
黒&白(このアマ2nd始まったら絶対殺す。)
黒「じゃあ最初の質問お願い榛名。」
白「はい、では本日最初のお便りです。大倉山在住のカヤさんからです。『黒キュアさん、白キュアさん、ヤクモンさん、スクロワは!』」
黒&白「スクロワは!」
八「・・・」
黒「あっ八雲ちょっと、恥ずかしいわね。」
白「でも、沢近先輩も・・・」
八(ギィロ!!)
白「いや、播磨先輩もやってたから〜。」
八「うん・・じゃ・・すっスクロワは!・・。」
白「『初めてペンを取らせていただきます。毎回楽しく見せて頂いてますが最近は全滅エンド、優勝エンド、脱出エンドの
どれにするか。皆さん大変悩まれてるように思います。もしよければ私が過去を変えてあげましょうか?過去を変えるとすれば何処が良いですか?』」
黒「そうよねー過去を変えられるなら何処がいいかな?やっぱりお姉さんが殺されるところ?」
白「それとも親友のサラが麻生先輩の凶弾に倒れるところかな?」
八「ううん『壊』の西本先輩かな?」
黒「『壊』ってどんな話だっけ?」

473 : ◆wS/dh.cXEQ :2007/03/25(日) 05:10:15 ID:TdvuAkMo
白「確か、三沢先輩と冬木先輩が死ぬ話じゃなかったかな?でも2人とも八雲とそんなに関係ないわよね〜?」
八「・・・その後何だけど。」
白「その後は、確か播磨先輩を誤解から殺人鬼と思い込んでる沢近先輩が、播磨先輩を殺そうとするんだけど、」
黒「それに逆上した播磨先輩が逆に返り討ちにしようとするところで、西本先輩が・・・そういう事かぁ〜!!」
八「その後、姉さんの死体の前で播磨先輩と私が出会って・・・」
黒&白「・・・・・・」
黒「はい、では次のお便りを、矢神市在住の生徒会長さんからです。『黒キュアさん、白キュアさん、ヤクモンさん、スクロワは!』」
黒&白&八「スクロワは!」
黒「『八雲ちゃんと沢近さんの仲が、非常に先行き不安な様子で夜も寝られません。2人は仲直り出来るのでしょうか?
PSそれとあともし良ければ生徒会に入らないかい。』確かにこの展開が今現在1番気になりますねって前回と似たような質問があったような?」
八「・・・強いて言うなら、両雄並び立たずってことかな・・・」
黒&白「やっぱり!!」
八「冗談かな・・・」
黒&白「・・・」
八「でも、弓矢って真直ぐ飛ばない事多いから・・・・」
白「ねぇ八雲、矢じり研ぎながら言っても説得力ないよ。」
黒「この2人って似てるんじゃ・・・」
八「・・・」
黒「八雲何考えてるの?」
八「うちの学校って生徒会在ったの・・・?」
白「さあー」
黒「もーう、考えてもしょうがないから次のコーナーに進むわよ。」
黒&白「冥界さんスクロワは!」
白「このコーナーは死んでしまった仲間達と、ここと中継で結んでしまおうと言うコーナです。」
八「えっ、サラや姉さんに会えるの!?」
黒「現地のサラさん」
八「!?」
サラ(以下サ)『シャイ○ールミナスことサラ・アディエマスだよ。八雲お久しぶり〜。』
八「サラ、そっその格好は・・・」
サ『さっき、稲葉と榛名に用意してもらったんだ似合う〜そしてお揃いだよ。』
八「サラ、ちょと良い?」
サ『あいよ。』
八「私、金髪も英国人も好きよ。でもそれでツインテールしてる奴は大嫌いなの・・・分かる?」
サ『・・・はい、すぐ着替えます。』
八「よろしい。」
黒&白(さすがサラ副長、対応が早い)
サ『やっぱり、いつもの髪型が一番よね〜』
八「うん、サラはそれが1番だよ。でねサラ、その・・麻生先輩の事だけど・・・」
サ『うんうん、そう言うと思って皆呼んどいた。皆こっちこっち―――!』
天満(以下天)『やーくーも、頑張ってる!!』
八「姉さん!!」
今鳥(以下今)『おっ八雲ちゃん、元気ぃー』
花井(以下花)『八雲くーん・流石僕の思った人だ!ここまで頑張ってくれると信じていたぞ!』
周防(以下周)『おい、麻生もこっちに来るんだよ。』
麻生(以下麻)『おまけコーナーは嫌だ〜、奈良漬ラーメンは無理なんだ〜』
八「皆さんまで・・・ありがとうサラ。それで麻生先輩・・・」
麻『ひぃー奈良漬ラーメン怖い・怖い・・・』
八「!?」
周『八雲ちゃん、ちょっと待ってな。エィ!』ドン・・
麻『こわ・・ってあれ、ダメハネコーナーは?どうして俺はここに?』

474 : ◆wS/dh.cXEQ :2007/03/25(日) 05:12:06 ID:TdvuAkMo
八「麻生先輩御免なさい。私が怒り任せにあんな事を・・・」
天『えぇぇぇぇー!!本当なの八雲ー!!』
八「・・・うん、本当だよ姉さん・・・」
天『麻生君ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。この子はこんな事する子じゃないの!!
もし許してくれないんだったら私の体自由にしても良いから!!』
黒&白&サ(本当の事教えたほうがいいのかな・・・)
八「ね、姉さん・・・ありがとう・・」
麻『いや塚本、許すも何もあれは如何考えても俺が悪いからな、塚本の妹には罪はねーよ。』
八「麻生先輩・・・・」
天『いやー、麻生君良い人だ♪』
周『いや塚本そういう問題じゃないと思うぞ。』
麻『まあ、俺も花井とサラを殺しちまったし・・・』
天『ドヒャー、麻生君そんな事しちゃダメだと思うよ!』
周『いや塚本やっぱりそういう問題じゃないと思うぞ。』
天『麻生君も八雲みたいに2人に今謝ちゃえば?』
周『おっ塚本、中々いい事いうな。』
麻『お、おい。』
八「私もそれが良いと思います。」
麻『わ、分かったよ。花井・・すまん。』
花『いや、許さん!!』
麻『えっ。』
周『おい花井、幾らなんでもそれは・・・』
花『やっと、ヤクモンと初めて一緒になれると思ったのに――――!!』
周『おまえは、それしか無いんか―――――!!』ドゴ――――――ン!!
今『おい、花井大丈夫か!!』
花『おまえ、いつも良くこんなのくらってるな。』
今『いやーミコチン、イチさん、ララちゃんと、付き合ってたら嫌でも慣れるぞ。』
花『偉いなおまえ。』
天『さあ、次はサラちゃん♪』
麻『えー、何ていうかサラすまん。この通りだ!!』
サ『いーえ、絶対許しません。』
麻『へっ?』
八「サラ!?」
サ『許して欲しかったら、あのDと今すぐ別れて下さい。』
麻&周『なっ!!』
サ『良いじゃないですか?このゲーム無かったらきっと破局してますよ!』←たぶん本当です。
麻&周『そんな事あるか〜。』
サ『大体ゲームが始まった直ぐは、私とラブラブだったんだから良いじゃないですか。』
麻『えっ、確かにそうだったような?』
サ『周防先輩には前から言わして貰おうと思ってたんですが!!』
周『な、何だよ。』
サ『私が花井先輩が良いなと思ったら、私正妻ですってオーラ出しまくりで、麻生先輩格好いいなーと、
思ってたら横から
さらっていったあなたを、結城先輩やさつきに代わって葬らせていただきます。』
黒「サラ私の分も・・・」
白「稲葉なんか言った?」
黒「いや、何でもない。」
周『分かった、お前とは何時か決着を付ねーとと思ってたんだ!』

475 : ◆wS/dh.cXEQ :2007/03/25(日) 05:13:10 ID:TdvuAkMo
サ『八雲!!』周『塚本!!』
サ『お願いあのDを!!』周『お願いだあの黒い奴を!!』
サ『倒したいから力をかして!!』周『ぶっ潰したいから力を貸せ!!』
天『無理だよー大体そういうのは、愛理ちゃんの役じゃんか。』
八「姉さんと敵対するなんて出来ない・・・」
サ『沢近先輩の時だとやる気満々の癖に・・・んっ』
周&サ『沢近(先輩)か・・・よし!』
周『塚本これを見ろ。』サ『八雲これを見て。』
天&八「『5円玉?」』
周『お前は沢近・沢近・沢近・・・』サ『あれは沢近先輩・沢近先輩・沢近先輩・・・』
天『おほほほっ、美琴あのサラって子を葬ればいいのね。良いわ手伝ってあげる。』
周『こいつにとって沢近っていったい・・・』
サ『マスター(八雲)契約を!』
八「受け取りなさい。」
サ『えっ何で藁人形?』
八「あなたが、私と契約を結びたいならその藁人形の糸を解けばいい。』
サ『なんか後で地獄に行きそうな気がするけど良いか。』ヒュー
野呂木『怨み聞き届けたり・・・』
サ『あれ、誰かなんか言った?』
一同『さあー』
サ『よしこれでエッ○スカリバーが使える。』
周『ゴニョゴニョいいか、つっじゃなかった沢近今の作戦で頼む!』
天『ええ、良くてよ!』
今『おい、花井止めなくて良いのか?』
花『いや、良いだろう。八雲君は画面の向うだしそれに、』
今『それに?』
花『もう死んでるから、死ぬ心配も無い。』
今『それもそうか。』
麻『おい、お前ら何言ってるんだ。俺は行くぞ!』
今『おい、今行くとあぶねーぞ?』
サ『ハアァ――――――!!』ゴゴゴー
周『鬼○流!!』ゴゴゴー
麻『おいやめろ二人とも!?』
サ『エッ○スっ!!』ゴゴゴー
周『葬兵術、いまだ沢近――――!!』ゴゴゴー
天『ええぇ分かってますわ!!』シャッ!!
麻ドス!!(あれさっき矢の刺さったところにフランクフルトの串が!)
サ『カリバ―――――――!!』
周『拳王破砕掌―――――!!』
ドッカ―――――――――――ン
麻『ぐわ―――――――――!!』
サ&周『あれ?』
今&花『おーい麻生、生きてるか―?ってもう死んでるけどな。』
麻『おまけコーナーだけは二度とでね―・・・ガクッ!?』


476 : ◆wS/dh.cXEQ :2007/03/25(日) 05:14:55 ID:TdvuAkMo
サ『すいません。周防先輩、私たら・・・』
周『いいよ、サラちゃん、あたしもどうかしてた。』
天『なんか知らないけど仲直り出来てよかったねー八雲。』
八「・・・うん良かった。」
黒「いやー仲直りできたところで。」
白「はい、では本日のゲストは・・」
八「ちょっとまって。」
黒「まさか、また死のうとか!?」
八「違うの、サラ実を言うと。」
サ『何、八雲?』
八「・・・実を言うとサラの地獄行きが・・いや何でもない・・・」
サ『エッ!?』
白「はい、では本日のゲストは塚本八雲でした。」
サ『ちょっと、気になるじゃないって電源切るな――――ガチャン』
・・・・・・・・・・・
黒「いやー、今回も大変だったわ。」
白「ほんとねーしかも全然通常版じゃなかったような?」
黒「次回のゲストは一条先輩の予定です。もし死んでたら雪野先輩・三原先輩の豪華2本立てです。」
白「稲葉ちょっと考えたんだけど、」
黒「えっ何?」
白「冥界さんスクロワは!のコーナーで私達ほとんど喋ってない。」
黒「あっ!?」

じゃcb氏頑張ってください。つづくといいなー

次回予告
白「今鳥先輩本当にいいんですか!もう2度と会えないかもしれないんですよ。」
黒「格好付けてる場合じゃないじゃないですか。」
今「・・・・」
ちょっと初の泣けるおまけコーナー
※内容は大きく変わる場合があります。また作者の能力の所為で全然泣けないかもしれません。

477 : ◆wS/dh.cXEQ :2007/03/25(日) 05:20:52 ID:TdvuAkMo
最初はサラと周防決着つける予定でした。でもダメハネコーナーで麻生1人悪者で良いかと思いこうなりました。
また今回もキャラの性格変わりすぎだったことを深くお詫びいたいます。
ダラダラ長い文章に付き合っていただきありがとう御座いました。


478 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/25(日) 06:32:54 ID:UmsWsiBe
とりあえず乙
それにしてもすごい暴走ぶりですな

479 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/25(日) 07:42:04 ID:njCuKJWY
>『スクールランブルバトルロワイアル2ndスクラン軍団VS死神軍団』
これマジやりたいですw
鰤も大好きなもんで

480 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/25(日) 08:39:51 ID:1Zfr2ePJ
クロスオーバーは正直勘弁してほしい……

481 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/25(日) 09:27:24 ID:uxfsGqQn
普通の人間が死神に勝てるわけねーじゃん
開始直後にスクラン勢瞬殺で以後鰤ロワ

482 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/25(日) 12:51:00 ID:cXGuOb8S
スクランは作品単体のほうが映えると思う。他作品はちょっとなあ。
夏あらを入れて仁丹バトルロワイヤルならまだなんとか

483 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/25(日) 14:31:06 ID:LXIkPdH9
いくらなんでもキャラ全員別人すぎるのは萎えるだけなんだけど・・・・

484 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/25(日) 14:48:12 ID:SMyjkUkN
でも2ndは他作品の高校生のキャラを少しいれるのはいいんじゃね?
1stも半分のキャラはズガンみたいな感じだし、色々と駒が足りないと思う

485 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/25(日) 14:54:02 ID:1Zfr2ePJ
それはもはやスクロワとは呼べないと思う。

486 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/25(日) 16:13:02 ID:R46gQKYL
マガジンロワだな。

487 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/25(日) 18:26:56 ID:L5nbyKfg
そんな事になるくらいなら
まだショーン達や康介を入れた方が良い

488 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/25(日) 22:15:40 ID:iCG+LkCJ
何気にまとめサイトの番外編が整理されてるな。乙。

明日の今頃になっても投下はないだろうけど、
もう期限なしになってるも同然であまり予約の意味がなくなってるよなあ

489 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/25(日) 22:32:19 ID:SMyjkUkN
だから基本はスクロワでゲストに10人位いれる感じでさ
カメレオンとGTOから5人づつで

490 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/25(日) 23:01:33 ID:L5nbyKfg
前にも出ていたみたいですが
矢神に居る人達で外伝的な話を書きたいと思います
本編の内容に支障が出てこないようにしようと思っていますが
大丈夫でしょうか?

一回目は東郷と稲葉にしようと思っています



491 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/25(日) 23:24:04 ID:1Zfr2ePJ
一回、て事は連載するの?
内容に支障は出ないようにという事だけどギャグじゃなくてシリアス?

492 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 00:13:41 ID:XQOBMKQT
>>490
というか、あの2人は魔法少女ごっこして遊んでいるよ・・・。

493 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 00:16:08 ID:UzbfBLdQ
番外編なんだしいくらIFがあってもいいと思う

494 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 00:17:36 ID:kRd9u6u8
そういうのはもれなく「本編とは関係ない」オマケとして処理されるのでよろしく。
あくまでもここはスク“ロワ”のスレだから。

495 : ◆.Cb.m05RN. :2007/03/26(月) 00:59:50 ID:oGS+2lxW
すいません、期限までどうしても完成しそうに無いので延長お願いいたします。

496 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 01:39:49 ID:zm0gxYS6
>>495
うっす。期待してます


一応警告
毒と思われそうな意見は毒吐きスレで吐くように

497 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 02:42:35 ID:YbzrVUtU
>>496
そのレスが一番毒が含まれてるのだが

498 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 05:03:54 ID:bWibaJNU
毒かどうかは分からんけど

『番外編』=本編のスパイス

あると嬉しいが、メインを食っちまってはいかんと思ふ。

499 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 07:36:34 ID:EF2h/5P/
そのメインがもう詰んでる状態だからなあ

500 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 07:53:17 ID:AH2h+myC
まだまだこれからよ


501 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 11:31:39 ID:3UyCDCFo
そういやなんでまとめサイトのおまけの「梅津茂男」更新されてないの?

502 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 11:46:59 ID:kRd9u6u8
>>495
もう新人でもないのですから、「予約」の意味を理解していないわけではないと思います。
それなのにこうも延長が続くのは、ご自分の執筆速度の見込みが甘いのではないでしょうか?
早すぎる予約は、そのパートを練っている他の書き手が予約上書きしにくい空気を作ります。
これがリレー企画ということを理解し、改善の努力をお願いします。

503 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 20:04:39 ID:5KzMbrh3
今も予約したい人であふれてるならともかく、
誰も書こうとすらしてないんだからそう目くじらをたてるほどのことでもあるまい
一日二日延びるくらい許容すべき

504 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 20:12:26 ID:QO03HogC
>>502が予約したいんじゃねーの?

505 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 20:30:46 ID:4tBLrFmn
すればいいしょ

506 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 21:13:49 ID:ChTqauSp
>>503
今後を考えればいつ言われてもおかしくないことだろ
2ndもありそうなことだし

507 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 21:53:23 ID:f+lDhjzY
>>503
それが一度や二度ならともかく、Cb氏はちょっと繰り返しすぎてるからな(毒吐きにまとめがあったが)
やっぱ何度もルール破るのは頂けないよ、さすがに

508 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 22:11:16 ID:5KzMbrh3
きちんと期限守るのはX7氏くらいだし、やっぱ現状が書き手の都合と合ってないと思うがなあ。
Cb氏が繰り返してるように思えるのは投下回数が多いからじゃないかね。

509 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 22:21:52 ID:YbzrVUtU
期限過ぎることに何か問題でも?

510 : ◆wS/dh.cXEQ :2007/03/26(月) 23:00:46 ID:8KsQyQW8
やり過ぎました御免なさい・・・・・・・
以後気をつけます。・・・・・・・・・・
ちなみにプリキュアコーナー止めたほうが良いですか?
流石に空気読めてないような気がするし・・・・・・・

511 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 23:22:40 ID:2jexh4E1
>>510
本編でもなんでもない番外編なんで、なにも問題はないと思いますが?
煽り気にしすぎw

512 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 23:41:56 ID:M1Fj6TaG
>>510 まぁもう少しキャラを把握しないとね 精進あるのみ!

513 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 23:46:45 ID:EnFjuqpg
番外編なんだからむしろはっちゃけてないと全然つまらないと思う。
wS氏があまりにいい反応をするからみんな色々煽っちゃうんだよw
むしろ期待されてるからこれだけ意見を言われてるんでしょ。
がんがれ!

514 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/27(火) 00:29:20 ID:95drYUBX
パロディネタばっかじゃ飽きてくる人もいるだろうし、
キャラが違うとギャグとはいえ耐えられない人もいる。
たまには毛色を変えて投下するとまたいい評価もらえると思う。
自分はこれまでのも好きだけどな。

まあ一番いいのは本編やってみることなんだけど

515 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/27(火) 00:34:59 ID:2m+8qEHC
>>507
言っておくが、予約をしたら必ず期限内にかきあげなければならない、なんてルールはない。
期限を過ぎれば、ただ予約が無効になるだけ。

516 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/27(火) 00:42:39 ID:95drYUBX
予約期限きれたけど、Cb氏がもうすぐ投下するかもしれないしなあ
せっかくCb氏がやってるのに予約上書きするのも悪い気がするし、
かといって予約ナシで書くのもなあ……

って感じで他の書き手に悪い影響が出るから期限切れはよくないんじゃないのか

517 : ◆wS/dh.cXEQ :2007/03/27(火) 00:53:53 ID:0fhlAg8e
えっ、続けていいの!謝罪文章と今までの削除以来出そうかと思ってました。
>>480
クロスオーバーはやっぱり皆が楽しめないから今後封印します。
>>481
『スクールランブルバトルロワイアル2ndスクラン軍団VS死神軍団』
はあくまでも冗談です。本気にしないでね。
>>483
すいません。投下して次の日というかその日に友達の結婚式に行ったのですが
そこで冷静に考えてぞっとしました。キャラムチャクチャじゃんという事に気づいたので
>>498
プリキュアコーナー終わった後考えてる次のおまけコーナーが・・・
いや何でも無いです。
>>490
僕も参考にしたいです。頑張ってください。
>>511−513
ちょっと元気が出ました。有難う御座います。

まとめサイトの番外編でプリキュアコーナー出来てた時少し感動しました。
有難う御座います




518 : ◆wS/dh.cXEQ :2007/03/27(火) 01:00:03 ID:0fhlAg8e
>>514
本編やるほどの腕無いです。
もうちょっと他のSSを読んだり書いたりして自信が着いたらいずれ書きたいです。

519 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/27(火) 01:17:20 ID:vGZMIIMJ
なんか全レスするところがエロパロ板のカレー氏に似てるんだが本人じゃないよね?

520 : ◆.Cb.m05RN. :2007/03/27(火) 02:04:01 ID:ze//SlVh
期限が守れなくて本当に申し訳ありません。
スランプなのか筆が思ったより進みませんでした。
現在の進捗状況は六割程度ですので明日の投下も厳しいかもしれません。
もし他に書きたい方が居ましたら書いていただいて構いません。

521 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/27(火) 19:44:21 ID:S5W55lZy
他に書き手がいないのはほぼ確実なので、
一週間くらいじっくり練ってくれればいいと思います

522 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/27(火) 23:57:20 ID:i4TigRXW
間に合わないと思ったら、構成を考え直して短くするのも手だぞ。
ほどほどにきりのいいところで打ち切って他の書き手に任せることが
ダラダラと延長するよりロワのためになることもある

523 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/28(水) 00:16:19 ID:ekhtFDEy
延長が気に入らない奴がいたら、お前が書けよ
と最初に言っておこうか。

524 : ◆wS/dh.cXEQ :2007/03/28(水) 00:50:40 ID:92bgoygj
 今日1日いろいろ考えたのですが、やはり皆様に大変不快な思いをさせてしまったのは
事実ですので大変責任を感じています。
 もっと良い話が書けば良いのですが、何分偏差値45の高校で現国の成績が2の僕が
今すぐ書く事も出来ません。
 残り人数が減り手詰まりの状況で、おまけコーナーで補填できればと思っていたのですが
かえって不快な思いをさせてしまいました。
 そこでプリキュアコーナーは打ち切りと致します。また今ある3作に関しましても
出来れば削除の方向でお願いします。
 まことに申し訳御座いませんでした。
最後ですので、残りの予告だけ出来ていましたのでしておきます。

第5回モブモブ祭り其の一 三原梢編
冴子「でさー梢は何人殺ったの?」
三原「へっ?」
鬼怒川「ノルマは3人って言ったわよ。」
恐るべき裏4人娘
第5回モブモブ祭り其の二 雪野美奈編
雪野「いでよ!!名無しモブ達よ!!」ゴゴゴ―――――
黒&白「な、何が起こるの!!」
モブ一同「モーブ――!!」
活躍の場が無かったモブ達よ今こそ立ち上がるのだ!!
最終回出番ですよ姐さん最終回スペシャル
高野「まさか茶道部の部室に○○○が来るなんてね」
サラ「本当ですよ○○○がいる事に驚きです。」
黒&白「いるんだ○○○。」
高野が最強でなくなった理由が今あきらかに!

>>481
こんなの見つけました。取りあえず1勝はしたみたいです。

http://www.h7.dion.ne.jp/~sankon/scr/21wa.htm

>>519
そんな人いるんだ。今度あってみたいな〜

でもう最後です。書き込みも今日で最後にしようと思いますではさようなら。

525 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/28(水) 00:52:05 ID:l8VSMHCl
まぁマターリと待つべ

526 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/28(水) 00:54:26 ID:SkLRgknP
>>520
いっそのこと、予約せずに話を書いてしまう、という選択肢もあるんじゃないかな?

書きかけの段階で他の人に予約or投下されて、苦労が水の泡となるかもしれない、
というリスクは当然負うことになるけど、期限に縛られることなく書くことは出来る。

たとえ他の人に先を越されて作品がお蔵入りになってしまったとしても、
そりゃもったいないしだろうし、無念だろうけど、自分が悔しい思いをするだけですむ。
でも、予約しときながら期限内に仕上がりませんでした、では他の人からの信用を失うことにもなりかねない。
特にあなたの場合、たびたび同じように期限切れを繰り返しているだけになおさらね。

中盤からの参加ながら、投下数も多く、このスレに多大な貢献をしてくれたあなたのことを、俺は高く評価してる。
だからこそ、作品そのものに対する問題以外で揉めるようなことにはならないでほしいな。

527 : ◆.Cb.m05RN. :2007/03/28(水) 02:02:36 ID:cODBs/ii
様々な意見を読ませていただきました。
さすがにこれ以上お待たせするのはまずいですので
前半部分で切って今から投下いたします。

528 :『奇襲』 ◆.Cb.m05RN. :2007/03/28(水) 02:04:24 ID:cODBs/ii
『ふ……ふざけないでよっ!』
『何が励ましだ……ふざけんな!」』
『ふざけないで……何なんですか、先生達は!?』

放送を終えた直後から車内の無線機は生徒達の絶叫を続け様に吐き出し始めた。
盗聴はもはや生徒にも知られている、この罵声は自分達が聞いているのが解っていて叫んでるに違いない。
入り混じって流れる教え子達の声を学校に残った連中はどう聞いているのかと刑部はふと思う。

「あちゃー、あの子達随分怒っちゃいましたね」

音量を絞りながら笹倉が苦笑いを浮かべた。

高野と八雲は冷ややかというか特に気にも止めてないらしく一向に叫び声が聞こえない。
その二人を別とすれば意外にも播磨が最も早く立ち直り、高野に窘められた後はすぐさま相談を始めたらしい。
しかし他の女子はよほど頭に血が上っているのか不機嫌な声は止む気配が無い。
特にキンキンした声で罵声の乱れ撃ちをしている沢近には二人も辟易するしかなかった。

「ま、それでこそ励ました甲斐があったというものだ。我々は憎まれ役でちょうどいい」
「ですね、元気になってくれたので良しとしましょう」

表情を崩すことなく刑部が言い、笹倉もそれに相槌を打つ。
どの道、今更生徒達の機嫌を取っても意味が無い。
今回の放送が無くとも、もはや自分達への印象は最悪以下という事は二人共認識していた。
放送で流れた谷の泣き声も神経を逆撫でするものでしかないだろう。

「……で、これからどうするんだ?」

刑部はコキコキと運転席で体を解す笹倉へと問う。
騒いでいた沢近も八雲に宥められた様で車内は何時の間にか静寂を取り戻していた。
足元を見れば大量のパンと荷物で膨らんだリュックが置いてある。

529 :『奇襲』 ◆.Cb.m05RN. :2007/03/28(水) 02:05:17 ID:cODBs/ii

あの後、三叉路でコーヒーブレイクを終えた二人は当初の予定通り海岸沿いの道を進んで放置された支給品を集めたのだった。
最も、弾の無いモスバーグM500や説明書無しではゴミとしか見えない破損した防弾傘はそのまま拾わなかった。
さすがに弾丸まで補充するのはゲームの前提を狂わせる。
それでも弾丸が十分に残っているAR15だけでも相当な戦力には違いない。

刑部は自分の希望通りに事が進んだ事に一安心したのだがその後が問題だった。
真っ直ぐ海岸沿いの道を進めば八雲達と不必要な接触をしてしまうという事で
山に向かう遠回りのルートを選択したのはいいものの、これなら放送前に着けるなと刑部が思った途端に軍用車が停まる。

「う〜ん、やっぱり眠いですね。という訳で先輩、ここで一休みしまょう!」
「……」

言うが早いか笹倉はシートを倒して横になってしまった。
ここまであからさまにされると怒る気にもなれない。
ひょっとしたらただ眠りたいから外出を志願したのか?とさえ勘繰りたくなる。
確かに車でも管理室よりは多少マシな睡眠が確保できるだろう。
釈然としないものを感じながらも刑部は自らのシートを傾けた。
運転を代わったところで奪還にはどうしても笹倉の協力が必要になる。
なら仕方ないという事で眠らないまでも横になる事にしたのだった。
途中放送についての指示が入ったりもしたが、それでも二人の眠気は出発時よりもかなり改善する事が出来た。

以上がこれまでの経緯だった。
また一眠りする、などと言い出さないかと思いながら笹倉の返答を待つ。
刑部としてはせっかく回収した物を持ってゆくのならば早い方が良かった。

しかし状況はあまり動いてない。
肝心の首輪番号は八雲と接触した沢近が眠った為に一条達には伝わっておらず、
起きた今でも移動を優先したらしく無線機から聞こえてくるのは荒い呼吸が殆どだ。
播磨、高野と一条、雪野の距離は縮まりつつあるがこちらもどう転ぶかは解らない。
刑部自身、決着が付くまで待つべきかと判断を迷っていたのだが意外にも笹倉は移動を提案した。
「何を言っているんですか、放送も無事終わりましたし眠気も取れました。これ以上動かなければサボってると思われますよ?」
では今までの行動は何だ、と口に出かかったが喉元で止める。
「まさか、今回の放送の事を知ってて待っていたのか?」

530 :『奇襲』 ◆.Cb.m05RN. :2007/03/28(水) 02:06:21 ID:cODBs/ii

刑部は念の為に尋ねた。
姉ヶ崎の独断に思われた今回の放送内容を笹倉が事前に知っていてその為に、と一瞬考えたが
わざわざ生徒を煽って行動を起こすその理由がわからない。
そして答えは「さあ、どうでしょうね?」とあっさりはぐらかされてしまう。

「……わかった」

これ以上聞いても無駄と判断し、刑部はこの話を打ち切る。
考え過ぎかもしれない、単純に休憩か気分転換がしたかっただけなのかと思った途端に軍用車が急発進した。
大出力エンジンが装甲に覆われた車体を加速させ、刑部の体をシートへと押し付ける。
法定速度などどこ吹く風、笹倉は愛車でいつもやっているようにエンジンに唸りを上げさせた。
しかし生徒達に見えない様に無灯火での走行である。
暗視装置の映像がスクリーンとなったフロントガラスに投影され、笹倉に充分な視界を与えているのだ。
ここに来てパソコンとの距離は急激に縮まり始めた。


       ※   ※   ※   ※   ※   ※   ※


闇の森を一組の男女が走り抜けてゆく。
月明かりが無いだけでこうも違うのかと二人は思った。
頭上は枝葉に閉ざされ、星の瞬きも僅かな隙間からしか見えない。
ましてやリヤカーが通った跡などよくよく注意しなければすぐ見失ってしまいそうになる。

「こっちよ、播磨君」

それでも高野は迷わない。
リヤカーを引いて行く以上、行動はかなり限定される。
木々の間が広がっており、起伏もなだらかで通り易い地形を辿ればまず間違いは無いと判断する。
案の定、不自然に草が踏み潰された跡や折れ曲がった枝が所々に目に付いて自信を確信へと変化させた。

―――二人は間違いなくこの先に居る

播磨もそう感じたのだろう、張り詰める気配が高野へと伝わってくる。
しかし問題はその距離だ。
これ以上不用意に進めばいきなり撃たれかねない。

531 :『奇襲』 ◆.Cb.m05RN. :2007/03/28(水) 02:07:15 ID:cODBs/ii

「播磨君、ここからは左右に散るわ」

播磨にも言いたい事が伝わったのだろう。
リヤカーの通り道をそのまま辿らずに高野がその左側、播磨が右側へと距離を取って二手に分かれる。
二人の間を密生した木が隔てるが既に播磨もリヤカーの進路を把握しており迷う心配は無いはずだ。

『高野!おい聞いてるか!』

突如身に付けたインカムから播磨の声が発せられた。

「聞いてるわ、何よ?」

不機嫌そうな声で高野は返答する。
用があるならもっと早く言いなさいと僅かに苛立つ。

『さっき俺に聞いたあの質問をするぜ、お前はあの二人に会ったら殺すのか?』

一瞬言葉に詰まったがすぐに答を返す。

「そうよ、殺すわ」

高野には確信があった、こう言っても播磨は今ここで止めようとはしない。
そのつもりならばもっと早くに言い出して約束させているだろう。
もとよりそんなものは守るつもりは無いのだが。

『やっぱりかよ、どうせお前はそう言うと思っていたぜ』
「改心したから殺さない、なんて言ったら信じたの?」
『まさか、俺もそこまで馬鹿じゃねえ』
「なら見逃してくれる? 直ぐには殺さないであげるわよ」

そんな事を喋りながら高野はいい傾向だと思った。
播磨は既に愛理に協力してハリー殺しに加担していると西本から聞いている。
つまり障害となる人物を殺す事を一度は認めているのである。
だからこれは確認だ、あの二人があくまで妨げになるのなら排除もやむを得ないという事の。

『二人が協力するのなら文句ねえだろう? まずは俺が説得する』
「わかった、任せるわ」

それは逆に言えば協力が得られなければ自分の行いを認めると高野は解釈した。
例え二人が播磨を受け入れて自分を排除しようとしても今度は播磨が庇うだろう。
ここまでは順調に動いている。

532 :『奇襲』 ◆.Cb.m05RN. :2007/03/28(水) 02:08:59 ID:cODBs/ii

だが高野には教師達の動きが気になった。
メモリの事を伝えてから既に数時間が経過しているが道路を通っている間、後ろから車一台来なかったのが気になった。
放送でも六人全員が揃っていたし、まさかこのまま脱出の芽を放置するのだろうか。
冗談では無い、希望というの名の絶望もそれを生み出した教師達も許せない。

―――何をしてらっしゃるのですか、あなた方は?

改めて苛立ちが募る。
なら、と高野は決意する。

―――いいでしょう、誰もやらないのでしたら私が罰を与えます

忘れないと決めた思い出には教師達も数多く関わっている。
だからこそ高野は彼らを許せない。
優勝し、そして必ず全員を殺す。

高野は新たな目標を胸に刻んで闇の奥へとさらに一歩を踏み出した。


       ※   ※   ※   ※   ※   ※   ※


神経が張り詰め、ショットガンを握る掌が汗でじっとりと湿る。
風だろうか、時折枝葉がざわめく度に一条は慌てて銃をそちらへと向け、雪野は思わず身を引いてしまう。
圧倒的有利な武器を持っているにも関わらず二人の心は過度の負担に軋んでゆく。

殺人鬼と思い込んでいる二人が自分達を襲いに来るかもしれない恐怖。
信頼し、憧れていた人に裏切られた怒り。
連絡を寄越さない仲間への苛立ち。
そして汚れてゆく自分に対する不安といった様々に渦巻く負の感情に加え、普段の生活なら決して入る事の無い闇夜の森の奥深く。

圧倒的に悪い環境が揃い過ぎていた。
このまま高野達が通り過ぎたとしても心身への負担だけで二人は倒れるかもしれない。

「来るなら早く来てください!気付かないならさっさと行って!」

地図の更新を待つ間に苛立ちでそんな言葉が口に出る。
状況を判断できないストレスは手元の草を引きちぎって紛らわせようとしたが収まらない。
リヤカーを引いてきた方向に銃口を向けながら一条はひたすら闇へと目を凝らし続ける。

533 :『奇襲』 ◆.Cb.m05RN. :2007/03/28(水) 02:10:49 ID:cODBs/ii

今の一条と雪野の顔を他人が見たらその変貌ぶりに驚くかもしれない。
疲労が色濃いにも関わらずその眼光だけが鋭く輝いていた。
麻生が陥ったのと同じ状況に彼女達も入りかけていた。

そろそろ更新されるはずだと二人がパソコンに注目したその直後だった。
警戒していた方向からガサガサと草を掻き分ける音が聞こえ、思わず雪野は飛び上がる。
風でも小動物でも無い事は音の大きさで解った。

「やっぱり来たんですね!人殺し達が!」

地図の確認を中止し、素早く身を潜める。
息を殺してそのまま待つとサングラスを外した播磨の姿が現れた。

距離はあるが広範囲に弾丸が散らばるショットガンなら問題は無い。
何より手に持っている鉄パイプを見て「播磨は殺人鬼」という考えがより確かなものになる。
躊躇わずに引き金を引こうとしたその直前、播磨がこちらを向いて目が合った。


       ※   ※   ※   ※   ※   ※   ※


考えるより先に体が動いた。
今までの喧嘩の経験が役立ったのかもしれねえ、一条の目を見てこれはヤバイってわかっちまった。
けどそう思った時に俺は何時の間にか地面を蹴って木の後ろに飛び込んでたんだ。
次の瞬間一条が俺を撃った。
威嚇じゃねえ、本気と書いてマジで俺を狙ってきた。
枝が吹っ飛び、リュックが引き裂かれて西本から貰った植物図鑑が紙吹雪になっちまった。
反応が遅れたら間違いなく俺は穴だらけになっていただろう。

「撃つな!俺はお前らを殺す気は無ぇ!」

俺は声を張り上げてとにかく一条の奴を落ち着かせようとした。
ゲームを潰すにはメモリが必要だ、協力しようって呼びかけたんだが返って来たのはまた銃声だった。
体をヨガみたいに曲げて無かったら絶対当たってたぜ?
畜生、あいつ等お嬢みたいに人の言う事を聞きやしねえ!
何でわかんねぇんだ!
俺がお前らに何かしたのかよ!

(いい?一条さん達が持っているショットガンの残弾は四発、狙撃銃は九発、拳銃は十五発、これをよく覚えていて)

高野が言っていた事を思い出す。
糞、まだたっぷり残ってやがるんじゃないかよ!
手を上げて出て行った所で無理なのはいくら俺でも解ってる。

534 :『奇襲』 ◆.Cb.m05RN. :2007/03/28(水) 02:12:18 ID:cODBs/ii

「だーかーらー! 俺はお前達も助けたいんだよ! ちゃんと話を聞け!」
「人殺しが何を言ってるんですか! 騙そうってそうはいきません!」
「何偉そうなこと……順子の事を助けられなかったくせに!」

自慢じゃないが昔からボコッた相手の恨み言は聞き慣れている。
だから解るぜ、二人共俺を本気で憎んでいるってな。
簡単にいくとは最初から思って無かったがあいつらこんな奴だったか!?
一条の奴と会うのはゲームが始まってから初めてで雪野って女は確か二度目だ。
その時どんな顔してたのか覚えちゃいねえがあんな幽霊みたいな表情は絶対してなかった。

「アイツらも……なのかよ」

つい愚痴を言っちまう。
この島に来てからおかしくなった奴を俺は何人も見てきた。
キレたお嬢にはボコられたり銃を向けられるわ、ハリーの奴に襲われるわ、顔も知らねぇ二人組にも殺されかけた。
高野の奴も平気で人を殺してやがった。

……いや、俺だってメモを見る前はおかしくなっていたじゃねえか。
お嬢がやらなけりゃハリーは俺が殺してた。
烏丸のヤロウと会った時もマジで殺るつもりだった。

そう思うとあの二人がおかしくなるのは不思議でも何でも無いのかもな。
しかし今のアイツ等が素直にメモを読んではくれねえだろう
天満ちゃん、どうすりゃいいんだ……

そのまま隠れていると一条が隠れていた茂みを飛び出してきやがった。
周り込んで俺を撃つつもりなのかよ。
俺も素早く別の木の後ろに隠れながらある事に気が付いた。

―――そういや高野の奴は何処に居るんだ?


       ※   ※   ※   ※   ※   ※   ※


高野は息苦しさを我慢して全力疾走を続けていた。
既に播磨と一条が接触したのだろう、背後からは銃声とさかんに説得する播磨の大声が聞こえる。
しかし予想通り二人は聞く耳を持たないらしい、だからこそ都合がいい。
あの様子なら二人の注意は暫く播磨一人に向かうだろう。
それで充分だ。

535 :『奇襲』 ◆.Cb.m05RN. :2007/03/28(水) 02:13:23 ID:cODBs/ii

勢いのまま藪を乗り越えて樹木を避け、岩を飛び越して狙い通りの進路を描く。
邪魔な枝葉は鎌で薙ぎ払ってでも強引に進む。
すると見えた。
高野の視線の先に存在するのは薙刀を持っていながら叫ぶだけで何もしようとはしない雪野の背中。
一条は播磨を狙おうとして雪野よりずっと先に進んでいた。
二人共正面に集中する余り、背後への警戒は完全に意識の外だった。

これが高野の狙った事。
正面の播磨を囮にして大きく迂回、そして背後からの奇襲。
音は三人が発する説得や怒声、銃声で隠されていた。

高野は雪野との距離を急速に縮める。
すると足音に気付いたのか雪野が振り向きかけるものの手遅れだ。
背中から取り押さえて素早く首筋に鎌を押し当てる。

「痛っ! 痛い!」

暴れようした雪野の首に血が滲む。
このまま動けば自ら傷付いてしまう事をいやがうえにも解らせられて薙刀を取り落とす。
高野は素早く腕を捻りあげると雪野がさらに悲鳴を上げる。
その騒ぎ声を聞き付けて一条もようやく高野の存在に気が付いた。
慌ててショットガンを向けるがその先には怯える雪野が高野の盾となって邪魔をする。
雪野は一条にとって守るべき存在、それ故に引き金は引けなかった。

「……卑怯、卑怯者ですね!」

ショットガンを二人に向けたまま賭け付けた一条が罵る。

「あらそう? 誉め言葉と受け取っておくわ」

ベタな悪人の行動そのままな自分と一条が口にしたお約束の台詞につい自嘲気味の笑みをこぼす。
しかし一条にはそれが気に障ったらしく一層眉を吊り上げた。
余計な会話など必要無い、高野は左手を雪野の腕から離してそのスカートからシグ・ザウエルを引き抜いた。
体を密着させている間に挟んであった銃の存在を把握していたのである。
右手は鎌を雪野の首筋に押し当てたままセイフティを解除して躊躇い無く一条へと向ける。

「止めろ高野!」

その時だった、もっとも遠くに居て対応が遅れた播磨が高野を制止させようと叫ぶ。
もちろん高野にそのつもりは無かった。
引き金が引かれて甲高い音が森の中を突き抜けた。

536 :『奇襲』 ◆.Cb.m05RN. :2007/03/28(水) 02:15:09 ID:cODBs/ii

「ちっ!」

結論から言えば高野の射撃は失敗した。
確かに発射された弾丸は一条に命中したが肩の肉を抉った程度で致命傷には成り得ない。
もう一度撃とうとしても既に一条は樹木の影へと逃げ込んでしまった。

セイフティを解除する僅かな手間が一条に逃走の時間を与え、
利き腕ではない左手での急いだ射撃だったが為に狙いが大分外れてしまったのだ。
さらに弾の節約の為に単発モードにしていた事も災いした。
フルオートか三点バーストであればより有効な射撃が出来ただろう。

しかしこれで形勢は逆転した。
雪野を人質に取っている限り一条は自分に手を出せない。
播磨ももはや用済みだ、ここで自分の邪魔をするのならば今殺してもいいだろう。
銃がある今ならばそれも容易な事だ。

「貴方はその後ね……雪野さん」

機嫌取りをしていた頃の猫撫で声を耳元で囁くと雪野の体がビクッと震えた。
制服越しにその動揺が伝わると高野は自分の優位性を確認して満足する。


しかし、その高野にも迫りつつある新たな存在の事は気付いていなかった。
それは高野だけではなく播磨や一条も知らない事。
嵐の前の静けさなのだろうか、空気は一層張り詰めてゆく。

播磨が求めていた希望とは全く別のものが今この場を満たしていた。



【午後:0〜1時】

【播磨拳児】
【現在地:F-03北部】
[状態]:疲労。返り血にまみれている。
[道具]:支給品一式(食料4,水2)、鉄パイプ、インカム親機、黒曜石のナイフ3本、UCRB1(サバイバルナイフ)
     さくらんぼメモ、烏丸のマンガ
[行動方針]:ゲームを潰す為に生き残りを協力させたいが、この場をどうする?
[最終方針]:生き残ってマンガを描き続ける。
[備考]:サングラスを外しています。高野を殺人者と認識しています。ゲームの目的を知りたがっています。リュックの一部が破損してます。

【高野晶】
【現在地:E-03北部】
[状態]:疲労。
[道具]:支給品一式(食料0)、シグ・ザウエルP226(AT拳銃/残弾14発)、鎖鎌、薙刀の鞘袋(蛇入り)、インカム子機
     雑誌(ヤングジンガマ)、ブラックジャック×2(岡の靴下でつくられた鈍器。臭い)
[行動方針] :一条を殺し、次に雪野を殺す。邪魔をするなら播磨も殺害する。
[最終方針] :全員を殺し、全てを忘れない。反主催の妨害。教師達にも罰を与える。 ゲームの目的を知りたがっています。

537 :『奇襲』 ◆.Cb.m05RN. :2007/03/28(水) 02:16:17 ID:cODBs/ii


【一条かれん】
【現在地:F-03北部】
[状態]:疲労大、肩を負傷、極度の精神不安定状態。人殺し(特に播磨)、教師達に憎悪。
[道具]:支給品一式(食料5、水1)、ショットガン(スパス15)/弾数:2発、東郷のメモ
[行動方針]:1.高野、播磨を罰する。 2.雪野を助ける。 3.教師達も罰する。
[最終方針]:生きる。何があったとしても。
[備考]:自分なりの正義の下に動く。播磨が教師達に優遇され人殺しを行っていると思っています。

【雪野美奈】
【現在地:F-03北部】
[状態]:疲労大、首筋に切り傷、極度の精神不安定状態。高野への依存と憎悪が入り乱れる。播磨に憎悪。一条を始め人殺し全員に怒り。
[道具]:支給品一式(食料6、水1)
     雑誌(週刊少年ジンガマ)、パソコン(フラッシュメモリ、バッテリー付き)
[行動方針] :人殺しは嫌。
[備考]:播磨が教師達に優遇され人殺しを行っていると思っています。

【共通:盗聴器に気付いています。】

※日本刀、ドラグノフ狙撃銃/弾数9発、工具セット(バール、木槌、他数種類の基本的な工具あり) はリアカーにあります。
 リアカーは一条・雪野の傍にあります。
 薙刀は高野・雪野の側に落ちています。


【午後:0〜1時】

【笹倉葉子】
【現在位置:F-04】
[状態]:眠気は改善
[道具]:リボルバー(S&W M686Plus)/弾数 6発、.357マグナム弾20発
[行動方針]:パソコンの元へ向かう。
[最終方針]:ノートパソコンかフラッシュメモリの奪取/破壊
[備考]:なし

【刑部絃子】
【現在位置:F-04】
[状態]:眠気は改善
[道具]:自動式拳銃(ワルサーP99)/弾数 16発、9mmパラベラム弾15発入りダブルカラムマガジン1つ
[行動方針]:パソコンの元へ向かう。
[最終方針]:ノートパソコンかフラッシュメモリの奪取/破壊
[備考]:なし

軍用車(詳細不明)には、二人分の様々な荷物、そして島の南部で回収した以下の品を積んでいます。

支給品一式(食料16、水4)  殺虫スプレー(450ml) ロウソク×3 マッチ一箱 突撃ライフル(コルト AR15)/弾数:38発
     スタンガン(残り使用回数2回) キャンピングライト(弱で残り2〜3時間)  診療所の薬類


538 : ◆.Cb.m05RN. :2007/03/28(水) 02:19:52 ID:cODBs/ii
投下終了いたしました。
お騒がせして申し訳ありませんでした。

539 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/28(水) 02:56:26 ID:s6OD4YyM
乙!良かったです。やっぱりラスボスは高野か〜、高野を倒したら脱出決定で高野が勝ったらそのまま優勝決定だな〜
やっと死者のでる殺伐としたバトロワに戻ったとwktkです!残りの4割の後半を楽しみにしています

540 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/28(水) 03:24:48 ID:548P/BFU
>>538
GJです
熱い展開に燃えました

それと疑問なんですが
>リアカーは一条・雪野の傍にあります。
とありますが、これは今ではどうなんでしょうか?

541 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/28(水) 08:52:27 ID:WmMg1YVz
これって前編?それとも構想の前半部分だけを一作品に収めた?
現状は予約なし、Cb氏が続きを書くつもりなら自己リレーになるんだろうか

542 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/28(水) 09:39:31 ID:IcxNg0zQ
>>538
乙!ようやくバトル勃発だな、どうなるか楽しみだよ
>>539
前半で切って、と言ってるからこれで全部じゃない?

543 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/28(水) 09:42:25 ID:KohklQPW
いい引きだな〜、面白かった乙
最終局面といっていい場所だし、ちまちま進めくのも悪くないと思うぜ。
むしろ最後まで結末を見てしまうよりここで一旦切られるほうがいろいろ予想できていい感じだ。

>>541
投下したんだから氏の優先権は当然なくなってるだろう。
その間に予約が入ったら、その人の話が優先されるはず。
だが他に誰も予約なければ、Cb氏がそのまま残りを投下してもらっても構わないと思う。
誰も書かないのに自己リレーなんか気にされても仕方ないしな

544 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/28(水) 11:17:13 ID:ASwWcyi+
お前らうざい。これ読め

バトルロワイアルスレがうざすぎ
http://human6.2ch.net/test/read.cgi/subcal/1174605784/

545 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/28(水) 23:48:14 ID:AiRiFWFT
>>538 GJ!
キャラそれぞれの持ち味が出てて良かったです!

さすが高野だな。銃持った相手を制圧しちまうとは。
果たして刑部たちも制圧できるのか…

546 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/28(水) 23:52:36 ID:WmMg1YVz
いくら車があっても、刑部と笹倉の移動距離が長すぎない?
南で回収してなおかつF-04を1時までってできるのか?

547 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/29(木) 02:23:41 ID:G1EuDYEz
>>546
ぶっちゃけこの島は周囲10キロらしいからよゆう
最近原作見返して確認したから間違いない

548 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/29(木) 10:16:25 ID:HQqpirZA
周囲10kmかぁ
河口湖の半分くらいかな

549 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/29(木) 10:28:09 ID:GuCAPf79
周囲10Kmではないよ。
一応エリア一区間が3Km四方っていうふうに以前の話し合いで決まってるから。

550 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/29(木) 13:25:02 ID:XJvlrlLQ
基本ルールより
 一つのエリアは歩いて一時間程度、走れば10〜20分で横断できる
 (但し、舗装された道路や草木の有無などでその時間は異なる)

人間の平均歩行速度は4kmくらいらしい。
ロワだから周囲の警戒をしながら進む必要がある為、実際は一つのエリアを横断するのに小一時間はかかるって感じか。
それで1マス2〜3kmくらいの距離がある、と。

絃子さん達の移動の経緯をちょっと考えてみた。
車の進行ルートは奈良の荷物を回収しているからG-09から道路沿いに南に移動しまずH-08へ。
次いでI-09に行って、I-05からは北に迂回。で、ここで一旦休憩に入る。
それがどこなのかまでは明示されてないから、どうとでも解釈できる(それこそG-04とかでもok)。
『珈琲』が22〜24時なので、ここまでに最大で1時間以上は移動時間があったと考えられる。
で、そこから放送後約1時間でF-04まで到達した、というのが今回の話。
さっき書いた通り1マス2〜3kmで、今回の車のスピードは不明。
ただ法定速度などどこ吹く風としか書かれてないから、その気になれば時速100km以上で走ったと考えてもok。
しかも道路は斜めになってたりもして全部が全部1マスできっちり2〜3キロある訳じゃない。
それで考えれば十分間に合いそうじゃない?
仮に葉子さんが時速100kmでブイブイ言わせたなら1マス(2〜3km)を通過する所要時間が2〜3分くらい。
『珈琲』〜第六回放送までにG-09〜I-09、I-09〜G-05と移動したとしても、1時間とかからず行けるはず。
これは時速80kmや60kmでも大丈夫。よって前半部分は問題ない。
後半部分は前半より距離が短いので、放送後に多少のんびりしてても十分余裕を持ってF-04に行ける。

あとは細かいとこだけど、>>536の高野の所在地をF-03にして、
>>537のリヤカーの所在地を リアカーは雪野の傍にあります。 に変えればいいんじゃない?

551 : ◆.Cb.m05RN. :2007/03/29(木) 18:45:39 ID:Oaeuyn5a
多くの感想ありがとうございます。
後半部分の構想はあるのですが>>543さんの言う通り一つの作品として投下した以上
他の方が続きを書く事は全く構いません。
自己リレーになりますし数日間様子を見ようと思います。

>>550
ご指摘通り高野の現在位置はF-03の間違いでした。
リヤカーの場所については以下に変更いたします。

 リアカーは高野・雪野の傍にあります。

552 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/29(木) 19:14:09 ID:CwZO3c4C
つか時速30でも余裕かと

553 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/29(木) 21:22:55 ID:E7TZzDI9
今度こそ過疎期へ

っていうか三月も終わってしまうが、1氏は今後も更新大丈夫なんだろうか

554 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/30(金) 04:30:31 ID:PXHoPMmb
>>553
一月に一度の更新でも大丈夫だろ

予約がついてるかどうかなんて定期的に確認レス付けときゃわかるし

555 :1 ◆PhRNUx7oBQ :2007/03/30(金) 08:17:23 ID:7K0WdzkL
とうとう社会人デビューしなければならなくなったので、今後は未知数としか言いようがありません。
予約やこれまでの話やフラグの確認など、皆様のご協力をお願いします。

あと、現在のまとめに使ってるアクセスカウンターは15日以内にログインしないと消される物です。
今後15日以内にログインする事を継続する自信がないので、
よければそういった頻繁なログインが不要なレンタルカウンターがあれば教えていただけないでしょうか?
こちらもよろしくお願いします。

556 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/30(金) 13:18:33 ID:R3G4fgvW
ものすごく今更なんだけどさ
俺の脳内イメージではなぜか花井は道着にスニーカーだったんだよね
あと麻生は文化祭で周防と踊った時の格好のイメージだったもんで花井vs麻生の時は脳内ですごい変な場面になってた

557 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/30(金) 13:26:32 ID:MZzVXrTX
>>1
今まで乙っす
社会人おめでとうがざいます

つかスクロワの花井はヘタレ化もネタキャラ化もしないので違和感ビンビンだった
あれ、花井がまともすぎじゃね?って感じもしたし、正直ちょっとあれだったし
逆に今鳥、東郷もはネタキャラ化もしてくれてたので死んだ時すげー残念だったな
でもネタ分多めで死ねただけマシなのかも
西本の最後らへんとか初期、中期のおふざっけっぷりがなくなって魅力半減してきてたね
カッコいいのも良いけど基本ギャグキャラな人は適度にカッコいいだけで良いよ

307 KB
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

>>67 : バロウズ(翻訳)
>>68 : 北方謙三
>>69 : 泉麻人
>>70 : オレ
>>72 : 藤子不二雄(アニメ「ドラ-ト=/test/read.cgi/subcal/1172329377/">★スマホ版★ 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

read.cgi ver 05.04.00 2017/10/04 Walang Kapalit ★
FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)